愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

投稿してみる

愛犬も安眠!隣室のアラーム騒音トラブル解決策を賃貸アドバイザーが伝授

#生活トラブル
 
私は賃貸マンションに住んでいるのですが、朝の5時頃からお隣の目覚まし時計のアラームが鳴り続けています。けっこうなボリュームなので自分の部屋で鳴っているような感覚です。おそらくですが、年末なのでお隣は里帰りしているのだと思います(いつもアラームが鳴ると吠えまくる犬の声がしないので)。私は年末年始もこのマンションで過ごす予定だったのですが、ずっと鳴り続けると思うと漫画喫茶やホテルで過ごさないと気がもたないような気がします。ちなみに管理会社も来月4日までお休みで連絡がとれません。出来れば年末年始は家でゆっくりと過ごしたいと思っているのですが、何かよい方法はないでしょうか?

年末年始、愛犬とのんびり過ごすはずが、お隣のアラームが鳴り止まないという状況、本当にお困りでしょう。特に愛犬にとって、騒音は大きなストレスになりますから、一刻も早く解決したいですよね。今回は、そんな状況を打開するための具体的な解決策を、賃貸アドバイザーの視点からご紹介します。

まずは落ち着いて状況を整理しましょう

アラームが鳴り続ける原因は、お隣の方が不在である可能性が高いとのこと。そして、管理会社も年末年始でお休みとなると、すぐに対応してもらうのは難しい状況です。しかし、諦める前に、以下のステップで状況を整理してみましょう。

1. アラームの種類と音量を確認: どんな種類のアラームで、どのくらいの音量なのかを把握しましょう。可能であれば、壁に耳を当てて音源を特定し、アラームの種類(電子音、音楽など)を特定します。
2. アラームが鳴り始めてからの時間: アラームが鳴り始めてからどのくらいの時間が経過しているのかを記録しましょう。時間が長ければ長いほど、早急な対応が必要になります。
3. 他に困っている住人がいないか確認: 他の住人も同様に迷惑を感じている可能性があります。もし可能であれば、近隣の住人に状況を確認し、共同で対応を検討することも視野に入れましょう。

解決策1:警察への相談

管理会社が対応できない場合、最終手段として警察に相談することを検討しましょう。特に、長期間にわたって騒音が続いている場合は、近隣住民の生活環境を著しく害していると判断される可能性があります。
騒音相談として連絡: 110番ではなく、最寄りの警察署の生活安全課に相談してみましょう。事情を説明し、対応を仰ぐことで、警察官が現場確認をしてくれる場合があります。
安否確認を依頼: お隣の住人が本当に不在なのか、安否確認を依頼することも可能です。もし、室内で事故や事件が発生している可能性も考慮し、警察に相談することで、事態が急展開するかもしれません。

ただし、警察はあくまで緊急性の高い事案を優先するため、対応が遅れる場合もあります。また、警察が介入することで、後々お隣の住人との関係が悪化する可能性も考慮しておきましょう。

解決策2:自分でできる騒音対策

警察への相談と並行して、自分でできる騒音対策も行いましょう。少しでも騒音を軽減することで、愛犬のストレスを和らげることができます。
防音グッズの活用: 防音カーテン、防音シート、耳栓など、市販の防音グッズを活用しましょう。特に、壁に密着させるタイプの防音シートは、効果が期待できます。
家具の配置換え: 音源となっている壁際に、本棚やタンスなど、大型の家具を配置することで、騒音を遮断する効果があります。
ホワイトノイズの活用: 環境音や自然の音を流すことで、アラーム音をマスキングすることができます。YouTubeなどで「ホワイトノイズ」と検索すると、様々な種類の音源が見つかります。
愛犬のための避難場所: 愛犬が落ち着ける、静かな場所を確保しましょう。クレートやケージの中に、毛布やタオルなどを敷き、安心できる空間を作ってあげることが大切です。

解決策3:一時的な避難

どうしても騒音が我慢できない場合は、一時的に別の場所へ避難することも検討しましょう。
友人宅や親戚宅: 親しい友人や親戚に事情を説明し、数日間泊めてもらうのも一つの方法です。愛犬と一緒に過ごせる場所を探しましょう。
ペット同伴可能なホテル: 最近は、ペット同伴可能なホテルや旅館が増えています。少し費用はかかりますが、快適な環境で愛犬と過ごすことができます。
ペットホテル: 愛犬を預けることができるペットホテルも選択肢の一つです。ただし、年末年始は混み合う可能性があるので、早めに予約しておきましょう。

騒音トラブルを未然に防ぐために

今回のケースは、年末年始という特殊な状況下で発生した騒音トラブルですが、日頃から騒音対策を意識することで、同様のトラブルを未然に防ぐことができます。
入居時の挨拶: 新しい賃貸物件に入居する際は、近隣住民に挨拶に行きましょう。顔見知りになっておくことで、何かあった際に相談しやすくなります。
生活音への配慮: 深夜の洗濯や掃除、テレビの音量など、生活音には常に配慮しましょう。特に、愛犬の鳴き声は、騒音トラブルの原因になりやすいので、しつけを徹底することが大切です。
管理会社との連携: 管理会社とは、日頃から良好な関係を築いておきましょう。騒音トラブルが発生した際は、速やかに相談し、適切な対応を求めることが大切です。

【ケーススタディ】騒音トラブル解決事例:Aさんの場合

Aさんは、都内の賃貸マンションに愛犬(トイプードル)と暮らしていました。ある日、隣の部屋に若い男性Bさんが引っ越してきてから、深夜に大音量で音楽を聴くようになり、Aさんは愛犬と共に眠れない日々を送っていました。

Aさんは、まず管理会社に相談しましたが、「直接注意するのは難しい」と言われてしまいました。そこで、Aさんは勇気を出して、Bさんの部屋を訪ね、直接騒音について注意しました。

しかし、Bさんは「自分の部屋で何をしようと勝手だ」と全く聞く耳を持ちませんでした。困り果てたAさんは、弁護士Cに相談し、内容証明郵便で騒音の停止を求める通知を送りました。

すると、Bさんは態度を硬化させ、嫌がらせをするようになりました。Aさんが外出する際にわざとドアを大きな音で閉めたり、ベランダでタバコを吸って煙をAさんの部屋に入れたりするようになったのです。

Aさんは、再び弁護士Cに相談し、Bさんの行為が不法行為にあたるとして、損害賠償請求訴訟を提起しました。裁判の結果、AさんはBさんから慰謝料として50万円を受け取ることで和解しました。

この事例からわかるように、騒音トラブルは、当事者同士の話し合いで解決することが難しい場合があります。そのような場合は、弁護士などの専門家に相談し、法的な手段を検討することも視野に入れましょう。

愛犬との快適な生活のために

賃貸物件での騒音トラブルは、愛犬にとっても飼い主にとっても、大きなストレスになります。しかし、諦めずに、様々な解決策を試すことで、必ず状況は改善されます。今回の記事が、皆様の愛犬との快適な生活の一助となれば幸いです。

犬と暮らせる部屋の相談バナー

犬と暮らせるお部屋、探します。

「ペット可物件」だけでは不安……。
DOGFRIENDLYでは、犬との暮らしを大切にした物件探しをお手伝いしています。
犬種や広さ、周辺環境など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

     犬と暮らせる物件を探す

おすすめの記事