今、人生で初めてマンションあるいはアパートを借りようと思い、犬1匹と保護猫2匹連れでも入れてくれるアパートを不動産屋の担当者さんが探してくれました。
すぐに電話を掛けてくれてものの十分程度で3件くらい出してくれました。
他の物件は内装があまり綺麗でなかったり老朽化しており、一番綺麗だったところの内見をして外装や内装は気に入ったので、保証人なしで保証会社を利用し、流されるままに契約を途中まで進めてしまったのですが、後から聞いてなかった情報がわんさか出てきて困っているところです。
実はそのアパート、鉄骨ですとしか言われなくて重量なのか軽量なのか説明がありませんでした。
そればかりか元々ペット可の物件ですらなく、契約書記入時になって私の方からこの物件は後からペット可になった物件なのか?ということを聞いたらそうですねーと仰いました。
そして何より嫌なのが、建物がALC構造+ラーメン構造と言われるものでした。
これはアットホームとかSUUMOみたいな紹介サイトに記載があるのを私が見つけました。
このALCは防音性がそこそこあると言われる一方、ネット上(旧ツイッター)では生活音が筒抜けだとか話し声やいびきが丸聞こえ、ストーカーホイホイだとか、地獄を味わっている、騙された、後悔したなどの声もたくさん見付けました。
あとラーメン構造の場合はたとえRC構造だとしても防音性が低くなると書いてありました。
そういった話があるということは担当者からまったく聞いておらず、「この物件では今のところクレームは発生していない、よその物件では犬が煩いため退去を余儀なくされた人がいる」「騒音で問題になった場合、施設とか他所に預けられないのか?」等の話をされました。
不動産会社に勤める人がそういった世に出回る構造による遮音性、構造による騒音問題の話を知らない、ということは果たして有り得るのでしょうか?
出入り時のみ犬が吠えたり、猫同士でたまに追いかけっこするんですけど左右と下への音漏れは大丈夫ですか?と聞いたときにもうーんとか首を捻るばかりで遮音性の説明等も一切して下さいませんでした。
音漏れへの心配は神経質なほど確認していました(多分私は傍目にも分かるほどオロオロしていたと思います)
元々遮音吸音対策をするつもりでネットで情報を拾っていた時に、住んだ経験がある人達のそういった話を目にし、少なからずショックを受けていて、その担当者に対する不信感が少し募っております。
猫は転居すると2週間くらいは夜鳴きするというのも定説にありまして、その際はケージを音を吸収してくれるものを被せたり、防音パネル等を突っ張り棒で壁に固定しようなど、素人の浅知恵かもしれませんが対策はちゃんとしようと考えていました。
幸か不幸か、契約の際に印鑑を忘れていたことで、まだ捺印はしていないです。
が、来月からの家賃の引き落とし口座の登録や、あんしん24時間サポートみたいなのには契約締結前に申込みのサインをさせられました。
ここまで契約を進めてしまって非常に心苦しいのですが、正直、そういった私にとってかなり不利にも成り得る話をちゃんと教えてくださらなかった事に他意を感じ、住むのをやめたいです。
これは瑕疵物件の告知義務違反にはあたらないのでしょうか?
また今の段階でまだ契約の破棄は可能なのでしょうか?
とにかく悪い情報がボロボロ出てくる構造のアパートを紹介され何も知らないままに契約させられようとしていたことに拒絶感が半端なく、先に教えてくれていたら自分でその言葉の意味をネットで調べてやっぱここ不安が残るので無理です!って断っていたと思います。
けしてごねているわけではありません。
初めての賃貸探しとはいえ、私の知識不足であったことも猛省しています。
3匹連れなんて贅沢言える立場でないのも分かっています。
ただ住んでみたら鳴き声や音が筒抜けで速攻迷惑掛けてで苦情が入り半月も経たず退去を余儀なくされました、なんて事態は絶対に避けたいです。
何ならこの子達のために私の収入に見合った限度額まで賃貸の費用を上げることも厭いません。
誓って部屋は大切に扱いますし、周囲にもなるべく迷惑を掛けたくないし、私が愛犬愛猫を最後まで見送ってあげられる住居に移り住みたい、その一心です。
建築に詳しい方、ALCやラーメン構造の建物に住んでいた方、不動産会社の方、法律に詳しい方のご意見を広くお待ちします。
この記事では、ALC構造の賃貸物件における防音性の問題点、契約解除の可否、そして何よりも大切な愛犬・愛猫との快適な暮らしを実現するための具体的な対策について、Q&A形式で詳しく解説します。
この記事を読めば、同じような不安を抱える愛犬・愛猫家の皆様が、安心して新しい生活をスタートするための知識と勇気を得られるはずです。
Q1: ALC構造って本当に音が響きやすいの?
ALC(軽量気泡コンクリート)は、確かに一般的なRC(鉄筋コンクリート)構造に比べると、防音性が低いと言われることがあります。
しかし、ALCの厚みや施工方法、建物の構造によっても大きく変わるため、一概に「音が筒抜け」と決めつけることはできません。
特にラーメン構造の場合、壁自体が構造体ではないため、ALCが使用されていると遮音性が低くなる傾向があります。
ALC構造の防音性に関する注意点
- ALCの厚みや密度によって防音性能は異なる
- 施工の精度が低いと隙間ができ、音が漏れやすくなる
- 窓やドアなどの開口部からの音漏れも考慮する必要がある
Q2: 不動産屋さんがALC構造のリスクを教えてくれなかったのは問題?
不動産会社には、物件の重要な情報(騒音問題など)を告知する義務があります。
ALC構造が一般的なRC構造に比べて防音性が低い可能性があることを知っていながら、それを説明しなかった場合、告知義務違反にあたる可能性も否定できません。
しかし、実際には「重要事項説明」でどこまで説明すべきかの線引きが難しく、担当者の知識不足や経験不足も考えられます。
不動産会社への確認ポイント
- 過去に騒音に関するクレームがあったかどうか
- 他の入居者のペットの種類や数
- 具体的な遮音対策が施されているかどうか
Q3: 契約解除は可能?手付金は戻ってくる?
まだ契約書に捺印していない段階であれば、契約解除できる可能性は高いです。
ただし、すでに家賃の引き落とし口座の登録や、24時間サポートなどにサインしている場合、これらの契約は別途解除手続きが必要になる場合があります。
手付金については、契約が成立していなければ基本的に全額返金されるはずですが、念のため不動産会社に確認しましょう。
契約解除の手続き
- 不動産会社に契約解除の意思を明確に伝える(書面で残すのがおすすめ)
- 契約書や関連書類を再度確認し、解約条項を確認する
- 消費者センターや弁護士に相談することも検討する
Q4: 愛犬・愛猫との暮らしのために、どんな物件を選べばいいの?
愛犬・愛猫との快適な暮らしを実現するためには、以下の点を重視して物件を選びましょう。
物件選びのチェックポイント
- 構造: RC構造やSRC構造など、防音性の高い物件を選ぶ
- ペット可の条件: ペットの種類や数、大きさなどの制限を確認する
- 周辺環境: 動物病院や公園など、ペットと過ごしやすい環境を選ぶ
- 内見時の確認: 実際に音を聞いてみたり、ペットの足音などが響かないか確認する
- 遮音対策: 二重窓や防音ドアなど、遮音性の高い設備があるか確認する
Q5: ALC構造の物件でも、防音対策で快適に暮らせる?
ALC構造の物件でも、適切な防音対策を施せば、愛犬・愛猫との快適な暮らしは十分に可能です。
以下の対策を参考に、できることから始めてみましょう。
自分でできる防音対策
- 床: 防音カーペットやジョイントマットを敷き詰める
- 壁: 防音パネルや吸音材を設置する
- 窓: 二重窓や防音カーテンを取り付ける
- ドア: ドアの隙間を埋めるテープや、防音ドアに交換する
- 家具: 壁際に本棚などの重い家具を配置する
専門業者による防音工事
- 壁の内部に吸音材を入れる
- 天井に防音工事を施す
- 床を二重構造にする
Q6: 犬の鳴き声や猫の夜鳴き対策はどうすればいい?
犬の鳴き声や猫の夜鳴きは、近隣トラブルの原因になりやすいので、しっかりと対策を行いましょう。
犬の鳴き声対策
- しつけ: 無駄吠えをしないように訓練する
- 運動: 十分な運動をさせることで、ストレスを軽減する
- 環境: 刺激物を減らし、落ち着ける環境を作る
- グッズ: 無駄吠え防止グッズ(音や振動で刺激を与えるもの)を使用する
猫の夜鳴き対策
- 原因の特定: 空腹、不安、発情などが原因の場合があるので、原因に合わせた対策を行う
- 遊び: 日中に十分に遊んで疲れさせる
- 食事: 寝る前に食事を与える
- 環境: 安心できる寝床を用意する
- 病院: 病気が原因の場合もあるので、獣医に相談する
Q7: 近隣住民との良好な関係を築くには?
愛犬・愛猫との暮らしを円滑に進めるためには、近隣住民との良好な関係が不可欠です。
良好な関係を築くためのポイント
- 挨拶: 引っ越しの挨拶は必ず行い、ペットを飼っていることを伝える
- 配慮: 鳴き声や臭いなど、迷惑をかけないように注意する
- コミュニケーション: トラブルが発生した場合は、誠意をもって対応する
- プレゼント: 時々、お菓子などをプレゼントするのも効果的
Q8: 騒音トラブルが発生してしまったら?
万が一、騒音トラブルが発生してしまった場合は、冷静に対応することが大切です。
騒音トラブルへの対処法
- 事実確認: まずは騒音の状況や原因を正確に把握する
- 話し合い: 相手の言い分を聞き、誠意をもって謝罪する
- 管理会社への相談: 管理会社に相談し、仲介に入ってもらう
- 第三者への相談: 解決が難しい場合は、弁護士や調停機関などに相談する
まとめ:愛犬・愛猫との幸せな暮らしは、事前の準備と対策で実現できる!
今回のケースでは、契約前の段階でALC構造のリスクに気づけたことは不幸中の幸いです。
今回の経験を活かし、愛犬・愛猫との快適な暮らしのために、以下の点を改めて確認しましょう。
今回の教訓
- 物件選びは慎重に、複数の物件を比較検討する
- 不動産会社の説明を鵜呑みにせず、自分で情報を集める
- 契約前に、物件の構造や設備、周辺環境などをしっかり確認する
- 防音対策はできることから始め、必要に応じて専門業者に依頼する
- 近隣住民との良好な関係を築き、騒音トラブルを未然に防ぐ
愛犬・愛猫との暮らしは、私たちに癒しと喜びを与えてくれます。
今回の記事が、皆様のペットとの生活をより豊かにするための参考になれば幸いです。