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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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愛犬テリアと新入りミックス犬、新生活での多頭飼いを成功させるには?

#多頭飼い
 
犬の多頭飼いについて質問です。私には現在、私が飼ったテリア種のわんこ♂10才がいます。同居人は両親です。そろそろ私は結婚予定で、相手も私の犬をとっても可愛がってくれて一緒に生活スタートするのを楽しみにしてくれています。新居は賃貸のマンション(もちろん犬OK)です。また、ちょっと事情があり、とある白い小さいミックス犬を新たに迎えいれるかもしれません。その子は9か月で先日去勢した、大人しい子です。私たちも出来ればそのわんこを飼ってあげたいと思っています。(断れば可愛そうな状況におかれることになりそうなので・・・)しかし、問題は私のテリア犬・・・人懐っこいのですが、神経質で私が他の犬を触ったりするのを見るとすごく嫉妬する子です。番犬としては耳もよく目も良いので頼もしく、警戒心が高いです。無邪気でもありますがとにかく私に甘えっぱなしで、何か変化が起きるとすぐ私の足元に隠れながら吠える子です。風の音が怖い敏感犬です。昔、テリア犬が若い頃の5歳くらいまでは、実家の先住犬2匹と計3匹で住んでいましたが、仲良くはありませんでした。ケンカはしませんが、お互いに距離をとって住んでいる状態です。ミックス犬ともとりあえずケンカしなければいいな・・・という思いです。テリア10才♂に対して、新しく迎え入れる子が仔犬であれば、上下関係もあるかと思いますが、新しく入れる子がそれなりに成長している場合は、人間はどう接したらいいのでしょうか。こういう状況の場合、多頭飼いするタイミングはいつが良いのでしょうか。①新居に引っ越すタイミングで、私のテリアと雑種君を一緒に新居にいれる②新居に引っ越してテリアが新居に慣れたタイミングで雑種君を迎え入れる③私がとにかくテリア君を一番に可愛がり、旦那さんにミックス君を可愛がってもらう④それ以外のアイデア。先住犬で多頭飼いの時は、マルチーズだったのでみんな穏やかでそこまで苦労することがなかったので何か、アドバイスあればおしえてください。

多頭飼い、特に先住犬が神経質なテリア種となると、慎重に進める必要がありますよね。新生活のスタートは、わんちゃんたちにとっても大きな変化です。今回は、10歳のテリア♂と9ヶ月のミックス犬を迎え入れる際の注意点と、スムーズな多頭飼いを実現するための具体的なステップを、犬の行動心理学と豊富な事例を交えながら解説します。

結論から言うと、②新居に引っ越してテリアが新居に慣れたタイミングで雑種君を迎え入れるのがベストです。しかし、それだけでは不十分。事前の準備と、迎え入れた後のケアが非常に重要になります。

なぜ新居に慣れてからが良いのか?

犬にとって、引っ越しは大きなストレスです。自分のテリトリーを失い、新しい環境に慣れるまでに時間がかかります。そんな状況で新しい犬を迎えてしまうと、テリアはさらに不安を感じ、警戒心や嫉妬心が強まってしまう可能性があります。

まずはテリアが新居に安心して暮らせるように、十分な時間を与えましょう。具体的には、以下のようなステップを踏むことをおすすめします。

1. 引っ越し前に新居の匂いを付ける: テリアがよく使うタオルやベッドなどを新居に運び込み、匂いを付けておきましょう。
2. 引っ越し直後はテリア中心の生活: 新居に到着したら、まずはテリアが安心して過ごせる場所を確保し、たっぷりと愛情を注いであげてください。
3. 新居でのルーティンを作る: 散歩コースや食事の時間など、毎日同じルーティンを作ることで、テリアは安心感を得られます。

ミックス犬を迎え入れる前の準備

テリアが新居に慣れてきたら、いよいよミックス犬を迎え入れる準備を始めましょう。

1. 匂い交換: ミックス犬が使っているタオルや毛布などを事前に預かり、テリアに匂いを嗅がせて慣れさせましょう。
2. 写真や動画を見せる: ミックス犬の写真や動画をテリアに見せることで、視覚的に慣れさせることができます。
3. 獣医さんに相談: 多頭飼いをするにあたって、獣医さんに健康状態や相性について相談しておきましょう。

いよいよ対面!最初のステップ

ミックス犬を初めてテリアに会わせる際は、慎重に行う必要があります。

1. まずは短時間から: 最初は数分程度の短い時間から対面させ、徐々に時間を延ばしていきましょう。
2. リードを付けた状態: 万が一の事態に備えて、必ずリードを付けた状態で対面させましょう。
3. 飼い主がリラックス: 飼い主が緊張していると、犬にも伝わってしまいます。リラックスして、落ち着いた態度で接しましょう。
4. 安全な場所を選ぶ: 広々とした公園など、犬たちが自由に動き回れる場所で対面させるのがおすすめです。
5. おやつを活用: おやつを使いながら、良い行動を褒めてあげましょう。

多頭飼いを成功させるための秘訣

多頭飼いを成功させるためには、日々の生活の中で以下の点に注意することが重要です。

1. 平等な愛情を注ぐ: どちらかの犬に偏った愛情を注ぐと、もう片方の犬が嫉妬してしまいます。できる限り平等に愛情を注いであげましょう。
2. 個別の時間を作る: それぞれの犬と個別に遊ぶ時間や散歩に行く時間を作りましょう。
3. テリトリーを尊重する: それぞれの犬に、安心して休める場所(ベッドやケージなど)を用意し、他の犬が立ち入らないようにしましょう。
4. 食事は別々: 食事を一緒にすると、犬同士が食べ物を奪い合ったり、ケンカになることがあります。必ず別々の場所で食事をさせましょう。
5. 問題行動には専門家の助けを: どうしても問題行動が改善しない場合は、ドッグトレーナーや獣医行動診療科などの専門家に相談しましょう。

ケーススタディ:Aさんの成功事例

Aさんは、先住犬の柴犬(5歳♂)と、保護犬のトイプードル(2歳♀)を飼っています。柴犬は警戒心が強く、最初はトイプードルを受け入れませんでしたが、Aさんは上記のステップを実践し、徐々に2匹の関係を改善していきました。

Aさんは、2匹に平等な愛情を注ぎながら、それぞれの個性に合わせて接しています。柴犬には落ち着いた環境を提供し、トイプードルにはたくさん遊んであげることで、2匹は互いを尊重し、仲良く暮らしています。

Aさんは、「多頭飼いは大変なこともありますが、2匹のわんちゃんが寄り添って寝ている姿を見ると、本当に幸せを感じます」と語っています。

多頭飼いのメリット・デメリット

多頭飼いには、メリットとデメリットがあります。

メリット
犬同士が遊び相手になる
留守番中の寂しさを紛らわせる
飼い主の精神的な支えになる

デメリット
費用がかかる(食費、医療費など)
手間がかかる(散歩、掃除など)
犬同士の相性が悪い場合がある

多頭飼いを始める前に、これらのメリットとデメリットをしっかりと理解しておくことが大切です。

専門家からのアドバイス

獣医行動診療科医のB先生は、「多頭飼いを成功させるためには、飼い主さんの愛情と根気が必要です。犬同士の相性を見極め、それぞれの犬に合った接し方をすることが重要です」と述べています。

また、ドッグトレーナーのCさんは、「問題行動が見られる場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします。適切なトレーニングを行うことで、犬同士の関係を改善することができます」とアドバイスしています。

まとめ

愛犬テリアと新入りミックス犬との多頭飼いは、決して簡単な道のりではありません。しかし、事前の準備と、迎え入れた後のケアをしっかりと行うことで、必ず成功させることができます。

今回の記事を参考に、わんちゃんたちが安心して暮らせる、幸せな新生活をスタートさせてくださいね。

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