大切な家族である柴犬と、夫の実家への帰省。しかし、姑さんの犬に対する考え方の違いから、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。 今回は、犬を家に上げたくない姑さんのいる実家への帰省を、犬にも飼い主さんにも優しく乗り越える方法をご紹介します。 この記事を読めば、安心して帰省できるプランニングが出来るはずです。
まずは、姑さんとの丁寧なコミュニケーションが大切です。帰省前に、犬を連れていくことを伝え、具体的な計画を事前に相談しましょう。「玄関先でサークルに入れておく」という案だけでなく、犬の様子をしっかりと観察し、問題があればすぐに対応することを明確に伝えましょう。例えば、「万が一、粗相をしてしまっても、すぐに掃除します」「犬が落ち着けるように、おやつや好きなおもちゃを持参します」など、具体的な対策を伝えることで、姑さんの不安を軽減できます。
玄関先にサークルを設置する際は、犬が快適に過ごせるように工夫しましょう。大きすぎず小さすぎない適切なサイズのサークルを選び、日陰や風通しの良い場所に設置することが重要です。床に敷くマットや、犬が落ち着けるベッドなども用意すると良いでしょう。また、新鮮な水と、おやつも忘れずに準備しましょう。 さらに、サークルの中に、犬が安心できるおもちゃや、落ち着けるタオルなどを用意しておくのも効果的です。 これにより、犬は少しでも落ち着いて過ごすことができるでしょう。
トイレトレーニングが完了していても、初めての環境で興奮して粗相してしまう可能性はあります。サークルの中にトイレトレーを設置し、こまめに様子を見て、トイレを促すことが大切です。また、すぐに拭き取れるように、掃除用具を準備しておきましょう。そして、姑さんにも、粗相した場合の対応について事前に相談し、理解を得ておくことが重要です。
姑さんが犬を嫌がるのであれば、犬との接触時間を短くすることを意識しましょう。例えば、食事中や、姑さんが疲れている時間帯は、犬をサークルに入れて静かに過ごさせ、姑さんがリラックスしている時間帯に、短時間だけ抱っこしたり、遊んだりするようにします。 犬が興奮しすぎないように、落ち着いた雰囲気で接することが大切です。
犬がサークルにいる間も、家族との時間を大切にしましょう。ビデオ通話などを利用して、犬の様子を遠くに住む家族に見せるのも良いでしょう。また、写真や動画を撮って、後で一緒に見返すことで、犬も家族の一員として参加している感覚を味わえるでしょう。 大切なのは、犬が家族の一員であることを、言葉だけでなく行動で示すことです。
質問者様の義兄さんが気さくで犬を可愛がってくれるとのことですので、帰省中に義兄さん家族が遊びに来た際に、犬をサークルから出して、少しだけ交流する時間を作るのも良いかもしれません。ただし、必ず姑さんの許可を得た上で行いましょう。 また、犬が興奮しすぎないように、短時間にとどめることを心がけてください。
帰省が終わった後には、今回の帰省について、犬の様子や姑さんの反応などを振り返り、改善点を見つけることが大切です。例えば、「サークルの場所が良くなかった」「犬が落ち着ける工夫が足りなかった」など、具体的な点を洗い出し、次回の帰省に活かしましょう。 記録を残しておくと、次回の帰省計画を立てる際に役立ちます。
犬を連れての帰省は、様々な課題がありますが、事前に準備をしっかり行い、姑さんとのコミュニケーションを密にすることで、犬にも飼い主さんにも、そして姑さんにも優しい帰省を実現できます。 大切なのは、犬の安全と快適さを第一に考え、姑さんの気持ちも尊重しながら、犬が家族の一員として受け入れられるよう努めることです。 今回の経験を活かし、次回の帰省では、より良い時間を過ごせるよう願っています。