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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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実家の犬たちのために、家族を説得する方法は?【犬との暮らしアドバイザー】

#犬の飼育環境
 

実家で飼われている3匹の犬たちの状況を案じ、心を痛めていらっしゃるのですね。世話が行き届いていない状況、そして家族が譲渡を拒否しているという状況は、非常につらいものです。しかし、諦めずに、犬たちのためにできることを探していきましょう。

この記事では、実家の家族を説得し、犬たちがより良い環境で暮らせるようにするための具体的なステップと、考え方についてお伝えします。ぜひ、あなたの状況に合わせて参考にしてみてください。

実家のワンちゃんについて 30代女です。既婚で家は10年以上前に出ています。 私が家を出てから小型犬を3匹飼い始めていました。 ほぼ世話はされておらず、ゲージから出るのは3日に1回、爪切りシャンプーなどしていないと思います。 ゲージは糞尿まみれ。 実家に帰るたびに私が掃除していますが、1週間後にまた帰ると私が掃除してから一切掃除してなかったりします。 可愛がっているならいいのですが、こんな状況なら飼うなよ!!と帰るたびにイラつきます。 うちは息子が犬猫アレルギーで賃貸のため引き取るのは無理です。 ワンちゃん3匹ともとても可愛らしい顔をしており健康。今ならジモティなどで貰い手がすぐ見つかると思います。大切にしてくださる方に譲って大事にしてもらった方が絶対にいいのではないかと私は思います。 ただその提案をすると実家の家族が面倒もみないくせに断固拒否。 責任を持てないなら飼うなというご意見、ごもっともです。ですがもうペットショップに戻すわけにも行かないので、譲り先を探すか、ほぼ飼育放棄されているのを目を瞑って私が実家に帰らないか、その二択です。 3匹なんて世話するのは無理だから、せめて1匹に減らせないかという提案はしましたが、人でなし!みたいなニュアンスでブチギレられました。 どうか実家の家族を納得させられる方法はないでしょうか。 ちなみに私が子供の時から父と母は掃除ができず家は汚くていじめられていました。そんな人たちが犬を飼えるわけないです。

ケーススタディ:家族の気持ちに寄り添いながら、犬たちの幸せを追求する

今回のケースは、単に「犬の飼育放棄」という問題だけでなく、家族間の感情や過去の経緯も複雑に絡み合っていることがわかります。
ご実家のご両親は、もしかすると犬を飼うことで心の隙間を埋めようとしているのかもしれません。
または、過去の経験から「手放す」という行為に強い抵抗があるのかもしれません。

まずは、ご両親の気持ちを理解しようと努めることが大切です。
頭ごなしに否定するのではなく、「心配している」「犬たちが幸せに暮らせるようにしたい」という気持ちを丁寧に伝えましょう。

1. 現状の把握と問題点の明確化

まずは、客観的な視点から現状を把握し、問題点を明確にしましょう。
犬たちの具体的な飼育状況:
食事の内容と回数
散歩の頻度と時間
健康状態(獣医の受診状況、予防接種の有無など)
清潔さ(シャンプー、爪切り、耳掃除など)
犬たちの性格や行動
ご両親の犬に対する気持ち:
犬を飼う目的
犬に対する愛情の表現方法
犬の世話に対する意識
家族間のコミュニケーション:
犬に関する話し合いの頻度と内容
感情的な対立の有無

これらの情報を集めることで、問題の本質が見えてきます。
例えば、ご両親が犬の世話を「面倒だ」と感じているのか、それとも「方法がわからない」のかによって、対応策は大きく変わってきます。

2. 専門家の意見を取り入れる

客観的な意見として、獣医やドッグトレーナーなどの専門家に相談してみるのも有効です。
犬たちの健康状態や行動の問題点を指摘してもらい、改善策を具体的に提示してもらいましょう。

専門家の意見は、ご両親にとって説得力を持つ可能性があります。
また、専門家から具体的なアドバイスをもらうことで、ご自身も冷静に状況を判断できるようになります。

3. 譲渡以外の選択肢を検討する

譲渡は最終手段として、まずは他の選択肢を検討してみましょう。
飼育環境の改善:
掃除の頻度を上げる
自動給餌器や自動清掃トイレの導入
トリミングサロンやペットシッターの利用
飼育方法の改善:
犬の飼育に関する本や動画を一緒に見る
ドッグトレーナーの指導を受ける
地域の愛犬家団体に参加する
家族の協力体制の構築:
役割分担を決める
定期的に話し合いの場を設ける
互いに感謝の気持ちを伝える

これらの改善策を実行することで、犬たちの生活環境が改善されるだけでなく、ご両親の意識も変わる可能性があります。

4. 譲渡を検討する場合の注意点

どうしても譲渡が必要な場合は、以下の点に注意しましょう。
譲渡先の選定:
犬を飼育する環境(住居、家族構成、経済状況など)
犬の飼育経験
犬に対する愛情
譲渡後の連絡の可否
譲渡条件の明確化:
譲渡費用
予防接種や健康診断の費用負担
譲渡後の飼育状況の報告義務
譲渡後のフォローアップ:
定期的な連絡を取り、犬の様子を確認する
困ったことがあれば相談に乗る

譲渡は、犬にとってもご家族にとっても大きな決断です。
慎重に進めるようにしましょう。

5. 家族とのコミュニケーションを大切にする

最も重要なのは、ご家族とのコミュニケーションを大切にすることです。
感情的に対立するのではなく、冷静に、そして丁寧に話し合いましょう。
相手の気持ちを尊重する:
頭ごなしに否定するのではなく、相手の意見に耳を傾ける
相手の立場を理解しようと努める
感情的な言葉を使わない
自分の気持ちを正直に伝える:
犬たちのことを心配している気持ちを伝える
譲渡を提案する理由を説明する
相手に感謝の気持ちを伝える
共通の目標を見つける:
犬たちの幸せを願う気持ちは、家族みんな同じはず
犬たちが幸せに暮らせるように、協力してできることを探す

6. 第三者の介入を検討する

どうしても話し合いがうまくいかない場合は、第三者の介入を検討してみましょう。
親戚や友人:
信頼できる人に間に入ってもらい、話し合いを仲介してもらう
専門家:
カウンセラーや弁護士などの専門家に相談し、アドバイスをもらう
動物愛護団体:
動物愛護団体に相談し、里親探しや飼育指導の協力を得る

第三者の介入は、事態を打開するきっかけになる可能性があります。

7. 長期的な視点を持つ

問題解決には時間がかかることもあります。
焦らずに、長期的な視点を持って取り組みましょう。
小さな成功体験を積み重ねる:
まずは、できることから始める
少しずつ改善していく
成功体験を共有し、モチベーションを高める
諦めずに、根気強く続ける:
途中で挫折しそうになっても、諦めない
常に、犬たちの幸せを願う気持ちを忘れずに
必要であれば、専門家のサポートを受ける

今回のケースは、簡単な解決策はありません。
しかし、諦めずに努力することで、必ず道は開けます。
犬たちの幸せを信じて、一歩ずつ進んでいきましょう。

最後に

今回のケースは、非常にデリケートな問題であり、解決には時間と根気が必要です。
しかし、諦めずに、犬たちのためにできることを一つずつ実行していくことで、必ず良い方向に進むと信じています。
応援しています。

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