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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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子犬の夜泣きと分離不安、マンションでの解決策

#トイプードル #分離不安 #夜泣き
 
5ヶ月のトイプードルを迎えましたが、夜泣きとケージから出たい時の欲求吠えがひどくて困っています。マンション住まいなので近隣への迷惑も心配です。ケージ内にはトイレ、ベッド、おもちゃなどを入れていますが、効果がありません。「徹底無視」も試しましたが、ギャン泣きがひどくてできません。リビングにいる時は私の後をぴったりついてきて、トイレやお風呂にも行けません。扉を閉めるとギャン泣きします。迎える前に勉強はしましたが、理想と現実のギャップにショックを受けています。愛犬家の皆さんは誰でも通る道なのでしょうか?夜泣き、欲求吠え、分離不安の対策を教えてください。

5ヶ月のトイプードルちゃんをお迎えされたんですね!おめでとうございます!新しい家族との生活、最初は戸惑うこともたくさんあると思いますが、決してあなただけではありません。多くの飼い主さんが同じような経験をしています。 夜泣きや分離不安、そして近隣への配慮…、マンションでの犬との生活は確かに課題も多いですが、工夫次第で解決できる問題です。一緒に一つずつ解決していきましょう。

子犬の夜泣きと欲求吠えの理由

まず、子犬の夜泣きや欲求吠えの理由を理解することが大切です。5ヶ月のトイプードルはまだ赤ちゃん。お母さん犬や兄弟犬と離れて、不安で寂しい気持ちでいっぱいでしょう。新しい環境への適応も大変です。ケージは安全な場所ではありますが、同時に閉じ込められているように感じているかもしれません。あなたのそばにいたい、という強い気持ちの表れなのです。

また、トイレトレーニングも順調に進んでいるようですが、まだ完全に成功しているわけではありません。夜間のトイレ失敗に対する不安も、夜泣きの一因になっている可能性があります。さらに、遊びたくて、あなたに構ってほしいという気持ちも、吠えにつながっているかもしれません。

効果的な夜泣き対策

ケージ環境の見直し

ケージは安全で安心できる場所であるべきです。ケージの大きさは適切ですか?圧迫感がないか確認してみましょう。ケージの中に、犬がお気に入りのぬいぐるみやタオルなどをたくさん入れてあげましょう。これらは安心できる「拠り所」になります。

また、ケージの場所も重要です。人の気配を感じやすい場所、例えばリビングの一角にケージを置くのも良いでしょう。完全に覆うのではなく、一部だけ布で覆うことで安心感を高めつつ、視界を確保する工夫も効果的です。暗すぎる環境はかえって不安を煽る可能性があります。

就寝前のルーティン

就寝前のルーティンを作ることで、犬は「これから寝る時間だ」と理解しやすくなります。例えば、夕食後のお散歩、歯磨き、そしてケージに入る前に少しだけ遊んであげるなど、決まった流れを作ることで、犬は安心感を覚えます。寝る前の落ち着いた時間を確保することが重要です。

徹底無視は必ずしも正解ではない

「徹底無視」は、効果的な場合もありますが、子犬の場合、かえって不安を募らせてしまう可能性があります。完全に無視するのではなく、優しく声をかけたり、撫でたりすることで、犬の不安を和らげることも大切です。 ただし、甘やかすのではなく、落ち着いて対応することが重要です。

もし、吠えが止まらない場合は、一度ケージから出して、落ち着かせ、トイレに行かせた後、再びケージに戻すという方法を試してみるのも良いかもしれません。ただし、これは一時的な対処法であり、根本的な解決には繋がりません。

サプリメントの活用

近年では、犬のストレス軽減や睡眠の質向上に役立つサプリメントも数多く販売されています。獣医さんと相談の上、適切なサプリメントを選ぶことで、夜泣きや分離不安の症状を緩和できる可能性があります。ただし、サプリメントはあくまで補助的な役割であり、根本的な解決策ではありません。

分離不安対策

リビングにいる時、あなたの後をぴったりついてくるのは、分離不安のサインです。あなたと離れるのが怖いのです。これを改善するには、少しずつ一人で過ごす時間を増やす「脱依存トレーニング」が効果的です。

少しずつ一人で過ごす時間を増やす

最初はほんの数分間だけ、別の部屋で過ごしてみましょう。最初は必ずすぐに戻ってきて、徐々に時間を延ばしていきます。最初は、犬があなたの姿が見えなくなるだけでパニックになる可能性があります。そのため、最初はドアを少し開けて、あなたの存在を犬に感じさせながら、少しずつ距離を置いてみましょう。焦らず、犬のペースに合わせて進めることが大切です。

「お留守番トレーニング」

短時間のお留守番トレーニングも効果的です。最初は数分間だけ家を空けて、徐々に時間を延ばしていきます。帰ってきた時は、犬に過剰に喜びを表さず、落ち着いて接しましょう。過剰な反応は、犬の不安を煽る可能性があります。

安心できる場所の確保

犬にとって安心できる場所を作ることも大切です。ケージだけでなく、ソファやベッドなど、犬が安心して過ごせる場所を用意してあげましょう。そこでは、犬が自由にリラックスできる時間を与えましょう。

近隣への配慮

マンション住まいでは、近隣への配慮が不可欠です。夜泣きや吠え声が迷惑になる可能性があります。既に近隣の方にお詫びの品を持って事情説明をされたとのこと、素晴らしいです!誠意ある対応は、良好な隣人関係を築く上で非常に重要です。

夜泣き対策に加え、日頃から犬とのコミュニケーションをしっかりと取り、犬のストレスを軽減することで、吠え声を減らすこともできます。また、防音対策として、ケージに防音シートを取り付けるなどの工夫も有効です。近隣の方々への継続的な配慮を心がけましょう。

まとめ

子犬の夜泣きや分離不安は、多くの飼い主さんが経験する問題です。解決には時間がかかりますが、諦めずに、一つずつ丁寧に解決していきましょう。犬の気持ちを理解し、適切な対策を講じることで、必ず幸せな犬との生活を築くことができます。今回の経験を活かして、あなたとトイプードルちゃんが、より良い関係を築いていけることを願っています。

もし、どうしても解決できない場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談してみるのも良いでしょう。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策が見つかるかもしれません。

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