愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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愛犬の死と残された犬の行動:悲しみと喜びが交差する時

#ペットロス克服 #ペット可物件 #犬の行動
 
飼っている2頭の犬のことなんですけど、先週1頭が老衰で亡くなりました。いつも亡くなった子の後をついていたもう1頭の犬は、死を理解しているのでしょうか?亡くなった子はご飯や遊びを催促するときに、甘える声や高い声を出したり、私を手で叩いたりしていました。亡くなった次の日から、残された犬が同じ行動をするようになったんです。嬉しい気持ちと悲しい気持ちが入り混じっています(圧倒的に嬉しかったですが)。やはり、死を知って同じ行動をするのでしょうか?両方とも可愛い子ですが、正直、今生きている子の方が頭が良いです。しつけが上手くいっていないので、その子の潜在能力を生かせてあげられていない気がして、申し訳ない気持ちです。

愛犬との別れは、飼い主にとって計り知れない悲しみをもたらします。特に、複数頭飼いをされている方にとって、残された犬への心配は、ご自身の悲しみと重なり、大きな負担となるでしょう。ご質問にあるように、残された犬が亡くなった犬と同じ行動を始めたこと、そして、その行動の背景にある「死への理解」について、一緒に考えていきましょう。

愛犬の死を、残された犬は理解しているのか?

結論から言うと、犬が人間の死を「理解」しているかどうかは、明確には解明されていません。犬は、人間の言葉の意味を完全に理解しているわけではないからです。しかし、犬は飼い主の感情の変化や、日常のルーティンの変化を敏感に察知します。愛犬の不在、飼い主の悲しみ、静まり返った家…これらの変化は、残された犬にとって大きなストレスとなり、行動の変化につながる可能性があります。

ご質問にあるように、亡くなった犬がご飯をねだる際に特定の行動をしていた場合、残された犬はその行動を真似することで、飼い主とのコミュニケーション、そして、安心感を得ようとしている可能性が高いです。それは、亡くなった犬の代わりをしようとしている、というよりも、飼い主の愛情を再び得たいという本能的な行動と言えるでしょう。

例えば、亡くなった犬が特定の場所でよく寝ていたとしたら、残された犬はその場所を好んで寝るようになるかもしれません。これは、亡くなった犬の「匂い」や「気配」を感じ取ろうとしている、あるいは、その場所が安心できる場所だったという記憶が、行動に影響していると考えられます。これは、死への理解というよりも、環境の変化への適応と言えるでしょう。

残された犬への接し方:愛情と安心感を届ける

愛犬を失った悲しみは、想像以上に深いものです。しかし、残された犬のためにも、ご自身の悲しみにとらわれすぎず、前を向いていくことが大切です。残された犬は、飼い主の感情を敏感に感じ取っています。悲しみに暮れる飼い主の姿を見ることで、犬自身も不安やストレスを感じてしまう可能性があります。

残された犬への具体的なケア

賢い愛犬とのより良い関係のために

ご自身は、残された犬のしつけに不安を感じておられるようですが、大切なのは「完璧なしつけ」を目指すことではなく、「犬との信頼関係を築くこと」です。犬は、飼い主を信頼し、愛情を感じているからこそ、従順になります。しつけは、一方的な命令ではなく、犬とのコミュニケーションを通して行うべきです。

しつけのポイント

大切なのは、残された犬への愛情を注ぎ、犬との信頼関係を築くことです。そして、ご自身の悲しみを乗り越え、前向きに生きていくこと。それは、亡くなった愛犬への最高の弔いとなるでしょう。

愛犬との生活は、喜びと悲しみが交差する、かけがえのない時間です。この経験を糧に、残された犬と、より幸せな日々を過ごしてください。

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