【メリット】
①価格:決算と売れ残りの割引で250万円引き(この辺りでは一戸建てを建てられる広さの土地を買うより安い)
②1階で4坪の庭付き:子どもを遊ばせるスペースになる。ガーデニングの趣味ができる。
③犬が飼える:家族全員希望。
④部屋の設備、セキュリティ面:管理人常駐。
⑤駅徒歩1分:車生活の我が家には普段はあまり影響ない。
【デメリット】
①長女(年中)の学区が変わる。それに伴い頑張っている習い事も一つ辞めなければならなくなる。
②最終の販売に近いので、駐車場(平面)が遠いところしか空いていない(約50メートル)。しかも一台しか空いていないので、もう一台は近隣で借りることになりさらに遠い。今の賃貸は玄関前に駐車場があり、荷物と子ども3人を連れる私にとっては大変便利。
一戸建て希望で土地を探していたが、希望と予算にあうところが見つからなかった。建て売り住宅は見学してもピンとこず、住みたいと思わなかった。この先も一戸建てを購入できるかわからないので、今予算に無理がないマンションを買おうかと考えています。ご主人は長女の学区が変わることに問題なければ、買ってもいいのでは?という意見です。3月までの契約の割引なので日にちがありません。
新築マンションの購入、悩ましいですよね。特に今回は、お子さんの学区、駐車場の問題、そして何より、家族みんなが待ち望んでいる「犬との暮らし」が絡んでいるとなると、決断は一層難しくなります。
最終決断を前に、今回は、犬との暮らしを軸に、マンション購入のメリット・デメリットをさらに深掘りし、後悔しないためのチェックポイントをまとめました。ぜひ、ご家族でじっくり話し合ってみてください。
まず、今回のマンション購入で最も魅力的なポイントの一つである「犬が飼える」という点について、掘り下げて考えてみましょう。
犬との生活は、家族に癒しと笑顔をもたらしてくれる素晴らしいものです。しかし、マンションで犬を飼うということは、一戸建てとは異なる注意点があるのも事実です。
セキュリティ面での安心感:管理人さんが常駐しているマンションであれば、留守中の防犯対策にもなりますし、何かあった際に助けを求めやすいでしょう。
共用施設の利用:最近のマンションでは、ペット専用の足洗い場やドッグランなどが併設されている場合もあります。これらの施設を利用することで、犬との生活がより快適になるでしょう。
コミュニティ:マンションには、同じように犬を飼っている住人がいる可能性が高いです。犬を通じて、新しいコミュニティが生まれるかもしれません。
鳴き声や足音の問題:犬の鳴き声や足音は、階下や隣の住人に迷惑をかける可能性があります。防音対策をしっかりと行う必要があります。
共用部分の利用制限:マンションによっては、犬が通行できる場所や時間帯が制限されている場合があります。
病気やケガの際の移動:犬が病気やケガをした際、動物病院への移動が大変かもしれません。特に大型犬の場合は、移動手段を事前に考えておく必要があります。
マンションで犬を飼う場合、具体的にどのような生活になるのか、イメージしてみましょう。
散歩コース:マンション周辺に、犬が安全に散歩できるコースがあるか確認しましょう。公園や河川敷など、自然豊かな場所が近くにあると理想的です。
動物病院:マンションから通える範囲に、信頼できる動物病院があるか確認しましょう。夜間診療や専門医がいる病院があると安心です。
ペット用品店:ドッグフードやペットシーツなど、必要なものをすぐに買いに行けるペット用品店が近くにあると便利です。
トリミングサロン:定期的なトリミングが必要な犬種の場合、近くにトリミングサロンがあるか確認しましょう。
次に、デメリットとして挙げられている「長女の学区が変わる」という点について考えてみましょう。
学区が変わることは、確かに大きな変化です。しかし、必ずしもデメリットばかりではありません。新しい学校には、新しい友達や先生との出会いがありますし、新しい環境が子どもの成長を促す可能性もあります。
新しい友達との出会い:新しい学校には、これまでとは違うタイプの子どもたちがいるかもしれません。新しい友達との出会いは、子どもの視野を広げ、社会性を育む良い機会になるでしょう。
新しい先生との出会い:先生との相性は、子どもの学習意欲に大きく影響します。新しい学校で、子どもに合った先生に出会えるかもしれません。
新しい環境への適応力:新しい環境に飛び込むことは、子どもにとって大きなチャレンジです。しかし、それを乗り越えることで、適応力や問題解決能力が向上するでしょう。
友達との別れ:仲の良い友達と離れてしまうことは、子どもにとって寂しいことです。
新しい環境への不安:新しい学校や先生、友達に慣れるまで、子どもは不安を感じるかもしれません。
習い事の変更:学区が変わることで、現在通っている習い事を辞めなければならなくなるのは、子どもにとって残念なことです。
最後に、駐車場問題について考えてみましょう。
駐車場が遠いということは、特に小さなお子さんがいる家庭にとっては、大きな負担になります。しかし、駐車場問題は、工夫次第で解決できる可能性もあります。
近隣の駐車場を借りる:マンションの駐車場が満車の場合は、近隣の駐車場を借りることを検討しましょう。不動産会社やインターネットで、近隣の駐車場を探すことができます。
カーシェアリングを利用する:普段あまり車を使わない場合は、カーシェアリングを利用するのも一つの方法です。必要な時に必要な時間だけ車を借りることができるので、駐車場代を節約できます。
自転車や電動アシスト自転車を活用する:近距離の移動であれば、自転車や電動アシスト自転車を活用するのも良いでしょう。健康にも良いですし、駐車場代もかかりません。
宅配サービスを利用する:重い荷物や大量の買い物を運ぶのが大変な場合は、宅配サービスを利用しましょう。玄関まで届けてくれるので、駐車場から荷物を運ぶ手間が省けます。
今回のマンション購入は、家族にとって大きな転換期となる可能性があります。だからこそ、決断する前に、もう一度家族でじっくり話し合いましょう。
メリット・デメリットを再確認する:今回の記事で挙げたメリット・デメリットを参考に、家族にとって何が重要なのか、優先順位をつけましょう。
将来のライフプランを考える:今後、家族構成や働き方がどのように変化していくのか、将来のライフプランを考えましょう。
資金計画を見直す:マンション購入にかかる費用だけでなく、将来の生活費や教育費なども考慮し、無理のない資金計画を立てましょう。
専門家のアドバイスを受ける:不動産会社やファイナンシャルプランナーなど、専門家のアドバイスを受けるのも良いでしょう。客観的な視点から、適切なアドバイスをもらうことができます。
新築マンションの購入は、人生における大きな決断の一つです。今回の記事が、ご家族にとって最良の選択をするための一助となれば幸いです。
犬との暮らし、学区、駐車場…様々な要素を考慮し、家族みんなが納得できる決断をしてください。