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愛犬を手放さざるを得ない状況…福岡県内で老犬たちが穏やかに暮らせる場所を探すには?

#犬の譲渡
 

今回は、病気による失業、離婚、家の売却を経て生活保護を申請せざるを得ない状況になり、愛犬の譲渡について悩んでいる方からのご相談です。大型犬で12歳という年齢から、里親探しや賃貸物件での飼育が難しく、老犬ホームは高額で利用できない。せめて同じ境遇の犬たちと、穏やかな余生を送らせてあげたいという切実な願い。福岡県内で何か情報はないか、という内容です。

まずは結論として、福岡県内で老犬たちが穏やかに暮らせる場所を見つけるためには、以下のステップで情報収集と行動をすることをおすすめします。

1. 地域の動物愛護団体やボランティア団体に相談する
2. 里親マッチングサイトやSNSを活用する
3. 動物病院やペット関連施設に相談する
4. 老犬介護施設やグループホームを検討する

それでは、具体的な内容を見ていきましょう。

病気での失業による離婚や家の売却などを経て、生活保護を申請しようと考えてます。私にとっては最大の悩みが犬のこと。さすがに保健所で殺処分は余りにも酷。大型犬で12歳と言うことで賃貸で飼うことは無理。室内飼いをしていたので更に難しい状況。色々と情報収集をして問合せしましたが、年齢的に里親は難しいとのこと。老犬ホームなら沢山ありますが、人間並みの高額。金も無いですが、身勝手な理想を言わせて貰うと手離すのは辛いですが、せめて 同じ境遇の犬達と そう長くはない余生を送って欲しいです。出来たら近隣(福岡県内)で、何か情報をお持ちの方がいらしたら、宜しくお願い致します。

まずは現状の整理と心構え

まず、今回の相談者様のように、様々な事情で愛犬を手放さざるを得なくなる状況は決して珍しいことではありません。経済的な問題、住居の問題、健康上の問題など、理由は様々ですが、いずれの場合も、飼い主様は深い悲しみと葛藤を抱えていることでしょう。

今回のケースでは、
経済状況の悪化:失業、離婚、家の売却により生活保護を申請予定
犬の状況:大型犬、12歳、室内飼育
譲渡の難しさ:年齢的に里親が見つかりにくい、老犬ホームは高額

という状況が挙げられます。

このような状況で最も大切なのは、犬にとって最善の選択肢を探すという強い意志を持つことです。手放すことは辛い決断ですが、犬が安心して暮らせる環境を提供することが、飼い主としての責任でもあります。

ステップ1:地域の動物愛護団体やボランティア団体に相談する

福岡県内には、多くの動物愛護団体やボランティア団体が存在します。これらの団体は、犬の保護活動や里親探し、飼育相談などを行っており、今回のケースのような相談にも親身に対応してくれる可能性があります。

具体的な相談内容
現在の状況(経済状況、住居状況、犬の状況)を詳しく伝える
犬の性格や特徴、健康状態などを伝える
希望する譲渡先の条件(同じ境遇の犬と暮らせる場所、終生飼育してくれる人など)を伝える
譲渡に関する手続きや費用について確認する

相談先の探し方
インターネットで「福岡県 動物愛護団体」「福岡県 犬 保護」などのキーワードで検索する
福岡県の動物愛護センターや保健所に問い合わせる
動物病院やペットショップで情報を集める

これらの団体は、地域のネットワークを持っているため、個人の力では見つけられない情報を提供してくれる可能性があります。また、譲渡に関するアドバイスやサポートも期待できます。

ステップ2:里親マッチングサイトやSNSを活用する

近年、インターネットを通じて里親を探す方法が一般的になってきました。里親マッチングサイトやSNSを活用することで、より多くの人に犬の情報を届け、理想的な里親を見つけることができる可能性があります。

里親マッチングサイトの活用
ペットのおうち:国内最大級の里親マッチングサイト。犬種や年齢、地域などの条件で検索できる
OMUSUBI(お結び):保護犬・保護猫の里親募集サイト。犬の性格や特徴を詳しく紹介している
その他:各地域の動物愛護団体やボランティア団体が運営する里親募集サイト

これらのサイトに犬の情報を登録する際には、以下の点に注意しましょう。
犬の情報を詳しく記載する:犬種、年齢、性格、特徴、健康状態、飼育環境などを具体的に記載する
写真を掲載する:できるだけ多くの写真を掲載し、犬の魅力を伝える
譲渡条件を明確にする:譲渡費用、飼育環境、終生飼育の約束など、譲渡に関する条件を明確にする
誠実な対応を心がける:応募者からの質問には丁寧に答え、信頼関係を築く

SNSの活用
Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSで犬の情報を発信する
ハッシュタグを活用する(例:#福岡県 #犬 #里親募集 #老犬)
地域の動物愛護団体やボランティア団体のSNSをフォローし、情報を共有する
友人や知人に拡散を依頼する

SNSを活用する際には、プライバシーに配慮し、個人情報の発信は控えましょう。また、悪質な応募者には注意し、慎重に対応することが大切です。

ステップ3:動物病院やペット関連施設に相談する

地域の動物病院やペットショップ、トリミングサロンなどは、犬の飼育に関する情報が集まる場所です。これらの施設に相談することで、里親探しや譲渡に関するアドバイスをもらえたり、情報提供を受けられる可能性があります。

相談内容
現在の状況(経済状況、住居状況、犬の状況)を詳しく伝える
里親探しの協力をお願いする
譲渡に関する情報提供をお願いする
地域の動物愛護団体やボランティア団体の情報を教えてもらう

これらの施設は、地域の飼い主さんとの繋がりが強いため、口コミで情報が広がることも期待できます。また、獣医さんやトリマーさんは、犬の健康状態や性格をよく理解しているため、適切なアドバイスをもらえるでしょう。

ステップ4:老犬介護施設やグループホームを検討する

経済的に余裕がない場合、老犬ホームの利用は難しいかもしれませんが、中には比較的低価格で利用できる施設や、NPO法人が運営するグループホームなども存在します。これらの施設を検討することで、犬が安心して暮らせる場所を見つけられる可能性があります。

老犬介護施設の探し方
インターネットで「福岡県 老犬ホーム」「福岡県 老犬介護施設」などのキーワードで検索する
地域の動物愛護団体やボランティア団体に問い合わせる
動物病院やペット関連施設で情報を集める

検討する際の注意点
費用:施設の利用料金、初期費用、追加費用などを確認する
サービス内容:食事、散歩、健康管理、介護サービスなどを確認する
施設の環境:清潔さ、安全性、犬の生活スペースなどを確認する
スタッフの対応:犬への愛情、専門知識、コミュニケーション能力などを確認する
見学:必ず事前に見学し、施設の雰囲気や犬の様子を確認する

老犬介護施設を選ぶ際には、費用だけでなく、犬が快適に過ごせる環境であるかどうかを重視することが大切です。また、スタッフの方とのコミュニケーションを密にし、犬の状況を常に把握するように心がけましょう。

その他の選択肢:一時預かりや里親委託という方法も

状況によっては、一時的に犬を預かってもらったり、里親委託という形で犬を預けることも検討できます。
一時預かり:友人や知人、ペットホテルなどに一時的に犬を預かってもらう。経済状況が改善するまでの間、犬を安心して預けられる場所を確保できる。
里親委託:里親希望者に犬を預け、一定期間様子を見る。相性が良ければ正式に譲渡する。里親希望者の家庭環境や飼育状況を確認できる。

これらの方法は、犬を手放す前に、一時的に問題を解決するための手段として有効です。ただし、一時預かりの場合は、預かり期間や費用などを明確にしておく必要があります。また、里親委託の場合は、里親希望者との信頼関係を築き、犬の状況を常に把握するように心がけましょう。

最後に:諦めずに、犬のために最善を尽くしましょう

愛犬を手放すことは、飼い主様にとって非常につらい決断です。しかし、犬が安心して暮らせる環境を提供することが、飼い主としての責任でもあります。今回の相談者様のように、様々な困難な状況に直面している方もいるかもしれませんが、諦めずに、犬のために最善を尽くしましょう。

今回ご紹介した情報が、少しでもお役に立てれば幸いです。

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