愛犬との新生活に向けて、理想の住まい探しはワクワクする反面、なかなか見つからないと焦ってしまいますよね。特にペット可の物件は数が限られている上に、希望の条件が重なるとさらに難易度が上がります。
結論から言うと、不動産屋さんに行くのは大いにアリです!ネットには出ていない「掘り出し物」に出会える可能性も十分にあります。今回は、その理由と、さらに効率的に理想の物件を見つけるための秘訣を伝授します。
ネットで物件を探すのは手軽で便利ですが、情報が網羅されているとは限りません。特に以下の点で、不動産屋さんは頼りになる存在です。
未公開物件の存在
大家さんの意向で、ネットには公開されていない物件が存在します。これらの物件は、不動産屋さんとの繋がりがあるからこそ紹介してもらえるチャンスがあります。特に、ペット可の物件は人気が高いため、水面下で契約が決まってしまうことも少なくありません。
大家さんとの交渉力
「ペット可」と記載されていても、犬種や大きさによっては断られてしまうケースがあります。そんな時、不動産屋さんは大家さんと交渉してくれる可能性があります。あなたの愛犬の性格や飼育環境などを丁寧に説明することで、大家さんの理解を得られるかもしれません。
地域の情報に精通
不動産屋さんは、地域の情報に精通しています。周辺の公園の有無、動物病院の場所、ペット同伴可能なカフェなど、愛犬との生活に役立つ情報を教えてもらえるでしょう。
建設予定の物件情報
これから建設予定の賃貸物件の情報も、不動産屋さんならいち早くキャッチしている可能性があります。完成時期が合えば、新築のペット可物件に住むチャンスも!
不動産屋さんに行ったからといって、必ず理想の物件が見つかるわけではありません。ここでは、不動産屋さんを味方につけ、効率的に物件を探すための秘訣を紹介します。
1. 希望条件を明確に伝える
「ペット可」「1LDK以上」「新築〜築10年以内」という条件に加えて、さらに細かい希望を伝えましょう。例えば、「フローリングの床」「日当たりの良い部屋」「防音性の高い物件」など、具体的な条件を伝えることで、不動産屋さんはより的確な物件を探しやすくなります。
2. 愛犬の情報を詳しく伝える
犬種、年齢、性格、普段の様子などを詳しく伝えましょう。特に、無駄吠えがない、おとなしい性格であるなど、アピールポイントがあれば積極的に伝えることが大切です。
3. こまめに連絡を取り、良好な関係を築く
不動産屋さんから物件を紹介してもらったら、必ずフィードバックを伝えましょう。「○○な点が良かった」「○○な点が気になった」など、具体的な感想を伝えることで、不動産屋さんはあなたの好みを把握しやすくなります。また、こまめに連絡を取り、良好な関係を築くことで、優先的に物件を紹介してもらえる可能性も高まります。
Aさんは、トイプードルと暮らす20代の女性。ネットでペット可の物件を探していましたが、なかなか希望に合う物件が見つからず悩んでいました。そこで、近所の不動産屋さんを訪ね、事情を説明しました。
Aさんの希望は、「駅から徒歩10分以内」「オートロック付き」「独立洗面台あり」というものでした。不動産屋のBさんは、Aさんの希望を丁寧に聞き取り、いくつかの物件を紹介してくれました。
しかし、Aさんが気に入る物件はなかなか見つかりませんでした。そんな時、Bさんは大家さんから「近々、ペット可の物件が空く予定がある」という情報を入手しました。その物件は、Aさんの希望条件にほぼ合致するものでした。
Bさんは、すぐにAさんに連絡し、物件を紹介しました。Aさんは、その物件を内見し、すぐに気に入りました。Bさんのサポートもあり、Aさんは無事に契約をすることができました。
Aさんは、「ネットだけでは見つけられなかった物件に出会えて本当に感謝しています。Bさんのおかげで、愛犬との快適な新生活をスタートできます」と話していました。
ペット可物件を選ぶ際には、通常の物件とは異なる注意点があります。
ペット飼育に関する規約
ペットの種類や大きさ、頭数制限、飼育場所など、細かく定められている場合があります。契約前に必ず確認しましょう。
共用部分の利用
共用部分(エントランス、エレベーター、廊下など)でのペットの散歩や排泄が禁止されている場合があります。
近隣住民への配慮
鳴き声や臭いなど、近隣住民への迷惑にならないように注意しましょう。
愛犬との理想の住まい探しは、根気と情報収集が大切です。ネットでの検索に加えて、不動産屋さんを積極的に活用することで、理想の物件に出会える可能性は高まります。まずは、近くの不動産屋さんを訪ねて、相談してみてはいかがでしょうか。
最後に
今回の記事が、愛犬との新生活を考えているあなたの住まい探しのお役に立てれば幸いです。