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愛犬のくる病と快適な暮らし:症状とサポート方法

#くる病 #ペット可物件 #老犬介護
 
知人の犬がくる病と網膜萎縮症で目が見えず、寝たきりになっていて、とても痛々しかったです。生後半年で2つの病気を患い、今は5歳。4年以上経ったくる病はもう治らないのでしょうか?一日中見えない、体が痛いと思いながら寝たきりの犬が不憫でなりません。

愛犬の病気を目の当たりにするのは、飼い主さんにとって辛い経験ですよね。特に、くる病のように、愛犬の生活の質に大きく影響する病気の場合、どうすればサポートできるのか、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。この記事では、くる病について、その症状や現状、そして愛犬との快適な生活を送るためのサポート方法について詳しく解説します。

くる病とは?症状と原因

くる病とは、骨の成長に異常が起こる病気です。ビタミンDの不足や、体内でビタミンDを有効活用できない状態が原因で、骨が軟らかくなったり、変形したりします。幼犬期に発症することが多く、症状は様々ですが、骨の変形、足取りの不安定さ、痛み、成長障害などが挙げられます。 特に、重症の場合、寝たきりになる可能性もあります。 愛犬が既に5歳で、生後半年から症状が出ているとのことですので、幼少期のくる病が原因で、現在のような状態になっていると考えられます。

網膜萎縮症との併発も、愛犬の生活の質を大きく低下させている原因の一つでしょう。網膜萎縮症は、視覚機能の低下や失明を引き起こす病気です。くる病による痛みと、視覚障害の両方を抱えているため、愛犬は非常に辛い状況にあると考えられます。

4年以上経過したくる病の治療

残念ながら、既に4年以上経過しているくる病は、完全に治癒させることは難しいかもしれません。しかし、症状の進行を遅らせたり、痛みを軽減したりすることは可能です。獣医さんとの連携が非常に重要になります。定期的な通院で、愛犬の状態を詳しく診てもらい、適切な治療やケアを受けましょう。

治療としては、痛み止めや、骨の健康をサポートするサプリメントの投与などが考えられます。また、リハビリテーションも有効な手段です。獣医さんの指示の下、愛犬の体力に合わせて、ゆっくりと身体を動かしたり、マッサージを行うことで、筋肉の萎縮を防ぎ、関節の可動域を維持することができます。

愛犬の生活の質を高めるためのサポート

くる病と網膜萎縮症を患う愛犬にとって、快適な生活環境を整えることは、非常に重要です。具体的には、以下の点に配慮しましょう。

快適な寝床と生活空間

寝たきりの愛犬のために、柔らかく、清潔な寝床を用意してあげましょう。低反発マットレスや、体にフィットするクッションなど、愛犬が快適に過ごせる寝具を選んでください。また、床ずれを防ぐため、定期的に体勢を変えてあげることも大切です。床ずれ防止パッドなども有効です。

生活空間は、安全で、動きやすいように工夫しましょう。段差をなくしたり、滑りにくい床材を使用したりすることで、愛犬が安心して過ごせる環境を作ることができます。また、視覚障害があるため、家具の配置は固定し、愛犬がぶつからないように注意しましょう。

トイレのサポート

トイレシートの上で寝たきりとのことですので、トイレのサポートも重要です。排泄のタイミングを把握し、適切なタイミングでトイレシートに誘導したり、必要に応じてオムツを使用したりするなどの工夫が必要です。清潔さを保つことで、皮膚炎などの二次的なトラブルを防ぐことができます。

食事と水分補給

寝たきりだと、食欲が低下したり、水分補給が不足したりする可能性があります。食べやすい形状のフードを選んだり、少量ずつ、こまめに食事を与えたりしましょう。また、水分補給も忘れずに行い、脱水を防ぎましょう。必要に応じて、点滴などの処置が必要になる場合もありますので、獣医さんと相談しましょう。

ストレス軽減

痛みや視覚障害によって、愛犬はストレスを感じている可能性があります。優しく声をかけたり、撫でたりすることで、安心感を与えましょう。また、穏やかな音楽を流したり、アロマテラピーを使用したりするのも効果的です。 愛犬の様子をよく観察し、ストレスサインに気づいたら、すぐに獣医さんに相談しましょう。

獣医さんとの連携

くる病と網膜萎縮症の治療、そして愛犬の生活の質を高めるためには、獣医さんとの連携が不可欠です。定期的な通院で、愛犬の状態を診てもらい、適切なアドバイスを受けましょう。何か気になることがあれば、すぐに相談するようにしましょう。

住環境の見直し

愛犬の状況を踏まえて、住環境の見直しも検討してみましょう。例えば、バリアフリー化を進めることで、愛犬がより自由に動き回れるようになります。段差の解消、滑り止めマットの設置、広い空間の確保など、愛犬の行動範囲を広げる工夫をしましょう。また、ペット可物件への引っ越しも選択肢の一つです。より広い空間や、庭のある物件を選ぶことで、愛犬の生活の質を向上させることができるかもしれません。

そして、大切なのは、愛犬への愛情と、諦めない気持ちです。 獣医さんや、ペット専門の相談窓口などを活用しながら、愛犬と快適な時間を過ごせるように、一緒に頑張りましょう。

まとめ:愛犬との幸せな日々を

くる病は完治が難しい病気ですが、適切な治療とケアによって、愛犬の痛みを軽減し、生活の質を向上させることは可能です。獣医さんとの連携を密にし、愛犬の状況に合わせたサポートを行いましょう。そして、何よりも大切なのは、愛犬への愛情を注ぎ、寄り添うことです。愛犬との幸せな日々を、これからも大切に過ごしてください。

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