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小型犬可の賃貸でメインクーンは飼える?ペット可物件選びの落とし穴

#猫
 
小型犬か猫のペット可賃貸ってメインクーンはOKなんですかね?

結論から言うと、「小型犬・猫可」と記載された賃貸物件で、必ずしもメインクーンが飼育できるとは限りません。 なぜなら、メインクーンは「猫」に分類されるものの、その大きさが一般的な猫とは大きく異なるからです。

「ペット可」の物件を探す際、私たちはどうしても「犬」か「猫」か、というざっくりとした分類で考えてしまいがちです。しかし、不動産の世界では、ペットの種類だけでなく、大きさや頭数まで細かく規定されていることが少なくありません。

今回の記事では、
なぜメインクーンの飼育が難しい場合があるのか?
ペット可物件を選ぶ際に注意すべきポイント
実際にメインクーンと快適に暮らすための物件選びのコツ

について、詳しく解説していきます。

「猫可」でも安心できない?メインクーン飼育の難しさ

「猫可」と記載されていれば、どんな猫でも飼えると思っていませんか? 実は、ここに落とし穴があるんです。

メインクーンは、「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」と呼ばれるほど、大型の猫種です。一般的な猫の体重が3~5kg程度なのに対し、メインクーンは5~8kg、中には10kgを超える個体もいます。体長も1mを超えることがあり、その大きさは小型犬に匹敵するほどです。

そのため、
物件の管理規約で「猫の体重〇kgまで」と規定されている
小型の猫を想定した設備(キャットドア、猫用通路など)しかない
他の入居者から「猫にしては大きすぎる」と苦情が出る

といった理由で、メインクーンの飼育が認められないケースがあるのです。

ケーススタディ:Aさんの苦い経験

Aさんは、長年メインクーンを飼いたいと思っていました。念願叶い、メインクーンの子猫を迎え入れることになったAさん。ペット可の賃貸マンションを見つけ、「猫可」という条件だけで契約してしまいました。

しかし、入居後、管理会社から「猫の種類を確認させてほしい」と連絡があり、メインクーンであることを伝えると、「当マンションでは、〇kg以上の猫の飼育は禁止されています」と言われてしまったのです。

Aさんは、泣く泣くメインクーンを手放すか、引っ越しをするかの選択を迫られました。

このケースからわかるように、「猫可」という言葉を鵜呑みにせず、事前に管理規約をしっかりと確認することが非常に重要です。

後悔しない!ペット可物件選びのチェックポイント

では、ペット可物件を選ぶ際に、具体的にどのような点に注意すれば良いのでしょうか? 以下のチェックリストを参考に、物件選びを進めていきましょう。

1. 管理規約の確認は絶対に!

ペットの種類、大きさ、頭数の制限
飼育できるペットの種類(犬、猫、鳥など)、大きさ(体重、体高など)、頭数が明確に記載されているか確認しましょう。
飼育に関する追加費用
ペット飼育による敷金の上乗せ、ペット共生費などの有無を確認しましょう。
ペットによる損害賠償責任
ペットが原因で物件や他の入居者に損害を与えた場合の責任範囲を確認しましょう。
ペット飼育の条件
予防接種の義務、鳴き声対策、共用部分の利用ルールなど、ペット飼育に関する条件を確認しましょう。

2. 設備・環境のチェック

ペット専用設備
ペット専用の足洗い場、リードフック、ドッグランなどの設備があるか確認しましょう。
周辺環境
動物病院、ペットショップ、トリミングサロン、ペット同伴可能な公園などが近くにあるか確認しましょう。
床材
滑りにくく、傷つきにくい床材が使用されているか確認しましょう。
消臭・換気対策
換気扇、空気清浄機などが設置されているか確認しましょう。

3. 契約時の確認

重要事項説明
ペット飼育に関する重要事項が、契約時にきちんと説明されるか確認しましょう。
特約事項
ペット飼育に関する特約事項が、契約書に明記されているか確認しましょう。

これらのチェックポイントを参考に、物件選びを進めることで、入居後のトラブルを未然に防ぐことができます。

メインクーンと快適に暮らす!物件選びの3つのコツ

メインクーンとの生活を考えているなら、上記のチェックポイントに加えて、以下の3つのコツを意識してみましょう。

1. 広めの物件を選ぶ

メインクーンは体が大きいので、十分な運動スペースが必要です。最低でも60㎡以上、できれば70㎡以上の広さがある物件を選ぶようにしましょう。

2. キャットタワーの設置場所を考慮する

メインクーンは運動能力が高く、高い場所を好みます。大型のキャットタワーを設置できるスペースがあるか、事前に確認しておきましょう。

3. 防音対策を施す

メインクーンは鳴き声が大きい個体もいます。壁や床の防音対策がしっかりしている物件を選ぶか、自分で防音マットなどを敷くことを検討しましょう。

専門家からのアドバイス:ペット共生住宅という選択肢

近年、ペットとの共生を前提とした「ペット共生住宅」が増えています。これらの物件は、
ペット専用の設備が充実している
ペット飼育に関する規約が緩やか
同じようにペットを飼っている入居者が多い

といったメリットがあります。

不動産会社に相談する際は、「ペット共生住宅」も視野に入れて探してみることをおすすめします。

成功事例:Bさんの場合

Bさんは、メインクーン2匹と暮らすために、ペット共生住宅に引っ越しました。

以前住んでいたマンションでは、鳴き声や抜け毛で苦情が絶えませんでしたが、ペット共生住宅に引っ越してからは、同じようにペットを飼っている人たちばかりなので、お互いに理解し合えるようになりました。

また、ペット専用の足洗い場やドッグランなどの設備も充実しており、メインクーンたちも毎日楽しそうに過ごしています。

Bさんは、「ペット共生住宅に引っ越して本当に良かった」と話しています。

まとめ:愛するメインクーンとの幸せな生活のために

「小型犬・猫可」と記載された賃貸物件でも、メインクーンが飼育できるとは限りません。

物件を選ぶ際は、
管理規約をしっかりと確認する
広めの物件を選ぶ
ペット共生住宅も検討する

といった点に注意し、愛するメインクーンとの幸せな生活を実現してください。

もし不安な場合は、ペット専門の不動産会社に相談してみるのも良いでしょう。専門家のアドバイスを受けながら、最適な物件を見つけることができます。

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