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子犬の噛み癖と、繰り返される出し入れ…本当にこれで良いの?

#ポジティブトレーニング #噛み癖対策 #子犬しつけ
 

子犬の噛み癖と、繰り返される出し入れ…本当にこれで良いの?

子犬のやんちゃな時期、可愛らしい仕草の裏に隠れた困った行動…それは、噛み癖かもしれませんね。特に3ヶ月の子犬は、遊び盛りの時期。飼い主さんの手を噛んでしまうのは、よくある悩みです。 この記事では、子犬の噛み癖への対応策と、出し入れを繰り返すしつけ方法について、経験に基づいたアドバイスをさせていただきます。

質問にあるように、子犬をサークルから出して遊ぶ際にお座りをさせ、その後噛み癖が出た際にサークルに戻す…この繰り返しは、子犬にとってストレスになっている可能性があります。頻繁な出し入れは、子犬の不安感を増幅させ、かえって噛み癖を悪化させる可能性があるのです。

子犬の噛み癖、なぜ起こるの?

遊びの延長線上

子犬にとって、噛む行為は遊びの一環です。歯が生え変わる時期でもあるため、歯茎のかゆみを解消する目的もあります。飼い主さんの手を噛むのは、遊び相手として認識している証拠。しかし、遊びの延長線上で、飼い主さんが痛みを感じてしまうのは避けなければなりません。

コミュニケーション不足

充分なコミュニケーションが取れていない場合も、噛み癖につながります。子犬は、遊びや愛情表現として噛む行動をとるため、飼い主さんがその意図を理解せず、適切な対応を取らないと、子犬は混乱してしまいます。子犬の気持ちに寄り添い、適切なコミュニケーションをとることが重要です。

ストレス

サークルでの生活や、遊びの制限など、子犬がストレスを感じている場合も噛み癖の原因となります。常にサークルの中にいる状態では、運動不足や精神的なストレスが溜まり、それが噛み癖として現れる可能性があります。適切な運動と休息の時間を確保し、ストレスを軽減することが大切です。

噛み癖への効果的な対処法

噛む前に注意を促す

子犬が飼い主さんの手を噛もうとする前に、「ダメ!」などの言葉で注意を促しましょう。言葉と同時に、おもちゃなどを与えて注意をそらすのも効果的です。 子犬が噛む前に、別の行動に切り替えさせることで、噛む行動そのものを減らすことができます。

代わりの行動を教える

噛む代わりに、子犬に「お座り」「待て」などのコマンドを覚えさせ、その行動を褒めることで、噛む行動よりも良い行動を強化することができます。褒める時は、言葉だけでなく、優しく撫でたり、おやつを与えたりするなど、子犬が喜びを感じる方法を選びましょう。 これは、ポジティブな強化によるしつけであり、子犬にとってより理解しやすい方法です。

噛まれた時の対処法

もし噛まれてしまったら、「痛い!」と声を出し、すぐに子犬から手を離しましょう。 そして、数秒間無視します。その後、落ち着いて子犬に優しく接し、再度噛もうとしたら、同じように対応します。決して、子犬を叩いたり、怒鳴ったりしないようにしましょう。 これは、子犬に恐怖心を与え、関係性を悪化させる可能性があります。

環境の見直し

子犬が自由に動き回れるスペースを確保し、安全で快適な環境を整えることも重要です。危険な物や、子犬が口に入れてしまう可能性のある物は、手の届かない場所に片付けましょう。子犬が安全に過ごせる環境を作ることで、ストレスを軽減し、噛み癖の改善に繋がります。

しつけの頻度と時間

質問にあるような、頻繁な出し入れは、子犬にとってストレスになります。短い時間でのトレーニングを複数回行うよりも、集中して行う方が効果的です。 例えば、1回10分程度のトレーニングを、1日に数回行うなど、子犬の集中力に合わせて調整しましょう。また、トレーニングの後は、必ず褒めてあげましょう。

専門家のアドバイス

それでも改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や獣医に相談することも検討しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、子犬の行動の根本原因を特定し、より適切な対処法を見つけることができます。

まとめ:子犬との信頼関係を築くことが大切

子犬の噛み癖は、しつけによって改善できる問題です。しかし、重要なのは、子犬との信頼関係を築くことです。 怒ったり、罰を与えたりするのではなく、優しく、そして根気強く接することで、子犬は飼い主さんの気持ちを理解し、より良い行動をとるようになります。 焦らず、一歩ずつ、子犬との絆を深めていきましょう。

子犬の成長に合わせて、しつけの方法も調整していくことが大切です。 今回ご紹介した方法が、少しでもお役に立てれば幸いです。 もし、何か困ったことがあれば、いつでも専門家に相談しましょう。 あなたと子犬の幸せな生活を願っています。

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