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愛犬の夜鳴き、原因不明?5歳からのSOSサインを徹底解剖!

#犬の鳴き声
 
5歳の愛犬が、最近夜中から朝方にかけて鼻で鳴き続けます。メゾネット型の賃貸住宅の2階で寝ているのですが、両隣の方に迷惑をかけていないか心配です。以前から雷が苦手で、獣医さんに相談しても特効薬はないと言われています。暗い場所や狭い場所も嫌がるため、クレートに入れるなどの対策も効果がありません。雷の多い時期は真夜中にドライブに連れて行くほどです。最近、雷が減ったにもかかわらず、原因不明の夜鳴きが始まりました。人が出す音には反応しませんが、天気には敏感です。以前は雷注意報が出ると鳴いて知らせてくれましたが、今はそれもありません。側にいないと鳴くので、要求に応えないようにしていましたが、1~2時間鳴き続け、休憩を挟んでまた鳴くという状態が何時間も続きます。根負けして側に行くと、数分でまた鳴き出すのです。散歩も毎日朝夕行っているので、運動不足ではないと思います。老犬なら認知症も考えられますが、まだ5歳です。一体何が原因なのでしょうか?あれも嫌、これも嫌と鳴いているように見えます。夜中に鳴くのを放っておくことはできないので困っています。部屋の電気を消すと遠吠えのような大絶叫をします。抱っこも嫌、一人ぼっちは嫌、暗いのも嫌、側にいても関係ないという状況です。何に不安がっているのか見当もつきません。どうすればいいのでしょうか?

愛犬の夜鳴き、本当に辛いですよね。特に原因がわからないとなると、飼い主さんもどうしていいか分からず、精神的に疲弊してしまうのも無理はありません。5歳という年齢を考えると、認知症の可能性は低いですが、考えられる原因はいくつかあります。今回は、夜鳴きの原因を特定し、具体的な対策を講じるためのステップを一緒に見ていきましょう。

夜鳴きの原因を徹底究明!考えられる5つの可能性

まず、夜鳴きの原因を特定するために、以下の5つの可能性を考慮してみましょう。

1. 体調不良
犬は体調が悪いことを言葉で伝えられません。夜鳴きは、痛みや不快感を訴えるサインかもしれません。
特に、5歳という年齢は、徐々に体質に変化が現れる時期でもあります。
考えられる病気:関節炎、内臓疾患、神経系の疾患など
対策:動物病院で健康診断を受け、獣医さんに相談しましょう。

2. ストレス
犬は環境の変化に敏感です。引っ越し、新しい家族(人や動物)の加入、家具の配置換えなどがストレスの原因になることがあります。
また、飼い主さんの生活リズムの変化(仕事が忙しくなった、留守番の時間が増えたなど)も影響を与えることがあります。
対策
犬が安心できる環境を整えましょう。
お気に入りの場所(クレートやベッド)を用意し、安心できる毛布やおもちゃを置いてあげると良いでしょう。
リラックス効果のある音楽(犬用のCDなど)をかけるのもおすすめです。
フェリウェイなどの、犬用リラックス製品を試してみるのも良いかもしれません。

3. 分離不安
飼い主さんと離れることに強い不安を感じる犬は、夜間に一人になると夜鳴きをすることがあります。
特に、子犬の頃から常に一緒にいた犬や、甘えん坊な性格の犬に多く見られます。
対策
日中、少しずつ留守番の練習をしましょう。
最初は数分から始め、徐々に時間を延ばしていきます。
留守番中は、おもちゃやガムなどを与えて、気を紛らわせましょう。
帰宅時は、大げさに騒がず、落ち着いて接することが大切です。

4. 不安・恐怖
過去のトラウマや、夜間の物音、光などが原因で不安や恐怖を感じることがあります。
特に、雷が苦手な犬は、過去の雷の記憶から、天候の変化に敏感になっている可能性があります。
対策
犬が安心できる場所を確保しましょう。
クレートやベッドなど、囲まれた空間は安心感を与えます。
夜間は、部屋を暗くしすぎず、豆電球などを点けておくと良いでしょう。
不安を和らげるために、抱っこしたり、優しく声をかけたりするのも効果的です。

5. 要求
過去に要求に応えてもらった経験から、夜鳴きをすれば何かしてもらえると学習している可能性があります。
特に、子犬の頃から甘やかして育ててきた犬に多く見られます。
対策
夜鳴きをしても、要求には応じないようにしましょう。
最初は辛いかもしれませんが、無視を続けることで、夜鳴きは無駄だと学習させることが大切です。
ただし、体調不良や不安が原因の場合は、無視せずに適切な対応をしましょう。

今回のケースでは、雷が苦手であること、暗い場所が嫌いであることなどから、不安や恐怖が原因である可能性が高いと考えられます。しかし、体調不良やストレスも否定できないため、まずは動物病院で診察を受けることをおすすめします。

夜鳴き対策、具体的な5つのステップ

原因を特定したら、具体的な対策を講じていきましょう。

1. 安心できる環境作り
犬が落ち着ける場所を用意し、安心できる毛布やおもちゃを置いてあげましょう。
クレートやベッドなどを活用し、囲まれた空間を作るのも効果的です。
夜間は、部屋を暗くしすぎず、豆電球などを点けておくと良いでしょう。
騒音対策として、窓を二重窓にしたり、防音カーテンを取り付けたりするのも有効です。

2. リラックス効果を高める
マッサージやブラッシングで、犬の体をリラックスさせましょう。
アロマテラピーも効果的です。犬に安全なアロマオイル(ラベンダー、カモミールなど)をディフューザーで焚いたり、マッサージオイルに混ぜて使用したりするのもおすすめです。
ただし、犬は人間よりも嗅覚が優れているため、香りが強すぎると逆効果になることがあります。
最初は薄い濃度から試し、犬の反応を見ながら調整しましょう。
リラックス効果のある音楽(犬用のCDなど)をかけるのもおすすめです。

3. 適度な運動と刺激
毎日、十分な散歩や運動をさせましょう。
運動不足は、ストレスの原因になります。
散歩コースを変えたり、新しいおもちゃを与えたりして、犬に刺激を与えましょう。
知育玩具などもおすすめです。

4. 不安を取り除く
雷が苦手な犬には、雷の音を聞かせないようにしましょう。
窓を閉め切ったり、テレビや音楽をかけたりして、音を遮断するのも効果的です。
雷が鳴りそうなときは、早めにクレートに入れたり、抱っこしたりして、安心させてあげましょう。
不安を和らげるために、獣医さんに相談して、抗不安薬やサプリメントを処方してもらうのも一つの方法です。

5. 根気強く対応する
夜鳴きの改善には、時間がかかることがあります。
焦らず、根気強く対応することが大切です。
夜鳴きをしても、決して怒ったり、叩いたりしないでください。
逆効果になるだけでなく、犬との信頼関係を損なうことにもなりかねません。
うまくいかないときは、専門家(獣医さん、ドッグトレーナーなど)に相談しましょう。

賃貸だからこそ気をつけたい!夜鳴き対策のポイント

賃貸物件にお住まいの場合、夜鳴きは近隣住民とのトラブルに発展する可能性があります。以下の点に注意して、対策を行いましょう。
防音対策
窓を二重窓にしたり、防音カーテンを取り付けたりするのも有効です。
床に防音マットを敷いたり、カーペットを敷いたりするのも効果的です。
壁に吸音材を貼るのも一つの方法ですが、賃貸契約によっては許可が必要な場合がありますので、事前に管理会社に確認しましょう。
近隣住民への配慮
事前に、近隣住民に犬を飼っていることを伝え、夜鳴きについて理解を求めましょう。
夜鳴きが改善しない場合は、お詫びの品を持って挨拶に行くのも良いでしょう。
管理会社に相談し、他の住民からの苦情がないか確認することも大切です。
ペット可物件の選択
これから賃貸物件を探す場合は、ペット可物件を選ぶようにしましょう。
ペット可物件の中には、防音対策が施されている物件もあります。
ペットの種類や数、大きさなどによって、入居条件が異なる場合がありますので、事前に確認しましょう。

専門家からのアドバイス

夜鳴きの原因特定と対策には、専門家の知識と経験が役立ちます。
獣医さん
体調不良が原因の場合は、適切な治療を受けることが大切です。
抗不安薬やサプリメントの処方についても相談してみましょう。
ドッグトレーナー
行動学的な観点から、夜鳴きの原因を特定し、適切なトレーニング方法を教えてくれます。
分離不安や要求吠えなどの問題行動の改善にも効果的です。

まとめ

愛犬の夜鳴きは、飼い主さんにとって大きな悩みですが、原因を特定し、適切な対策を講じることで改善することができます。今回の記事が、夜鳴きに悩む飼い主さんの助けになれば幸いです。
諦めずに、愛犬との快適な生活を目指しましょう。

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