愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
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たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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愛犬と津波の不安を抱えるあなたへ:安全な暮らしへの転換と心のケア

#災害対策
 
東海地震の予想被害範囲の海辺から3件目の家に住んでいて今回の津波を見て日々体調が悪くなっています。きっと地震が来たら津波で、家も土地も家もダメになりそうだし7千万円かかったのに干拓になりそうです。避難所も3階だし海の一番まん前です。どう考えても余程の運が強くないと生き残れないでしょう。家で買い置きしても、これは津波で流されると思うと虚しくなります。愛犬が2匹いるので、機敏に逃げるのは無理でしょう。夜の9時ごろまでいつも一人です。本当に2,3年後には死ぬであろうと本気で覚悟しました。近所の奥さんも引越せないし大きい津波なら死ぬしかない・・・・と言っています。主人が入れ込んで買った家です。私は駅前が良かったのに(15年前)選択を譲ってしまいました。塩害と津波の心配で私が2年前に売ろうと言ったのですが、ごまかされました。主人は東海,南海地震なんて来やしないと思っています。自宅にいると、ここで数年後に死ぬんだなあと思います。貴重品は銀行に預けましたが、多少の貴重品は犬の散歩、買い物の時など、流されないように、持ち歩いています。強迫観念に身から離せないのでおかしいなあと思います。小心者なんだと思いますが、うつっぽくなりました。主人と結婚したのもよせばよかったと本気で思います。安全なところに賃貸で移ろうと成人した息子2人と夫に相談したのですが却下されました。最近はどうしたらいいかわからなく涙が出ます。実際に被害を受けても強い心で頑張っている方もいるのに自分が情けないです。実家には都合で帰れません。毎日がどんどん暗くなっていくようです。主人、息子とも虚しさとで怒りに似た気持ちで腹がたちます。私が攻撃的になってしまいます。夜海鳴りが聞こえると怖いです。こんな感じでいらいらします。私は専業主婦で家にいる時間が長いです。出かけても犬が心配ですぐ家に戻りたくなります。神経科と行かず、なにか発想の転換はないでしょうか?よろしくお願いします。

はじめまして。今回は、地震と津波の不安、そして愛犬との避難という、複合的な悩みを抱えるあなたへ、具体的な解決策と心のケアについてお話させていただきます。

結論から申し上げますと、まずはご自身の安全と心の平穏を最優先に考え、具体的な行動を起こすことが大切です。そのためには、ご家族との対話、専門家への相談、そして何よりもご自身と愛犬たちが安心して暮らせる環境を整えることが重要になります。

ケーススタディ:もしもの時のためにできること

今回のケースは、まさに「備えあれば憂いなし」という言葉が当てはまります。しかし、ただ備えるだけでなく、心のケアも同時に行う必要があります。ここでは、具体的なステップと、同じような状況を乗り越えたAさんの事例をご紹介します。

ステップ1:ハザードマップと避難計画の見直し

まず、お住まいの地域のハザードマップを再度確認し、津波の浸水想定区域や避難場所、避難経路を具体的に把握しましょう。特に、愛犬2匹と一緒に避難することを考慮した計画を立てることが重要です。避難経路の安全性、避難場所までの距離、そして愛犬たちが安心して過ごせる場所かどうかを確認します。
ハザードマップの確認:自治体のウェブサイトや窓口で入手できます。
避難経路の選定:実際に愛犬と歩いてみて、安全なルートを確認しましょう。
避難場所の確認:ペット同伴可能な避難場所であるかを確認しましょう。

ステップ2:防災グッズの準備と見直し

非常用持ち出し袋の中身を定期的に見直し、愛犬用の防災グッズも忘れずに準備しましょう。食料、水、常備薬、懐中電灯、ラジオ、そして愛犬用のペットフード、水、リード、排泄物処理袋など、必要なものをリストアップし、定期的にチェックします。
人間の防災グッズ:食料、水、常備薬、懐中電灯、ラジオ、救急セットなど
愛犬用の防災グッズ:ペットフード、水、リード、排泄物処理袋、タオル、おもちゃ、常備薬など

ステップ3:家族との対話と合意形成

ご主人や息子さんと、改めて地震や津波に対する危機意識を共有し、具体的な対策について話し合いましょう。感情的にならず、冷静にデータや事例を示しながら、避難の必要性や安全な場所への移住について理解を求めることが大切です。
データの提示:ハザードマップや過去の災害事例など、客観的なデータを示しましょう。
感情的な対話の回避:冷静に、具体的な対策について話し合いましょう。
専門家の意見:必要であれば、専門家(防災士や不動産コンサルタントなど)の意見を参考にしましょう。

ステップ4:専門家への相談と情報収集

不動産コンサルタントや防災士など、専門家への相談も検討しましょう。専門家は、客観的な視点からリスクを評価し、具体的な対策や移住先の選定についてアドバイスをしてくれます。また、地域の防災セミナーや勉強会に参加し、最新の情報を収集することも有益です。
不動産コンサルタント:不動産の売却や購入、賃貸に関するアドバイス
防災士:防災に関する知識や対策、避難計画の作成
地域の防災セミナー:最新の防災情報や対策を学ぶ

ステップ5:心のケアとリラックス

不安やストレスを抱え込まず、積極的に心のケアを行いましょう。趣味や運動、友人との交流など、リラックスできる時間を持つことが大切です。また、必要であれば、カウンセリングや精神科医の診察を受けることも検討しましょう。
リラックスできる時間の確保:趣味、運動、友人との交流など
カウンセリング:専門家のサポートを受ける
精神科医の診察:必要であれば、専門的な治療を受ける

Aさんの事例:愛犬との安全な暮らしを求めて

Aさんは、あなたと同じように、海沿いの家に住んでおり、地震と津波の不安を抱えていました。愛犬2匹と暮らすAさんは、避難の難しさを痛感し、家族と話し合った結果、内陸部の高台にある賃貸物件に移住することを決意しました。

移住後、Aさんは、地域の防災訓練に積極的に参加し、近隣住民との交流を深めました。また、愛犬たちとの散歩コースを開拓し、新しい生活を楽しんでいます。Aさんは、「移住して本当に良かった。今は安心して愛犬たちと暮らせています」と語っています。

具体的なアドバイス:愛犬と安全に暮らすための選択肢

1. 高台への引っ越し
これが最も直接的な解決策です。津波の浸水リスクがない地域への引っ越しを検討しましょう。賃貸物件であれば、比較的容易に移動が可能です。
2. 家を高くする
費用はかかりますが、建物を高くすることで、津波の被害を最小限に抑えることができます。専門家と相談し、実現可能かどうか検討しましょう。
3. 避難経路の確保
万が一の事態に備え、安全な避難経路を確保しましょう。複数の経路を確保し、実際に歩いてみることをお勧めします。愛犬と一緒に避難できる経路を選びましょう。
4. 地域のコミュニティへの参加
地域の防災訓練やイベントに積極的に参加し、近隣住民との連携を深めましょう。災害時には、お互いに助け合うことが重要です。
5. 情報収集
自治体からの情報や、インターネットでの情報収集を積極的に行いましょう。常に最新の情報を把握し、適切な判断ができるように備えましょう。
6. 専門家への相談
建築家や防災士などの専門家に相談し、アドバイスをもらいましょう。専門的な知識を持つ人の意見は、非常に参考になります。
7. 犬との避難訓練
実際に犬と一緒に避難する訓練を行いましょう。犬がパニックにならないように、事前に慣らしておくことが重要です。
8. 精神的なケア
不安やストレスを感じたら、専門家のカウンセリングを受けることを検討しましょう。精神的なケアも、災害対策の一環です。

賃貸という選択肢:柔軟な対応と安心感

もしご家族がどうしても引っ越しに同意してくれない場合でも、まずはご自身と愛犬のために、一時的に安全な場所へ避難するという選択肢もあります。例えば、高台にあるペット可のホテルや、短期滞在可能な賃貸物件を利用することも考えられます。

賃貸物件のメリットは、
初期費用を抑えられる
気軽に住み替えができる
ライフスタイルの変化に対応しやすい

などがあります。

最後に:一歩踏み出す勇気を

今、あなたは非常につらい状況にいらっしゃると思います。しかし、決して一人ではありません。まずは、ご自身の気持ちを大切にし、できることから少しずつ行動してみてください。そして、愛犬たちとの安全な暮らしを取り戻してください。応援しています。

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