先日、大好きなおばあちゃんが亡くなりました。ちょうど今日で1週間経ちます。私たちは内孫で、本当に可愛がってもらいました。最期の最期まで本当にしっかり者で、家族のことを1番に考えてくれていた大好きなおばあちゃんでした。身近な身内が亡くなるのは初めてで、大好きな人が亡くなるというのはこんなにも悲しいものかと身をもって経験しました。おじいちゃんは、貫禄があってしっかりした人なのですが(定年時は警察署の署長でした)、おばあちゃんが亡くなって、「首つって死のうかな」なんて冗談まじりに話していました。まさかそんなことはしないと思いますが、でも、「おばあちゃんがいないのに長生きなんかしたくないよ」というのは本音なんじゃないかと思ってしまいました。私と兄は家を離れていますが、おじいちゃんは残りの家族4人と同居しています。ですが、おばあちゃんがいなくなって、「わしはこれからどうしたらいいんや…」という感じです。私たち兄弟は、おばあちゃんのことがあまりにつらすぎて、「もうあと10年はここ(お葬式場)には来たくないね、おじいちゃんにはあと10年は生きてほしいね」なんて話していました。長生きしたくないというおじいちゃんにとって、長生きしてほしいというのは私たち孫のエゴなんでしょうか?長生きしてほしいということは口に出して言わない方がいいのでしょうか?どういう偶然かおじいちゃんの誕生日におばあちゃんが亡くなり、誕生日どころではありませんでした。おじいちゃんは犬がとても好きなので、みんなで室内犬をプレゼントするなんてどうかななど思うのですが、皆さんはどう思われますか?
ご家族の深い悲しみ、そしておじい様のお気持ち、痛いほど伝わってきます。大切な人を亡くした喪失感は計り知れないものです。特に、長年連れ添った配偶者を亡くされたおじい様は、これからの人生をどう送るか、途方に暮れているのではないでしょうか。
大切な人を亡くした後の心のケア
まず、おじい様をはじめ、ご家族皆さんの心のケアが大切です。悲しみを無理に抑え込まず、泣きたい時は泣いて、話したい時は誰かに話して、感情を解放することが重要です。ご兄弟で支え合い、おじい様を優しく見守ってあげてください。地域の相談窓口や、専門機関のサポートを利用することも検討してみてはいかがでしょうか。悲しみを乗り越えるには、時間と周囲の支えが必要なのです。
ご家族でできること
- 定期的に連絡を取り合う:遠くに住んでいても、電話やビデオ通話で定期的に連絡を取り合い、おじい様の状況を把握しましょう。寂しさを感じさせないことが大切です。
 
- 一緒に過ごす時間を大切にする:帰省した際には、おじい様とゆっくりと時間を取り、思い出話などをしましょう。楽しい時間を共有することで、前向きな気持ちを取り戻すきっかけになるかもしれません。
 
- 日常生活のサポート:生活面でのサポートが必要な場合は、積極的に手伝いましょう。買い物や掃除、食事の準備など、できる範囲で協力することで、おじい様の負担を軽減できます。
 
- 専門家のサポートを受ける:必要であれば、カウンセラーや精神科医などの専門家のサポートを受けることを検討しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的に悲しみを乗り越えることができます。
 
おじい様の「長生きしたくない」という言葉
「長生きしたくない」という言葉は、深い悲しみと絶望の表れでしょう。おばあ様との思い出が詰まった生活空間で、一人で暮らしていくことに不安を感じているのかもしれません。この言葉は、おじい様の悲しみを理解し、寄り添う必要があるサインです。
「長生きしてほしい」という言葉の伝え方
「長生きしてほしい」という気持ちは、孫として当然の気持ちです。しかし、直接的に伝えるよりも、おじい様の気持ちに寄り添いながら、間接的に伝える方が良いかもしれません。「おじいちゃんの笑顔が見たい」「おじいちゃんと一緒に過ごしたい時間がある」など、具体的な行動を通して愛情を示すことが大切です。無理強いするのではなく、おじい様のペースに合わせて、ゆっくりと時間をかけていくことが重要です。
室内犬のプレゼントについて
おじい様が犬好きとのことですので、室内犬をプレゼントするというアイデアは、一見良いように思えます。しかし、現状では、おじい様の気持ちや生活状況を十分に考慮する必要があります。  犬を飼うには、責任と時間、そして経済的な余裕が必要です。おじい様だけで犬の世話をするのは、負担が大きすぎるかもしれません。ご家族で話し合い、犬を飼うことのメリットとデメリットをしっかりと検討し、おじい様にとって本当に良い選択かどうかを判断することが大切です。
犬を飼う前に考えるべきこと
- おじい様の体力と健康状態:犬の世話は体力が必要です。散歩やトイレの世話、食事の準備など、おじい様の体力と健康状態を考慮する必要があります。
 
- 経済的な負担:犬を飼うには、食費、医療費、ペット用品代など、継続的な費用が必要です。経済的な負担を考慮し、余裕を持って飼えるかどうかを検討しましょう。
 
- 生活環境:住んでいる家の広さや環境が、犬を飼うのに適しているかどうかを確認しましょう。マンションなどの集合住宅の場合は、ペット飼育に関する規約を確認する必要があります。
 
- ご家族の協力体制:おじい様だけで犬の世話をするのは負担が大きいため、ご家族で協力体制を築くことが重要です。誰がどのような役割を担うのか、事前に話し合っておきましょう。
 
新しい生活への一歩
おばあ様の死は、ご家族にとって大きな転換期です。悲しみを乗り越え、新しい生活を始めるためには、時間と周りの支えが不可欠です。おじい様とじっくり話し合い、これからの生活について一緒に考えていきましょう。犬を飼うかどうかは、その後の判断でも構いません。まずは、おじい様の悲しみを理解し、寄り添うことから始めましょう。そして、ご家族みんなで支え合い、少しずつ前を向いて進んでいくことが大切です。
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