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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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愛犬のドアカリカリ対策!賃貸でもできる解決策と修繕方法

#犬のしつけ
 
犬がドアの決まった場所をカリカリします。冬場は寒いのでリビングのドアを閉めます。するとドアフォンが鳴ったり、誰かが帰ってくるといつも同じ場所をカリカリしてついにドアの色がはげてしまいました。もう10年ほどこの家で飼っていますが、何かこれ以上酷くならない方法は無いでしょうか?ちなみに賃貸戸建てです。このまま住み続けたら、ドアの木が掘れてしまうのではないかと心配です。あと、はげてしまったところの修繕はどうにか治りますか?方法を教えてください。床板に使うクレヨン状のものを塗ってみましたが、焼け石に水でした。お知恵をお貸しください。補足ドアの材質は木目調の木です。はげたところは薄茶色になっています。掘れてると言うより色が剥がれてきたと言う感じです。これ以上、酷くならない様に何か対策はありますか?

愛犬がドアをカリカリするお悩み、よくわかります!特に賃貸物件だと、原状回復のことも考えると焦りますよね。今回は、ドアのカリカリ行動をストップさせる対策と、もし傷ついてしまった場合の修繕方法について、詳しく解説していきます。

なぜ犬はドアをカリカリするの?

まず、愛犬がドアをカリカリする原因を探ってみましょう。主な原因は以下の3つが考えられます。

1. 分離不安: 飼い主さんが見えなくなると不安になり、何とかして近づこうとする。
2. 要求行動: ドアの向こうにいる人に構ってほしい、開けてほしいというアピール。
3. 退屈: 暇を持て余して、気を紛らわせるためにカリカリする。

ドアカリカリ対策:行動編

原因がわかったら、さっそく対策を立てていきましょう。

1. 分離不安対策:
安心できる環境作り:クレートやハウスを用意し、そこが安全な場所だと認識させる。普段からクレートに入る練習をしておくと、留守番時も落ち着いて過ごせるようになります。
留守番の練習:最初は短い時間から、徐々に留守番の時間を長くしていく。
出発前の儀式をなくす:出かける前に過剰にかまったり、声をかけたりしない。犬は飼い主さんの行動をよく見ているので、そわそわしていると不安を感じやすくなります。
帰宅時の対応:帰宅後もすぐに構わず、落ち着いてから声をかける。
2. 要求行動対策:
無視を徹底する:カリカリしても要求に応じない。最初は激しくなるかもしれませんが、根気強く無視を続けることで、効果が出てきます。
代替行動を教える:カリカリする代わりに、「おすわり」や「ふせ」を教え、成功したら褒めてあげる。
3. 退屈対策:
十分な運動:散歩の時間を増やしたり、ドッグランで遊ばせたりして、エネルギーを発散させる。
知育玩具:コングや知育玩具を与え、飽きさせないようにする。
遊びの工夫:室内でもできるゲーム(宝探しゲームなど)を取り入れる。

ドアカリカリ対策:環境編

行動面の対策と並行して、環境面からのアプローチも効果的です。

1. 物理的な防御
ドアプロテクター:ドアの下部分に保護シートやカバーを取り付ける。
犬用ゲート:ドアの前に犬が入れないようにゲートを設置する。
段ボールやプラスチック板:ドアに貼り付けて物理的に保護する。
2. 視覚的な遮断
目隠し:ドアに目隠しシートを貼ることで、外が見えなくなり、気を引かれにくくなる。
3. 音対策
インターホンの音量調整:インターホンの音量を小さくしたり、チャイムの種類を変えたりする。
音楽やテレビ:留守番中に音楽やテレビをつけて、外の音を遮断する。

ドアの傷、どうすればいい?修繕方法を伝授!

さて、気になるドアの傷の修繕方法です。今回は、DIYでできる簡単な補修方法をご紹介します。

1. 準備するもの
サンドペーパー:目の粗いものと細かいものを用意
木工パテ:ドアの色に近いものを選ぶ
ヘラ:パテを塗る際に使用
塗料:ドアの色に合わせた塗料
:塗料を塗る際に使用
マスキングテープ:周囲を汚さないために使用
ウエス(布):汚れを拭き取る

2. 補修手順

1. 下地処理:サンドペーパー(粗目)で傷ついた部分を研磨し、表面を滑らかにする。
2. 清掃:研磨後に出た粉をウエスで綺麗に拭き取る。
3. マスキング:補修箇所の周りをマスキングテープで保護する。
4. パテ埋め:木工パテをヘラで傷に埋め込む。少し多めに盛るのがポイント。
5. 乾燥:パテが完全に乾くまで、説明書に従って乾燥させる。
6. 研磨:乾燥後、サンドペーパー(細目)で表面を平らにする。
7. 清掃:研磨後に出た粉をウエスで綺麗に拭き取る。
8. 塗装:ドアの色に合わせた塗料を筆で塗る。薄く重ね塗りすると綺麗に仕上がる。
9. 乾燥:塗料が完全に乾くまで、説明書に従って乾燥させる。
10. マスキング剥がし:塗料が完全に乾いたら、マスキングテープを剥がす。

賃貸物件の原状回復義務について

賃貸物件の場合、退去時に原状回復義務が発生する可能性があります。しかし、犬の飼育が許可されている物件であれば、通常の使用による劣化とみなされる場合もあります。
契約書を確認:契約書にペットに関する条項が記載されているか確認しましょう。
管理会社に相談:事前に管理会社に相談し、補修方法や費用の負担について確認しておくと安心です。
自分で判断しない:勝手に補修すると、かえって原状回復費用を請求される可能性もあります。必ず事前に相談しましょう。

プロの力を借りるのもアリ!

自分で補修するのが不安な場合は、専門業者に依頼するのも一つの手です。
リフォーム業者:ドアの修理や交換を専門に行っている業者に依頼する。
ハウスクリーニング業者:原状回復に特化した業者に依頼する。

費用はかかりますが、プロの技術で綺麗に修復してもらえるので安心です。

まとめ:愛犬との暮らしをより快適に!

愛犬のドアカリカリは、根気強く対策を続けることで改善できます。今回の記事を参考に、愛犬との快適な暮らしを実現してくださいね。もしもの時のために、修繕方法も覚えておくと安心です。賃貸物件の場合は、管理会社とのコミュニケーションを密に取り、トラブルを未然に防ぐようにしましょう。

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