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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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愛犬が寒さで出血…引越し早々トラブル続きの賃貸戸建て、どうすれば?

#犬との暮らし
 
引越したばかりなのですが不具合などが多くて参ってます。賃貸戸建てで、猫のフン害、壁の隙間からのすきま風や白い粉、呼び鈴の電池切れ、コンセントの剥がれかけがあります。内覧時はクリーニング前でこれからリフォームやクリーニングをすると言ってましたがリフォームなどはされていませんでした。業者さんにクリーニングを頼まず大家さんが掃除をしたようですが汚れが目立っていました。募集ページにファミリー向けで騒いでも大丈夫!とありましたがテラスハウスでかなり壁が薄いです。契約前に鉄筋コンクリートだから外気温に左右されにくく暑さや寒さは感じにくいと言われましたがかなり寒くて家族みんな風邪をひきました。犬まで寒すぎて耳先から出血しました。お風呂なんか特に寒くて入りにくいです。フン害の方は一応解決しましたが家の前にはいまだにされています。場所的に対策しきれないです。すきま風対策で窓全部に断熱シートを貼ったり対策しても本当に寒くて着込む用に服を新しく買ったり対策しきれてないとこはまた新たに対策…と手間とお金がかかってしまってます。安くはない初期費用と家賃だし正直引越したばかりで何故こんな苦労しなきゃいけないんだろうと怒りを感じます。引越したばかりだけど引越ししたいです…これは大家さんに言うべきでしょうか?誰に言ったら解決しますでしょうか?クレーマーみたいになるのも嫌だし…でも悩んでるし。どうすべきか…皆さんのご意見お聞かせ願います…

【結論】まずは状況を整理し、証拠を集めて大家さんに相談を!

引越し早々、様々なトラブルに見舞われ、さぞお困りのことと思います。特に、愛犬の耳から出血するほどの寒さは、一刻も早く解決したい問題です。しかし、感情的に動いてしまうと、事態が悪化する可能性も。ここでは、冷静に状況を打開するための具体的なステップと、知っておくべき法的知識、そして同じような経験をした人たちの事例をご紹介します。

ケーススタディ:引越しトラブル、どう乗り越える?

今回のケースは、引越し時の説明と現状の相違、設備の不具合、騒音問題、そして愛犬の健康被害という、複合的な問題が絡み合っています。一つずつ丁寧に解決していく必要があります。

ステップ1:証拠集めと状況の整理

まずは、問題点を具体的に記録し、証拠を集めましょう。
写真・動画撮影:汚れ、隙間、剥がれかけたコンセントなど、目に見えるものは全て写真や動画に記録します。日付を入れて撮影すると、より証拠としての信憑性が高まります。
温度記録:室温を定期的に計測し、記録しておきましょう。特に、契約時に「外気温に左右されにくい」と説明があったにも関わらず寒い場合は、その証拠となります。
獣医の診断書:愛犬の耳からの出血は、獣医さんに診てもらい、診断書を作成してもらいましょう。「寒さが原因である」という診断があれば、大家さんへの交渉材料になります。
会話の記録:大家さんや管理会社とのやり取りは、できる限り書面で行いましょう。電話で話す場合は、日付、時間、相手の名前、会話の内容を記録しておきましょう。
契約書と重要事項説明書の確認:契約書や重要事項説明書を再度確認し、記載されている内容と現状が異なっていないか確認します。特に、設備に関する条項や、修繕に関する義務などが重要です。

ステップ2:大家さんへの相談

証拠と記録を揃えたら、大家さんに相談してみましょう。
書面で通知:口頭だけでなく、必ず書面(内容証明郵便が望ましい)で通知します。書面には、以下の内容を記載します。
契約時の説明と現状の相違点
具体的な不具合の内容(写真などを添付)
修繕してほしい箇所
修繕期限
修繕されない場合の対応(契約解除など)
冷静な態度で:感情的にならず、冷静に、客観的な事実を伝えましょう。クレーマーにならないように、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
第三者の意見:必要に応じて、弁護士や不動産鑑定士などの専門家に相談し、意見書を作成してもらうのも有効です。

ステップ3:交渉と解決策の模索

大家さんとの交渉では、以下の点を意識しましょう。
修繕義務:賃貸契約において、大家さんには修繕義務があります。民法第606条には、「賃貸人は、賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う」と定められています。
契約不適合責任:契約内容と異なる状態(今回のケースでは、断熱性能やリフォームの有無など)で物件が引き渡された場合、大家さんは契約不適合責任を負います。
損害賠償請求:愛犬の治療費や、寒さ対策のために購入した暖房器具の費用などは、損害賠償請求できる可能性があります。
契約解除:修繕されない場合や、契約不適合責任が認められる場合は、契約解除を検討することもできます。ただし、契約解除には正当な理由が必要です。
代替案の提示:修繕だけでなく、家賃の減額や、他の物件への住み替えなど、代替案を提示してみるのも有効です。

ステップ4:専門家への相談

大家さんとの交渉がうまくいかない場合は、専門家に相談しましょう。
弁護士:法的知識に基づいて、大家さんとの交渉を代行してくれます。損害賠償請求や契約解除の手続きも依頼できます。
不動産鑑定士:物件の価値を評価し、家賃の減額交渉をサポートしてくれます。
消費者センター:消費者問題に関する相談窓口です。大家さんとのトラブルについて、アドバイスや情報提供を受けられます。
ADR(裁判外紛争解決手続):裁判以外の方法で、紛争解決を目指す手続きです。弁護士会や不動産関連団体などがADR機関を運営しています。

犬との暮らしを快適にするために:入居前に確認すべきこと

今回のケースから、犬と暮らす賃貸物件を選ぶ際に注意すべき点が見えてきます。
断熱性能の確認:内見時に、窓や壁の断熱性能を確認しましょう。二重窓や断熱材の使用状況などをチェックします。
騒音問題の確認:壁の厚さや、隣室との間取りを確認しましょう。特に、テラスハウスの場合は、騒音トラブルが起こりやすいので注意が必要です。
ペット可の条件確認:ペットの種類や数、飼育に関するルールなどを確認しましょう。
設備の確認:エアコン、給湯器、換気扇など、設備の動作確認を行いましょう。
周辺環境の確認:動物病院、公園、ドッグランなど、犬と暮らすのに適した環境かどうかを確認しましょう。
重要事項説明の確認:契約前に、重要事項説明をしっかりと確認しましょう。特に、修繕に関する義務や、契約解除に関する条項は重要です。

犬との暮らしを豊かにする:寒さ対策のヒント

今回のケースでは、寒さ対策が重要な課題となっています。ここでは、犬と暮らす上で効果的な寒さ対策をご紹介します。
暖房器具の活用:エアコン、ヒーター、こたつなど、様々な暖房器具を上手に活用しましょう。ただし、犬が火傷しないように、安全対策はしっかりと行いましょう。
断熱対策:窓に断熱シートを貼ったり、厚手のカーテンを取り付けたり、隙間テープで隙間を塞いだりするなど、断熱対策を行いましょう。
犬用ベッドの工夫:犬用ベッドに、毛布や湯たんぽを入れたり、電気毛布を敷いたりして、暖かくしてあげましょう。
服を着せる:犬用の服を着せて、寒さから守ってあげましょう。特に、短毛種や小型犬は、寒さに弱いので注意が必要です。
運動させる:適度な運動は、血行を促進し、体を温めます。室内で遊んだり、散歩に出かけたりして、体を動かしましょう。
食事に気を配る:バランスの取れた食事は、免疫力を高め、寒さに負けない体を作ります。
獣医さんに相談:寒さ対策について、獣医さんに相談してみるのも良いでしょう。犬種や年齢、健康状態に合わせたアドバイスをもらえます。

まとめ:諦めずに、解決に向けて行動を!

引越し早々のトラブルは、精神的にも肉体的にも大きな負担となります。しかし、諦めずに、一つずつ解決に向けて行動することで、必ず状況は改善されます。今回のケースを参考に、証拠を集め、大家さんと交渉し、必要に応じて専門家の力を借りながら、愛犬と快適な暮らしを取り戻してください。

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