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愛犬を守りたい!アパート騒音トラブル、慰謝料請求は可能?【犬の専門家が解説】

#犬のトラブル
 
アパートの上の住人の子供と母親が、朝からドタバタと毎日走り回っています。部屋にあるジャングルジムから飛び降りたり、母親と子供が大声を出して追いかけっこをする振動が酷く、うちの犬は老犬で白内障もあるため、振動があるたびに怖がって狭いところに無理やり隠れようとしてソワソワしてしまいます。下に住む人がいることも理解できない家族です。部屋の前の共有部分に、上の階の奥さんの車や友人の車を長時間停めて、昼から夜まで友達家族が来て走り回ったり騒がれたりするのも我慢の限界で、不動産屋に3回苦情を入れ、注意してもらいましたが変わりません。不動産屋が車を入れないように入口にポールを立ててくれましたが、騒音迷惑は全く変わらず、我慢出来なくて、壁をドンってやってしまうこともあります。しかし、気付かないようで振動は続くし、逆にうちの犬を怖がらせてしまったので、グッと叩かないようにこらえています。入居した時は、奥さんはいなく、母親と息子2人の部屋でした。息子さんが結婚して奥さんが同居して子供を産んでから、様変わりしてしまいました。更に去年2人目が産まれて、姑だけ出て息子家族だけになってから、友人は頻繁に来るし、元々酷い奥さんのかかと歩きに子供は走り回る、奥さんと子供の追いかけっこが成長とともに酷くなる一方です。一番はうちが引っ越しすればいいのだろうけど、資金がない、大事な犬も連れてなかなか厳しい。話が分かる上の住人ではないから困っています。このような状況で、犬に何かあったら、慰謝料を請求することは出来ないのでしょうか?上の非常識な家族を恨み憎み、不幸を願うのはおかしいのでしょうか?精神的に参ってしまいました。騒音ストレスのおまじないも効果がなく、泣き寝入り状態です。上の家族には罰が当たってほしいです。

【結論】愛犬の異変、まずは証拠集めから!慰謝料請求の可能性と対策

アパートの騒音問題、本当に辛いですよね。特に愛犬が恐怖を感じているとなると、飼い主としては何とかして解決したい気持ちでいっぱいになるのは当然です。今回のケースでは、騒音による愛犬への影響、そして慰謝料請求の可能性について、具体的に見ていきましょう。

まず、結論からお伝えすると、騒音によって愛犬が精神的な苦痛を受け、それが原因で体調を崩したり、獣医の診察が必要になったりした場合、慰謝料を請求できる可能性はあります。ただし、そのためには、騒音と愛犬の症状との因果関係を証明する必要があります。

この記事では、騒音トラブル解決のための具体的なステップと、慰謝料請求に向けて準備すべきことを、犬の専門家としての視点も交えながら詳しく解説していきます。

騒音トラブル、まずは現状把握と記録から

騒音問題は、解決に向けて動き出す前に、現状をしっかりと把握することが大切です。まずは、騒音の種類、時間帯、頻度などを記録しましょう。
騒音の種類:足音、飛び跳ねる音、物を落とす音、大声など、具体的に記録しましょう。
時間帯:騒音が発生する時間帯を記録します。特に、早朝や深夜など、生活時間帯を外れる騒音は、より問題視されやすいです。
頻度:騒音がどのくらいの頻度で発生するかを記録します。毎日なのか、週に数回なのか、具体的な頻度を把握しましょう。

これらの情報を記録することで、騒音のパターンが見えてきます。また、記録は、後々、管理会社や大家さんに相談する際、または法的な手段を検討する際に、重要な証拠となります。

愛犬の異変を記録する

騒音によって愛犬にどのような影響が出ているのか、具体的に記録することも重要です。
愛犬の様子:騒音が発生した際の愛犬の様子を詳細に記録します。例えば、「震えている」「吠える」「隠れる」「食欲がない」「落ち着きがない」など、具体的な行動を記録しましょう。
獣医の診断:騒音が原因で愛犬が体調を崩した場合、獣医の診察を受け、診断書を作成してもらいましょう。診断書には、騒音との因果関係について記載してもらうことが重要です。
写真や動画:愛犬が騒音に怯えている様子や、体調を崩している様子を写真や動画で記録することも有効です。

これらの記録は、騒音と愛犬の症状との因果関係を証明するための重要な証拠となります。

騒音問題を解決するためのステップ

騒音問題を解決するためには、以下のステップで進めていくことが一般的です。

1. 管理会社や大家さんに相談

まずは、管理会社や大家さんに騒音問題を相談しましょう。騒音の状況や愛犬への影響を具体的に伝え、改善を求めます。管理会社や大家さんは、騒音の発生源である上の階の住人に注意喚起を行ったり、防音対策を検討したりするなどの対応を取ることが期待できます。

2. 内容証明郵便を送付

口頭での注意喚起だけでは改善が見られない場合、内容証明郵便を送付することも有効です。内容証明郵便には、騒音の状況、愛犬への影響、改善を求める内容などを記載します。内容証明郵便を送付することで、相手に騒音問題を真剣に受け止めてもらう効果が期待できます。

3. 調停

管理会社や大家さんとの話し合いや内容証明郵便の送付でも解決しない場合、調停を申し立てることも検討しましょう。調停とは、裁判所を介して、当事者同士が話し合い、解決を目指す手続きです。調停委員が中立的な立場で仲介してくれるため、冷静な話し合いが期待できます。

4. 訴訟

調停でも解決しない場合、訴訟を提起することも検討しましょう。訴訟では、騒音によって受けた損害賠償や慰謝料を請求することができます。ただし、訴訟には時間と費用がかかるため、弁護士に相談するなど、慎重に検討する必要があります。

慰謝料請求に向けて準備すべきこと

慰謝料を請求するためには、以下のものを準備する必要があります。
騒音の記録:騒音の種類、時間帯、頻度などを記録したものです。
愛犬の異変の記録:騒音が発生した際の愛犬の様子、獣医の診断書、写真や動画などです。
騒音に関する証拠:騒音計で測定した騒音レベルの記録、第三者の証言などです。
弁護士への相談:慰謝料請求の手続きや、必要な証拠について、弁護士に相談しましょう。

これらの証拠を揃えることで、慰謝料請求の成功率を高めることができます。

騒音トラブル解決の成功事例

実際に、騒音トラブルを解決し、慰謝料を請求することに成功した事例も存在します。

Aさんの事例:Aさんは、アパートの上階の住人の騒音に悩まされていました。Aさんの愛犬は、騒音に怯え、夜鳴きをするようになりました。Aさんは、騒音の記録や愛犬の様子を記録し、管理会社に相談しましたが、改善が見られませんでした。そこで、Aさんは弁護士に相談し、内容証明郵便を送付しました。その後、調停を経て、最終的に、Aさんは上階の住人から慰謝料を受け取ることで和解しました。

Bさんの事例:Bさんは、マンションの隣の住人の騒音に悩まされていました。Bさんの愛犬は、騒音にストレスを感じ、食欲不振になりました。Bさんは、騒音計で騒音レベルを測定し、記録しました。また、獣医に愛犬の診断書を作成してもらいました。Bさんは、弁護士に相談し、訴訟を提起しました。裁判の結果、Bさんは隣の住人から慰謝料を受け取る判決を得ました。

これらの事例からわかるように、騒音問題を解決し、慰謝料を請求するためには、証拠を揃え、適切な手続きを踏むことが重要です。

専門家からのアドバイス

騒音問題は、精神的にも肉体的にも大きな負担となるものです。一人で悩まず、専門家や相談窓口に相談することも検討しましょう。
弁護士:慰謝料請求の手続きや、法的なアドバイスを受けることができます。
獣医:愛犬の体調について相談し、適切な治療を受けることができます。
騒音測定業者:騒音レベルを測定し、客観的なデータを得ることができます。
消費者センター:騒音問題に関する相談や、解決策についてアドバイスを受けることができます。

これらの専門家や相談窓口を頼ることで、騒音問題解決への道が開けるかもしれません。

まとめ

アパートの騒音問題は、愛犬との生活に大きな影響を与える深刻な問題です。まずは、騒音の記録や愛犬の異変を記録し、管理会社や大家さんに相談しましょう。それでも解決しない場合は、内容証明郵便の送付、調停、訴訟などの法的手段も検討しましょう。慰謝料を請求するためには、証拠を揃え、弁護士に相談することが重要です。

騒音問題は、一人で悩まず、専門家や相談窓口に相談することも大切です。愛犬との快適な生活を取り戻すために、諦めずに解決に向けて行動しましょう。

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