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愛犬の健康、大丈夫?高齢犬の多飲と脱毛、その原因と対処法

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愛犬の健康、大丈夫?高齢犬の多飲と脱毛、その原因と対処法

16歳というご高齢の柴犬ちゃん、水を大量に飲み、毛も抜けてきて…ご家族の皆様、そしてご相談者様もご心配されていることと思います。 高齢犬になると、様々な体の変化が現れるため、心配になるのも当然です。 この状況、もしかしたら病気のサインかもしれませんし、加齢による変化かもしれません。 今回は、高齢犬の多飲と脱毛の原因を詳しく解説し、ご家族が安心して対処できるよう、具体的なアドバイスをさせていただきます。

高齢犬の多飲と脱毛、考えられる原因とは?

高齢犬が水を大量に飲む(多飲)と、毛が抜ける(脱毛)のは、様々な原因が考えられます。 まず、最も可能性が高いのは、腎臓や肝臓などの臓器の機能低下です。 腎臓病の場合、尿を作る機能が低下し、体内に老廃物が蓄積されます。 その結果、喉の渇きを感じ、水を大量に飲むようになります。 また、肝臓病も同様で、代謝機能の低下により、水分代謝に異常をきたすことがあります。

さらに、糖尿病も多飲多尿の症状として現れます。 血糖値のコントロールがうまくいかなくなると、尿量が増加し、それに伴って水分補給の必要性が高まります。 脱毛に関しても、糖尿病は皮膚の乾燥や感染症を引き起こしやすく、脱毛につながる可能性があります。

その他、甲状腺機能低下症も考えられます。 甲状腺ホルモンの分泌が低下すると、新陳代謝が低下し、脱毛や体重増加、多飲などの症状が現れることがあります。 また、慢性的な痛みやストレスも、多飲や脱毛の原因となる場合があります。 高齢犬は、関節炎などの痛みを抱えていることが多く、その痛みを和らげようと、水を飲む量が増えることがあります。

そして、単純な加齢による変化も無視できません。 高齢犬は、腎臓や肝臓の機能が低下し、水分代謝や毛の生成能力が低下することがあります。 特に、夏の暑さによって、水分補給の必要性が高まるため、多飲が目立つようになるケースも少なくありません。

愛犬の状況を詳しく把握するために

まずは、ご家族に愛犬の具体的な状況を詳しく聞いてみましょう。 いつから多飲が始まったのか、どのくらいの量の水を飲んでいるのか、他に何か気になる症状はないか(食欲不振、嘔吐、下痢、体重減少など)、など、できるだけ詳細な情報を収集することが大切です。 また、過去の病歴や、普段の生活の様子(食事、運動、睡眠など)も把握しておきましょう。 これらの情報が、獣医師による診断に役立ちます。

可能な限り、愛犬の写真や動画を送ってもらうのも良いでしょう。 脱毛の程度や、皮膚の状態などを確認することで、獣医師はより正確な診断を行うことができます。 遠隔地であっても、写真や動画は非常に有効な情報源となります。

獣医への相談が不可欠です

ご家族には、早めに動物病院を受診するよう強く勧めてください多飲と脱毛は、深刻な病気のサインである可能性もあるため、自己判断で治療を始めるのは危険です。 獣医師は、血液検査や尿検査、レントゲン検査などを行い、原因を特定します。 早期に診断を受け、適切な治療を開始することで、愛犬の症状を改善し、快適な生活を送れるようにサポートすることが可能です。

具体的なアドバイス

獣医への受診を促す以外に、ご家族ができることはいくつかあります。 まずは、清潔な水を常に用意しておきましょう。 愛犬が自由に水を飲めるように、複数の給水器を用意するのも良いかもしれません。 また、食事の内容を見直すことも大切です。 高齢犬には、消化の良い、高タンパク質で低脂肪のフードが適しています。 缶詰タイプのフードが良いとは限りませんので、獣医師に相談して適切なフードを選びましょう。

さらに、愛犬のストレスを軽減する工夫も重要です。 快適な寝床を用意したり、適度な運動をさせたり、優しく声をかけたりすることで、愛犬の精神的な負担を減らすことができます。 特に高齢犬は、環境の変化に敏感になるため、日頃から落ち着ける環境を整えてあげることが大切です。

そして、定期的なブラッシングを行い、毛の抜け落ちを促進し、皮膚の清潔を保つことも重要です。 ブラッシングによって、皮膚の健康状態をチェックすることもできます。 もし、皮膚に異常が見られた場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。

まとめ:早期発見と適切なケアで愛犬と幸せな時間を

高齢犬の多飲と脱毛は、様々な原因が考えられるため、ご心配されるのも当然です。 しかし、早期に獣医師の診断を受け、適切な治療とケアを行うことで、愛犬の症状を改善し、より長く一緒に過ごすことができます。 ご家族には、愛犬の様子を注意深く観察し、少しでも気になる点があれば、すぐに獣医師に相談するよう促してください。 そして、愛犬との時間を大切に、穏やかな日々を過ごせるようサポートしていきましょう。

愛犬の健康状態を把握し、適切な対応をすることで、安心した日々を送ることができるでしょう。 ご家族と愛犬が、これからも幸せな時間を過ごせることを願っています。

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