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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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成犬のトイレトレーニング:保護犬の幸せな新生活のために

#トイレしつけ #保護犬 #成犬
 
成犬の保護犬(メスコーギー)のトイレトレーニングに困っています。ケージの中でしか排泄せず、体にも糞尿がついている状態です。狭いケージで暮らしていた繁殖犬のようで、散歩にも慣れていません。トイレを教える効果的な方法があれば教えてください。先住犬(オスコーギー)にも影響が出ているので、早急に解決したいです。

大切な保護犬ちゃんのために、トイレトレーニング、頑張っていらっしゃいますね! 成犬のトイレトレーニングは、子犬の時とはまた違った難しさがありますが、決して不可能ではありません。 多くの保護犬は、過去の辛い経験から、トイレの場所やタイミングを理解できていない場合が多いです。 でも大丈夫!愛情と根気、そして適切な方法で、きっと成功できますよ。

保護犬のトイレ事情:なぜケージで排泄するのか?

まず、なぜこの子がケージの中でしか排泄しないのか、その背景を考えてみましょう。 過去の飼育環境が大きく影響している可能性が高いです。 狭いケージでの生活は、トイレと寝床が同じ場所という状態を強いられていたことを意味します。 つまり、彼女にとって「ケージ=トイレ」という図式が刷り込まれているのです。 これは、決して彼女のせいではありません。 私たちが、この状況を理解し、丁寧に教え直してあげることが大切です。

また、痩せ細り、筋肉不足、リードに固まる…これらの症状は、運動不足やストレス、そして過去の虐待の可能性を示唆しています。 心身ともに疲弊している状態では、トイレトレーニングも難しくなります。 まずは、彼女の身体と心をケアすることが、トレーニング成功への第一歩です。

効果的なトイレトレーニング:ステップバイステップ

ステップ1:ケージ環境の見直し

まずは、ケージ環境の見直しから始めましょう。 ケージは、一時的な休憩場所として、安全で落ち着ける空間であるべきです。 しかし、トイレとして使うのは避けるべきです。 ケージの大きさは、彼女が自由に寝返りが打てる広さがあるか確認し、必要に応じて大きいケージに交換しましょう。 ケージの中にトイレシートを置くのをやめ、ケージの外に、トイレシートを置きましょう。

ステップ2:トイレ場所の特定と誘導

トイレシートを置く場所は、決まった場所にしましょう。 最初は、ケージのすぐ近くがおすすめです。 そして、彼女がトイレを済ませた際に、必ず褒めて、ご褒美を与えましょう。 これは、とても重要なステップです。 「トイレ=良いこと」という連想を、しっかりと作ってあげましょう。

散歩中にトイレをしないのは、過去の経験から「トイレをする=危険な場所にいる」と学習している可能性があります。 散歩は、楽しい時間であることを教えてあげましょう。 最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていくのがポイントです。 褒めて、ご褒美を与え、楽しい経験を積ませることが重要です。

ステップ3:サインを見つける

犬は、トイレをしたい時に、特定の行動を示すことがあります。 例えば、落ち着きがなくなったり、クンクンしたり、特定の場所に何度も行ったりなど。 これらのサインを見逃さず、トイレシートに誘導しましょう。 サインを見逃さないためには、彼女の様子を注意深く観察することが大切です。 そして、トイレを成功させたら、惜しみなく褒めてあげましょう。

ステップ4:我慢トレーニング

トイレの成功体験を増やすとともに、我慢トレーニングも並行して行いましょう。 最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。 我慢できた時は、大げさに褒めて、ご褒美を与えましょう。 我慢できない時は、すぐにトイレシートに連れて行きましょう。 決して叱ったり、罰を与えたりしてはいけません。

ステップ5:継続と根気

トイレトレーニングは、一朝一夕でできるものではありません。 根気強く、継続することが大切です。 彼女にとって、新しい環境、新しいルールへの適応には時間がかかります。 焦らず、彼女のペースに合わせて、優しくサポートしてあげましょう。 そして、彼女の頑張りを認めて、褒めてあげることが、成功への鍵となります。

先住犬への配慮

先住犬への影響も気になりますね。 新しい犬の匂いや、トイレの失敗によるストレスは、先住犬にも負担となります。 先住犬と新しい犬を、無理に一緒に遊ばせたりせず、それぞれが落ち着ける空間を確保してあげましょう。 先住犬にも、十分な愛情と時間を与えることを忘れずに。

まとめ:保護犬との幸せな暮らしへ

保護犬のトイレトレーニングは、時間と根気が必要ですが、決して不可能ではありません。 彼女の過去の経験を理解し、愛情と適切な方法で接することで、必ず成功します。 焦らず、彼女のペースに合わせて、一歩ずつ進めていきましょう。 そして、その過程で、あなたと彼女との絆がより一層深まることでしょう。 この子にとって、あなたこそが、安心できる存在、そして幸せな未来への導き手なのです。 頑張ってください!

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