愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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柴犬との新しい生活:高齢犬のしつけと家族の絆

#柴犬 #里親 #高齢犬しつけ
 
父と2歳のオスの柴犬を飼っています。柴犬はしつけが全くできておらず、足にも障害があります。外で飼われ、夜はフードで寝かされています。先日、シャンプー後に室内に入れたところ、絨毯でおしっこをしてしまいました。父はしつけがうまくいかず、愛情がないように感じます。頭を叩くなどのしつけをしているのではないかと心配です。私はしつけをやり直したいのですが、暴れん坊で怖いです。里親を探すことも考えましたが、父は「保健所が一番手っ取り早い」と言いました。どうすればいいのか分かりません。しつけの方法も教えてください。

実家に帰省し、2歳の柴犬と暮らすことになったんですね。しかも、その柴犬ちゃんは足に障害を抱え、十分な愛情を受けていないように見える…お気持ち、痛いほど分かります。大切な家族の一員である柴犬ちゃんのために、私たちと一緒に解決策を探していきましょう。

高齢犬のしつけ:焦らず、ゆっくりと

2歳は犬の年齢では大人に差し掛かる時期ですが、これまでの生活環境から、しつけが遅れているのは仕方がないことです。いきなり厳しくするのではなく、まずは柴犬ちゃんとの信頼関係を築くことから始めましょう。

いきなり難しいコマンドを教えるのではなく、まずは「おすわり」「待て」といった基本的なコマンドから始め、成功したらたくさん褒めて、ご褒美を与えましょう。 ご褒美は、おやつだけでなく、撫でたり、一緒に遊んだりするのも効果的です。 大切なのは、柴犬ちゃんが「あなたと一緒にいると楽しい」と感じることです。

しつけは、一度に多くのことを教えるのではなく、短い時間で行い、回数を増やすのがコツです。例えば、1回5分程度のトレーニングを1日に数回行うなど、柴犬ちゃんの集中力を考慮しましょう。疲れていたり、体調が悪い時は無理強いせず、休憩を挟むことも大切です。

足への配慮も忘れずに

足に障害があるとのことですので、無理強いは禁物です。柴犬ちゃんの状態に合わせて、トレーニング内容や方法を調整する必要があります。必要であれば、獣医さんに相談し、適切なアドバイスを受けることをお勧めします。

例えば、お散歩の際は、負担の少ない場所を選んだり、短い時間にするなど工夫しましょう。室内でのトレーニングも、滑りにくいマットを使用するなど、配慮が必要です。柴犬ちゃんの安全と快適さを最優先に考えましょう。

室内での生活:安心できる環境づくり

これまで屋外で生活していた柴犬ちゃんにとって、室内での生活は大きな変化です。いきなり広い部屋に放すのではなく、最初はケージやサークルなどを利用し、安心できる空間を作ってあげましょう。

ケージやサークルは、柴犬ちゃんにとって安全な隠れ家になります。最初は、おやつやオモチャを入れて、良いイメージを持たせることが大切です。徐々に慣れてきたら、ケージから出して、室内を探索させてあげましょう。

トイレトレーニングのポイント

トイレの失敗は、しつけの遅れだけでなく、環境の変化によるストレスも原因の一つです。トイレシートを決められた場所に置き、柴犬ちゃんがトイレをした時には必ず褒めてあげましょう。

失敗した場合は、叱るのではなく、「ダメだったね」と優しく伝え、すぐにトイレシートに連れて行きましょう。 そして、トイレで成功したら、たっぷり褒めてあげることが大切です。 叱ることよりも、褒めることを重視しましょう。

また、トイレの場所を固定し、常に清潔に保つことも重要です。柴犬ちゃんがトイレをしやすい環境を整えることで、成功率を高めることができます。

父とのコミュニケーション:穏やかに話し合おう

お父様とのコミュニケーションは、非常に重要です。直接的な批判は避け、柴犬ちゃんへの愛情を伝えながら、穏やかに話し合うことが大切です。

「保健所が一番手っ取り早い」という発言は、確かに衝撃的ですが、もしかしたら、お父様も柴犬ちゃんのしつけに悩んでおり、行き場を失っているのかもしれません。まずはお父様の気持ちに寄り添い、一緒に解決策を探していく姿勢を示しましょう。

例えば、「柴犬ちゃんのことをもっと理解したい」「一緒に良い方法を見つけたい」といった気持ちを伝え、協力体制を築くことが重要です。 具体的なしつけ方法や、里親探しの情報などを共有し、共にベストな選択を探っていくことを提案しましょう。

里親探し:最後の手段として

里親探しは、確かに一つの選択肢です。しかし、それは柴犬ちゃんにとって本当に幸せな選択なのか、慎重に検討する必要があります。

新しい環境に適応できるのか、新しい飼い主さんと上手くやっていけるのか、様々な可能性を考慮する必要があります。里親探しをする場合も、信頼できる団体に相談し、適切な手続きを踏むことが大切です。安易な選択は避け、柴犬ちゃんの幸せを第一に考えましょう。

まとめ:小さな一歩から始めよう

柴犬ちゃんとの新しい生活、最初は大変かもしれませんが、焦らず、ゆっくりと、柴犬ちゃんとの信頼関係を築いていきましょう。 しつけは、時間と根気が必要です。毎日少しずつでも、努力を続けることが大切です。

そして、お父様とのコミュニケーションも大切です。お互いの気持ちを理解し合い、協力することで、より良い環境を築き、柴犬ちゃんにとって幸せな生活を実現できるはずです。 困難な状況ではありますが、諦めずに、一歩ずつ進んでいきましょう。 DOG-FRIENDLYでは、これからもあなたを応援しています!

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