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愛犬の悪い癖、11歳になっても直せる?しつけの悩みと解決策

#しつけ #老犬 #行動問題
 

愛犬の悪い癖、11歳になっても直せる?しつけの悩みと解決策

10年以上も一緒に暮らしてきた愛犬との生活。かけがえのない時間を過ごしている一方で、しつけの悩みを抱えている飼い主さんも少なくありません。特に、長年続いている悪い癖は、年齢を重ねた愛犬に対して、どう対処すれば良いのか迷ってしまうものです。この記事では、長年連れ添った愛犬の悪い癖を改善する方法について、具体的な解決策と、今後のしつけのポイントをご紹介します。

愛犬の行動、その原因を探る

愛犬が物をハウスに持ち込む、マズルを掴むと逆ギレする、ご飯時に唸る…これらの行動は、単なる「悪い癖」として片付けるのではなく、その背景にある原因を理解することが大切です。もしかしたら、愛犬は不安やストレスを抱えているのかもしれません。長年続いている行動の裏には、愛犬なりのコミュニケーション方法が隠されている可能性があります。

例えば、ハウスに物を持ち込む行動は、安心できる場所を確保したいという欲求の表れかもしれません。過去に、おやつで釣って物を取っていたことから、ハウスは「おやつがもらえる場所」と認識している可能性もあります。また、マズルを掴まれることに対する逆ギレは、恐怖や支配されていると感じている可能性を示唆しています。ご飯時の唸りは、食事に対する不安や警戒心が原因かもしれません。愛犬の行動をよく観察し、その背景にある感情を読み解くことが、しつけの第一歩です。

具体的な解決策:段階的なアプローチで改善を

愛犬の年齢や性格を考慮し、段階的にアプローチしていくことが重要です。いきなり厳しく叱るのではなく、褒めて伸ばすことを中心に、少しずつ改善を目指しましょう。

1. ハウスの捉え方を変える

ハウスを「おやつがもらえる場所」ではなく、「安全で安心できる場所」に変えていく必要があります。ハウスの中に、愛犬の好きなおもちゃや、落ち着けるためのクッションなどを置いて、快適な空間にしてあげましょう。ハウスに入る行動を積極的に褒め、ご褒美を与えることで、ハウスへの肯定的なイメージを植え付けることができます。

2. 代替行動を教える

愛犬が物をハウスに持ち込む行動をなくすためには、代替行動を教えることが効果的です。例えば、「お座り」や「待て」などのコマンドを覚えさせ、そのコマンドを実行した時にご褒美を与えることで、物を持ち込む代わりにコマンドを実行する行動を学習させます。この時、ご褒美は、おやつだけでなく、愛犬が大好きなおもちゃや遊びでも構いません。 重要なのは、愛犬が喜んでくれるご褒美を選ぶことです。

3. マズルを掴む行為をやめる

マズルを掴む行為は、愛犬にとって恐怖体験となり、逆ギレを招く可能性があります。代わりに、愛犬が落ち着けるように、優しく声をかけて、安全な距離を保ちながら、物を取ることから始めましょう。もし、どうしても取れない場合は、獣医さんや動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。

4. ご飯時のストレス軽減

ご飯時の唸りは、食事に対する不安や警戒心が原因の可能性があります。食事の環境を見直してみましょう。静かな場所で、落ち着いて食事ができるように配慮することが大切です。また、食事の前にリラックスできる時間を設けることで、食事へのストレスを軽減することができます。例えば、愛犬と少し遊んでから食事をするなど、工夫してみましょう。

5. 継続的なトレーニング

しつけは、一朝一夕でできるものではありません。継続的なトレーニングが重要です。毎日少しずつでも良いので、トレーニングを行い、愛犬の行動を褒めて強化していくことで、徐々に改善が見られるはずです。トレーニングは、楽しく、ポジティブな雰囲気で行うことが大切です。無理強いせず、愛犬のペースに合わせて進めていきましょう。

11歳という年齢を考慮したしつけ

11歳という年齢は、人間でいうと高齢者に相当します。若い犬と比べて、学習能力や体力は低下している可能性があります。そのため、トレーニングは短時間で行い、愛犬の負担にならないように注意しましょう。また、無理強いは禁物です。愛犬の体調や気分に合わせて、トレーニングの強度や時間を調整することが重要です。

さらに、愛犬の年齢を考慮したトレーニング方法を選ぶことも大切です。高齢犬向けのトレーニング方法や、認知機能低下に対応したトレーニング方法なども存在しますので、必要であれば専門家のアドバイスを求めるのも良いでしょう。

専門家の力を借りる

どうしても改善が見られない場合や、愛犬の行動に不安がある場合は、動物行動学の専門家獣医に相談することをお勧めします。専門家は、愛犬の行動を客観的に分析し、適切なアドバイスやトレーニング方法を提案してくれます。一人で悩まず、専門家の力を借りることで、より効果的な解決策を見つけることができるでしょう。

また、愛犬の行動を記録しておくことで、専門家への相談がスムーズになります。どのような状況でどのような行動をとるのか、具体的な状況をメモしておきましょう。動画を撮影しておくと、より詳細な情報が伝えられます。

まとめ:愛犬との幸せな時間を守るために

愛犬の悪い癖を改善することは、簡単ではありませんが、諦める必要はありません。愛犬の気持ちに寄り添い、適切な方法でしつけを行うことで、必ず改善が見られます。根気と愛情をもって、愛犬との幸せな時間を守っていきましょう。大切なのは、愛犬と信頼関係を築き、お互いに幸せな生活を送ることです。 焦らず、ゆっくりと、愛犬と向き合ってみてください。

この記事が、愛犬との生活に悩む飼い主さんの助けになれば幸いです。そして、これからも愛犬との幸せな日々が続きますように。

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