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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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愛犬の脱臼、相次ぐアクシデント…もう限界? 専門家が教える心のSOSサインと具体的な対処法

#メンタルヘルス
 
一回り年上の主人(60歳)と結婚して5年目。昨年からアクシデントが連発し、精神的に疲弊しています。主人の癌の発覚、義姉とのトラブル、主人の暴行事件、そして最愛の小型犬が脱臼して手術…。「このアクシデント連発は、鬱まがいになっても仕方がないと感じますか?それとも、大した事なく私のメンタルが弱いでしょうか?」「今の症状だと、すでに、私は、鬱病にかかってるのでしょうか?」

ご質問ありがとうございます。立て続けにアクシデントに見舞われ、心身ともに疲弊していらっしゃるご様子、心中お察しいたします。特に、ご主人のご病気、ご家族とのトラブル、そして何より、大切な愛犬の脱臼というアクシデントは、精神的な負担が大きかったことでしょう。

結論から申し上げますと、今、あなたが感じている心のSOSは、決して「大したことない」ものではありません。むしろ、いくつもの困難が重なり、心身が悲鳴を上げている状態と言えるでしょう。

今回は、専門家の視点から、あなたの心の状態を詳しく分析し、具体的なアドバイスをさせていただきます。愛犬との生活を守りながら、少しでも穏やかな日々を取り戻せるよう、一緒に考えていきましょう。

1. 今、あなたはどんな状態? 深刻度をチェック

まず、ご自身の状態を客観的に把握するために、以下の項目をチェックしてみてください。
常に疲労感がある:十分な睡眠をとっても疲れが取れない
何をするにも億劫:以前は楽しめていた趣味や活動に興味がなくなった
集中力・判断力の低下:仕事や家事に集中できず、物事を決めるのが難しい
気分の落ち込み:憂うつな気分が続き、涙もろくなった
睡眠障害:寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝早く目が覚める
食欲の変化:食欲がない、または過食してしまう
イライラや不安感:些細なことでイライラしたり、理由もなく不安になる
罪悪感や無価値感:自分を責めてしまう、自分には価値がないと感じる
死について考える:死にたい、消えてしまいたいと思うことがある

これらの項目に複数当てはまる場合、うつ病の可能性も考えられます。自己判断は禁物ですので、早めに専門機関を受診することをおすすめします。

2. なぜ、こんなに辛いのか? 3つの要因を分析

立て続けのアクシデントは、あなたの心に大きな負担をかけています。ここでは、その要因を3つに分けて分析してみましょう。

要因1:ストレスの蓄積

ご主人の癌の発覚、義姉とのトラブル、主人の事件、愛犬の脱臼…これらの出来事は、それぞれが大きなストレス要因となります。特に、癌の告知や裁判沙汰といった出来事は、日常生活を大きく揺るがすほどの衝撃を与えるでしょう。

これらのストレスが解消されないまま、次のストレスが加わることで、心は疲弊し、限界を迎えてしまいます。

要因2:喪失体験

愛犬の脱臼は、あなたにとって大きな喪失体験だったのではないでしょうか。小型犬は家族の一員であり、心の支えとなる存在です。その愛犬が怪我をして苦しんでいる姿を見るのは、飼い主にとって非常につらい経験です。

また、ご実父の件も、過去の喪失体験を呼び起こし、精神的な負担を増大させている可能性があります。

要因3:自己肯定感の低下

アクシデントが続くことで、「なぜ私ばかりこんな目に…」と、自分を責めてしまう気持ちになることもあるでしょう。また、問題を解決できない自分に無力感を感じ、自己肯定感が低下してしまうこともあります。

自己肯定感が低い状態では、ストレスに対処する力も弱まり、悪循環に陥りやすくなります。

3. 今すぐできる! 心をラクにする5つの方法

「もう無理…」と感じる前に、ぜひ試していただきたい5つの方法をご紹介します。

方法1:休息をとる

まずは、心身を休めることを最優先にしましょう。睡眠時間を確保し、リラックスできる環境を整えてください。
アロマテラピー:ラベンダーやカモミールなどのリラックス効果のあるアロマオイルを焚いてみましょう。
音楽鑑賞:心が安らぐ音楽を聴いたり、好きなアーティストのライブ映像を見るのもおすすめです。
入浴:ぬるめのお湯にゆっくり浸かり、心身の緊張をほぐしましょう。

方法2:感情を吐き出す

溜め込んだ感情を吐き出すことも大切です。信頼できる人に話を聞いてもらったり、日記に気持ちを書き出すのも良いでしょう。

もし、身近に相談できる人がいない場合は、専門機関の相談窓口を利用するのも一つの方法です。
いのちの電話:0570-783-556(お住まいの地域によって番号が異なります)
よりそいホットライン:0120-279-338

方法3:愛犬との時間を大切にする

愛犬との触れ合いは、心を癒し、安心感を与えてくれます。散歩に出かけたり、一緒に遊んだり、ただ撫でるだけでも、心が安らぐはずです。

愛犬の介護が必要な場合は、無理のない範囲でサポートしましょう。獣医さんやトリマーさんに相談し、適切なケア方法を学ぶのも良いでしょう。

方法4:適度な運動をする

適度な運動は、心身の健康を保つために不可欠です。ウォーキングやヨガなど、無理なく続けられる運動を取り入れましょう。

愛犬と一緒に散歩に出かけるのもおすすめです。外の空気を吸い、景色を眺めることで、気分転換にもなります。

方法5:完璧主義を手放す

真面目なあなたほど、何事も完璧にこなそうとしてしまう傾向があるかもしれません。しかし、今は、完璧主義を手放し、自分に優しくすることが大切です。

家事や仕事は、できる範囲で済ませ、無理をしないようにしましょう。「まあ、いっか」と、少し肩の力を抜いてみてください。

4. 専門家のサポートも検討しましょう

「もしかして、うつ病かも…」と感じたら、早めに精神科や心療内科を受診しましょう。専門医に相談することで、適切な診断と治療を受けることができます。

また、カウンセリングを受けるのも有効です。カウンセラーは、あなたの話をじっくりと聞き、心の整理を手伝ってくれます。

5. まとめ:あなたは決して一人ではありません

今回は、立て続けのアクシデントで疲弊しているあなたに向けて、心のSOSサインと具体的な対処法をお伝えしました。

困難な状況に置かれているあなたは、決して一人ではありません。周りの人に頼ったり、専門家のサポートを受けながら、少しずつ心の回復を目指していきましょう。

そして、何よりも大切なのは、あなた自身を大切にすることです。無理をせず、自分のペースで、穏やかな日々を取り戻してください。

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