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愛犬の高齢化と雨天時の屋外行動:その理由と対策

#認知機能障害 #雨対策 #高齢犬
 

愛犬の高齢化と雨天時の屋外行動:その理由と対策

ご高齢のコーギーちゃん、雨の中小屋に入らず外で過ごしてしまう…飼い主さんのお気持ち、痛いほどよく分かります。愛犬の健康を心配しながらも、どうすればいいのか途方に暮れてしまう、そんな状況ですよね。愛犬の行動には、必ず理由があります。 この記事では、高齢犬が雨天時に屋外で過ごす理由を考え、具体的な対策を一緒に探っていきましょう。

高齢犬の行動変化と認知機能

13歳ともなれば、コーギーちゃんも高齢期に入っています。人間でいうと70歳以上、まさにシニア世代です。年齢とともに、視力や聴力が衰え、認知機能にも変化が現れることがあります。これは「認知機能障害(CDI)」と呼ばれるもので、人間の高齢者でいうアルツハイマー病のような状態です。 雨の日に小屋に入れないのは、単に小屋の位置が分からなくなっている、あるいは小屋の存在を認識できていない可能性があります。

また、若い頃とは異なり、気温の変化や雨風への耐性が低下している可能性も高いです。若い頃は平気だった雨や寒さでも、高齢犬にとっては大きな負担となるのです。 そのため、雨に濡れて震えている様子は、単なる「外に出たい」という意思表示ではなく、寒さや不快感を表している可能性が高いです。

小屋に入らない理由を探る

小屋の中を確認して異常がないとのことですが、高齢犬の視点で改めてチェックしてみましょう。 例えば、小屋の入り口はスムーズに開閉できますか? 高齢犬は関節の動きが悪くなっている場合があり、少しの段差や狭さでも入りにくく感じるかもしれません。 また、小屋の中は快適な温度と湿度が保たれていますか? 床は滑りにくく、寝心地の良い素材ですか? 小屋の内部に、愛犬にとって不快な臭いや音がないか確認することも大切です。

さらに、小屋の場所も重要です。風雨を避けられる場所であることはもちろんですが、愛犬にとって安全で安心できる場所である必要があります。 視覚や聴覚が衰えている高齢犬にとって、周囲の環境の変化は大きなストレスとなります。 小屋の場所を変えることで、落ち着いて過ごせるようになるかもしれません。

具体的な対策と改善策

では、具体的にどのような対策が考えられるでしょうか?

雨天時の緊急対策

雨の日に愛犬が外にいる間は、濡れないように工夫することが大切です。 防水性の高い犬小屋を用意するか、一時的に室内に入れるスペースを確保しましょう。 また、雨具を着せることも有効です。 ただし、愛犬が嫌がったり、ストレスを感じたりするようであれば無理強いしないようにしてください。

さらに、体温低下を防ぐためにも、暖かいタオルやブランケットを用意しておきましょう。 愛犬が震えている場合は、優しく抱きかかえて温めてあげましょう。

まとめ:愛犬との幸せな時間を大切に

高齢犬の行動変化は、飼い主さんにとって辛いものですが、決して飼い主さんの責任ではありません。 年齢による体の変化や認知機能の低下を理解し、愛犬に合わせた適切なケアをしてあげることが大切です。 この記事で紹介した対策を参考に、愛犬が安心して過ごせる環境を整えてあげましょう。 そして、何よりも大切なのは、愛犬との時間を大切に過ごすことです。 一緒に過ごす毎日を、穏やかで幸せな時間にしていきましょう。

愛犬の行動をよく観察し、少しでも異変を感じたら、すぐに獣医さんに相談してください。 早期発見・早期治療が、愛犬の健康を維持するために重要です。 愛犬との幸せな日々を長く続けるためにも、ぜひこの記事を参考に、愛犬のケアに役立ててください。

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