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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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小型犬とケージ:放し飼いからケージ飼育への移行と快適な環境づくり

#ケージトレーニング #小型犬しつけ #犬のストレス
 
先日、犬はなるべくケージにいれておいた方がよい、とアドバイスをもらいました。小型犬で、普段は室内で放し飼いにしています。そのためゴミ箱をあさったり、トイレを違うところでしたり、変なものを食べていたり…こちらのしつけが足りていないのは承知なんですが、「いつでも放し飼い状態はよくない、なるべくケージにいれておくべき」というアドバイスのもと実践してみました。でも、あんまりにもかわいそうで…。ケージに入れるやいなや、「出して!出して!」と言わんばかりに鳴いたり、音を立てたり…すぐおさまるかと思いましたが、結局同じ部屋にもいない私を3時間弱呼び続けていました。確かにケージの中はトイレと寝床だけで、そんなところに一日中いれておいてよいものか、と不安になります。

愛犬のしつけでお悩みの方、そしてケージ飼育について迷っている飼い主さんのために、この記事では小型犬のケージトレーニングについて、実体験に基づいたアドバイスと、より快適なケージ環境づくりのヒントをご紹介します。

ケージトレーニングの必要性と飼い主さんの葛藤

「ケージ=閉じ込め」というイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、適切なケージトレーニングは、愛犬の安全を守るだけでなく、しつけの促進安心できる空間の提供にも繋がります。愛犬がゴミ箱を漁ったり、危険なものを食べたりするのを防ぎ、落ち着いて過ごせる場所を作ることは、飼い主さんにとっても安心材料ですよね。

質問者さんのように、愛犬がケージ内で鳴き続ける姿を見て、心が痛むのは当然のことです。愛犬の気持ちに寄り添いながら、ケージトレーニングを進めることが大切ですです。いきなり長時間ケージに入れるのではなく、段階的に慣れさせていくことがポイントです。

段階的なケージトレーニング:愛犬にストレスを与えない方法

ステップ1:ケージを安全で快適な空間に変える

まずは、ケージを愛犬にとって居心地の良い場所に変えましょう。お気に入りのベッドや、安全だと感じるおもちゃを入れてあげましょう。また、ケージの入り口は常に開けておき、自由に出し入れできるようにすることで、ケージを「怖い場所」ではなく「安心できる場所」と認識させます。この段階では、ケージの中にいることを強制しません。愛犬が自らケージの中に入るよう促すことが重要です。

ステップ2:短い時間から始める

愛犬がケージに慣れてきたら、数分間だけケージの中にいるように促してみましょう。おやつや褒め言葉で、ケージの中にいることを肯定的に強化します。最初はほんの数分でも構いません。愛犬が落ち着いて過ごせる時間を見極め、徐々に時間を延ばしていくことが重要です。

ステップ3:徐々に時間を延長する

数分間を無事に過ごせたら、徐々に時間を延長していきましょう。しかし、愛犬が不安そうに鳴き始めたり、ストレスを感じている様子が見られたら、すぐにケージから出してあげましょう。無理強いは禁物です。愛犬のペースに合わせて、ゆっくりと時間を延ばしていくことが大切です。

ステップ4:ケージでの休息を習慣づける

最終的には、夜間や飼い主さんが留守にする時間帯にケージで過ごせるようにトレーニングします。しかし、日中も、ケージを「休憩場所」として活用するのも良い方法です。 愛犬が疲れたり、落ち着きたい時に、自らケージに入って休めるように促してみましょう。

ケージ以外のしつけ方法と環境整備

ケージトレーニングと並行して、しつけ環境整備も大切です。例えば、トイレトレーニングを徹底し、愛犬が自由に動き回れるスペースを確保することで、ケージに頼りすぎることなく、問題行動を減らすことができます。

快適なケージ環境のポイント

ケージは単なる閉じ込める場所ではなく、愛犬にとって安心できるプライベート空間であるべきです。快適なケージ環境を作るために、以下の点を意識してみましょう。

まとめ:愛犬との幸せな暮らしのために

ケージトレーニングは、愛犬の安全と幸せな暮らしのために必要な手段です。しかし、愛犬の気持ちに寄り添い、段階的に進めることが大切です。焦らず、愛犬のペースに合わせてトレーニングを進め、ケージを安全で快適な場所に変えてあげましょう。そして、ケージトレーニングと並行して、しつけや環境整備にもしっかりと取り組むことで、愛犬とのより幸せな生活を築くことができるはずです。

もし、トレーニングに不安を感じたり、愛犬の様子に変化が見られたりする場合は、獣医さんや動物行動学の専門家に相談してみるのも良いでしょう。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な方法を見つけられるかもしれません。

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