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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬が怯える賃貸物件、もしかして心霊現象?原因と対策を徹底解説

#犬の行動
 

愛犬が急に特定の部屋を怖がったり、落ち着きがなくなったりすることはありませんか?もしかしたら、それは心霊現象のせい…?今回は、そんな不安を抱えるあなたのために、犬が心霊現象を感じ取るのか、その原因と対策を徹底的に解説します。

皆さんは心霊現象を信じますか?
「幽霊」という体的なものは信じませんが「霊」というものはあるのかも・・

我が家は2階建ての賃貸ですが
2階の3部屋のうち寝室に使用している部屋以外の2部屋は使用してなくほとんど物置状態です。その部屋(とくに角部屋)に何かを感じます。
普段から部屋に入るたびに誰かに見られてる感じがずっとします。角の梁の天井部分とそれと繋がる押入れの上の扉のあたりがとくに薄気味悪く「ゾクっ」とすることもたびたび。
実は知人や親類が一時的に居候していたときにその部屋を使っていましたが「おちつかない」「体調悪い」とよく言っていてけっきょく出て行きました。
私自身、「幽霊」というのは見たこともないし信じませんが「何かを感じる」という面では過去に仕事上やプライベートでも感じた場所がピンポイントで複数の人間が指摘する場所でもあったことがありました。
就寝時私は寝室の端っこですが隣の部屋から瞬間的な物音やミシミシ音が聞こえるうえに何か見られている感が非常にします。
あげくのはてに、先日まで保護していた野良ちゃんもドア越しにしょっちゅう立ち止まって部屋を気にしていました。

動物が敏感に感じるのですからやはり何かよからぬ事があるのでしょうか。。。

もしかして愛犬は心霊現象を感じている?

犬は人間よりもはるかに優れた五感を持っています。特に聴覚と嗅覚は人間の数倍から数十倍とも言われており、私たちが感知できない音や匂いを敏感に察知することができます。そのため、飼い主が何も感じなくても、愛犬が何かに怯えたり、吠えたりする場合、心霊現象を疑ってしまうのも無理はありません。

しかし、本当に心霊現象なのでしょうか?まずは、愛犬の行動を注意深く観察し、他の原因がないかを探ってみましょう。

犬が怖がる原因を探るチェックリスト

愛犬が特定の場所や時間に怖がる場合、以下の項目をチェックしてみましょう。
騒音:工事の音、車の音、近隣住民の生活音など、人間には聞こえにくい高周波の音を犬は敏感に感じ取ることがあります。
匂い:過去にその場所で嫌な経験をした場合、その時の匂いを覚えていて、同じ匂いがすると怖がる場合があります。
電磁波:家電製品や電子機器から発生する電磁波に敏感な犬もいます。
過去のトラウマ:過去にその場所で怖い経験をした場合、場所を特定して覚えており、近づくのを嫌がる場合があります。
体調不良:体調が優れない場合、精神的に不安定になり、普段は気にしないことにも過敏に反応することがあります。
飼い主の不安:犬は飼い主の感情を敏感に察知します。飼い主が不安を感じていると、犬も同じように不安になることがあります。
視覚的な刺激:犬は動くものを感知する能力に優れています。そのため、光のちらつきや、風で揺れるカーテンなど、人間には気にならない動きに反応することがあります。
新しい家具や家電:新しい家具や家電製品の匂いや素材、または稼働音に警戒している場合があります。特に、超音波を発するタイプの家電製品は犬を不快にさせることがあります。
季節的な要因:季節の変わり目は、犬の体調や気分に変化をもたらすことがあります。気圧の変化や日照時間の変動などが影響している可能性があります。
縄張り意識:犬は自分の縄張りを守ろうとする本能があります。そのため、見慣れない人や動物が近づくと、警戒して吠えたり、落ち着かなくなることがあります。特に、玄関や窓の近くでその傾向が強く見られます。

これらの原因を一つずつ確認し、特定することで、愛犬が怖がる理由が心霊現象ではない可能性が見えてくるはずです。

事例紹介:騒音が原因で愛犬が怯えていたケース

都内在住のAさん(30代女性)は、愛犬のチワワ(3歳)が引っ越し後から夜になると吠えるようになったことに悩んでいました。当初は心霊現象を疑い、お祓いまで検討しましたが、よく調べてみると、近くの工事現場から深夜に聞こえる低周波音が原因であることが判明しました。工事の時間帯が変わると、チワワは落ち着きを取り戻し、Aさんは胸をなでおろしたそうです。

専門家からのアドバイス:獣医行動診療医 B先生

「犬の行動には必ず理由があります。心霊現象を疑う前に、まずは犬の五感で感じている世界を理解しようと努めることが大切です。獣医行動診療医に相談することで、客観的な視点から原因を特定し、適切な対策を講じることができます。」

心霊現象以外の可能性を徹底排除!

上記のチェックリストで原因を特定できない場合でも、すぐに心霊現象と決めつけるのは早計です。以下の方法で、さらに詳しく原因を探ってみましょう。

1. 録音・録画:愛犬が怖がる時間帯に、部屋の様子を録音・録画してみましょう。人間には聞こえない音や、見えない動きが記録されているかもしれません。
2. 専門家への相談:獣医行動診療医やドッグトレーナーなど、犬の行動に関する専門家に相談してみましょう。専門的な知識や経験から、原因を特定できる場合があります。
3. 他の犬の反応を見る:もし可能であれば、他の犬を同じ場所に連れてきて、反応を見てみましょう。他の犬も同じように怖がる場合、何らかの原因が存在する可能性が高まります。

それでも心霊現象が気になるあなたへ

様々な方法を試しても原因が特定できず、どうしても心霊現象が気になる場合は、以下の対策を検討してみましょう。
盛り塩:部屋の四隅や、犬が怖がる場所に盛り塩を置いてみましょう。
お香:お香を焚いて、部屋の空気を浄化してみましょう。
パワーストーン:パワーストーンを身につけたり、部屋に置いたりしてみましょう。
専門家によるお祓い:霊感の強い人に相談し、必要であればお祓いをしてもらいましょう。

これらの対策は、科学的な根拠はありませんが、精神的な安心感を得ることで、愛犬の不安を和らげる効果が期待できます。

愛犬が安心して暮らせる環境作りのために

愛犬が安心して暮らせる環境を作るためには、原因を特定し、適切な対策を講じることが最も重要です。心霊現象を疑う前に、まずは犬の五感で感じている世界を理解しようと努め、様々な可能性を検討してみましょう。

それでも不安が解消されない場合は、専門家の力を借りることも検討し、愛犬が安心して暮らせる環境作りに努めましょう。

賃貸物件での注意点

賃貸物件の場合、騒音問題やリフォームなど、自分で解決できない問題も存在します。管理会社や大家さんに相談し、協力してもらいながら、愛犬にとってより良い環境を作っていくことが大切です。
騒音対策:防音カーテンや防音マットを設置する、窓やドアの隙間を埋めるなど、できる範囲で騒音対策を行いましょう。
リフォーム:壁紙の張り替えや、床材の変更など、ペット可の範囲でリフォームを検討してみましょう。
引っ越し:どうしても解決できない場合は、ペット可の物件への引っ越しも視野に入れましょう。

まとめ:愛犬の不安に寄り添い、原因を特定することが大切

愛犬が特定の場所を怖がる場合、心霊現象を疑う気持ちも理解できますが、まずは他の原因を徹底的に排除することが重要です。騒音、匂い、電磁波、過去のトラウマなど、様々な可能性を考慮し、愛犬の行動を注意深く観察しましょう。

それでも原因が特定できない場合は、専門家の力を借りることも検討し、愛犬が安心して暮らせる環境作りに努めましょう。

この記事のポイント
犬は人間よりも優れた五感を持っているため、私たちが感知できない音や匂いを敏感に察知することがある。
犬が怖がる原因は、騒音、匂い、電磁波、過去のトラウマ、体調不良、飼い主の不安など、様々である。
心霊現象を疑う前に、まずは他の原因を徹底的に排除することが重要である。
専門家の力を借りることも検討し、愛犬が安心して暮らせる環境作りに努めましょう。

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