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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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愛犬の鳴き声が止まらない? 賃貸マンションでの緊急事態、適切な対応策とは

#犬の鳴き声
 
ペット可の賃貸マンションに住んでいます。昨日の夕方から今まで、どこかの階で飼われている犬がずっと吠え続けています。苦情を言いたいのではなく、本当に心配です。ずっと鳴いているんです。最初は「わんわん!」という声でしたが、今は「くぅ〜ん、きゃう〜ん」という感じで、声も枯れてきているように聞こえます。道路沿いのマンションで防音性は高いはずなのに、ずっと聞こえるほど大きな声で鳴いています。管理会社に連絡すべきでしょうか? 共用部の管理会社か、専有部分の管理会社どちらに連絡すべきですか? 今日は日曜日で管理会社が営業していないため、明日も聞こえるようであれば電話してみようと思っていますが、このようなことで電話しても大丈夫でしょうか?

愛犬がずっと吠え続けている状況、本当に心配ですよね。特に声が枯れてきているとなると、ただ事ではないかもしれません。ここでは、そのような緊急事態にどのように対応すべきか、具体的なアドバイスをまとめました。

まず確認すべきこと:本当に緊急事態?

犬が吠える理由は様々ですが、まずは本当に緊急事態なのかどうかを見極める必要があります。
分離不安: 飼い主がいない時に不安で吠える。
要求吠え: 何か(ご飯、散歩など)を要求して吠える。
警戒吠え: 外部の音や人に反応して吠える。
体調不良: 痛みや不快感から吠える。

今回の場合、「声が枯れてきている」 という点が気になります。これは、体調不良や怪我の可能性を示唆しているかもしれません。

ステップ1:情報収集と状況把握

1. 鳴き声の種類を注意深く聞く:
単調な吠え声か、それとも悲鳴のような声か?
一定の間隔で吠えているのか、それともずっと連続して吠えているのか?
他に何か異変はないか(例えば、物を壊す音、引きずる音など)?

2. 近隣住民への聞き込み:
可能であれば、近隣の部屋の方に状況を聞いてみましょう。「何か変わったことはありませんか?」「犬の様子がおかしいことに気づいていませんか?」など、さりげなく情報を集めることが大切です。ただし、直接的な苦情にならないように注意しましょう。

3. 過去の状況との比較:
以前にも同じような状況があったのか?
過去に同様のケースがあった場合、どのように対処したのか?

ステップ2:管理会社への連絡

明日、管理会社に連絡する前に、以下の点を整理しておきましょう。

1. 連絡先の確認:
賃貸契約書を確認し、連絡すべき管理会社(共用部か専有部か)を確認します。一般的には、専有部分の問題 は専有部分の管理会社、共用部分に影響がある場合 は共用部の管理会社に連絡するのが適切です。今回は、犬の鳴き声がマンション全体に響いているようなので、まずは共用部の管理会社に連絡してみるのが良いかもしれません。

2. 伝えるべき内容:
具体的な状況: いつから、どのような鳴き声が、どのくらいの時間続いているのか。
心配している理由: 声が枯れてきているなど、緊急性を感じさせる具体的な理由。
自分の連絡先: 管理会社からの連絡を受けられるように、電話番号を伝えます。
匿名希望かどうか: 状況によっては、匿名での対応を希望することも可能です。ただし、匿名の場合、管理会社の対応が遅れる可能性もあります。

3. 連絡のタイミング:
管理会社の営業時間を確認し、できるだけ早い時間に連絡しましょう。

ステップ3:緊急時の対応

もし、管理会社に連絡しても対応してもらえない場合や、緊急性が高いと判断される場合は、以下の対応を検討してください。

1. 動物愛護センターへの相談:
犬の虐待や遺棄の疑いがある場合は、動物愛護センターに相談することもできます。ただし、虐待の証拠がない場合は、対応が難しいこともあります。

2. 警察への連絡:
犬の鳴き声が異常に激しく、明らかに緊急事態(例えば、飼い主が倒れているなど)が疑われる場合は、警察に連絡することも検討しましょう。

管理会社への電話、本当に大丈夫?

「こんなことで電話してしまっても大丈夫でしょうか?」と心配されていますが、大丈夫です!

ペット可の賃貸マンションに住んでいる以上、ペットに関する問題は管理会社も対応する義務があります。特に、今回は犬の健康状態が心配される状況ですので、遠慮せずに連絡してください。

賃貸アドバイザーからのアドバイス

日頃から良好な関係を築く:
管理会社や近隣住民とは、日頃から挨拶を交わすなど、良好な関係を築いておくことが大切です。いざという時に、協力してもらいやすくなります。
ペットに関するルールを確認:
賃貸契約書やマンションの規約を確認し、ペットに関するルールを再確認しておきましょう。
冷静な対応を心がける:
感情的にならず、冷静に状況を説明することが大切です。

ケーススタディ:Aさんの場合

Aさんは、ペット可マンションに住む一人暮らしの女性です。ある日、隣の部屋から犬の鳴き声が聞こえ、最初は気にしていなかったのですが、数時間経っても鳴き止まず、声も弱々しくなってきました。心配になったAさんは、管理会社に連絡しましたが、日曜日だったため繋がりませんでした。

そこでAさんは、勇気を出して隣の部屋のドアをノックしました。すると、中から女性が出てきて、「実は、飼い犬が急に体調を崩してしまって…」と困った様子。Aさんは、すぐに動物病院に連絡し、一緒に犬を連れて行きました。

犬は一命を取り留め、後日、隣の女性から感謝の言葉と手作りのお菓子が贈られました。Aさんは、「あの時、勇気を出して声をかけて本当に良かった」と話しています。

まとめ:愛犬と快適に暮らすために

愛犬がずっと吠え続けている場合、まずは状況を把握し、管理会社に連絡することが大切です。緊急性が高い場合は、動物愛護センターや警察への連絡も検討しましょう。日頃から良好な関係を築き、ペットに関するルールを守り、冷静に対応することで、愛犬と快適に暮らすことができます。

今回の記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。

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