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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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子犬の分離不安?要求吠え対策と安心できるおうち環境づくり

#分離不安 #子犬のしつけ #要求吠え
 
もうすぐ5ヶ月の子犬を飼っています。散歩中や来客時などは吠えませんが、部屋に一人になると吠えます。サークルの中で寝ていて、おもちゃで遊んだり、ご飯を食べたりもサークルの中です。工夫はしているのですが、私たちが部屋を離れると吠え、無視すると5~10分ほどで静かになります。近所迷惑になるので、吠えても無駄だと学ばせ、静かに待てるようにしたいです。リビングで一緒に過ごしたいので、夜1時間ほどリビングで過ごさせていますが、噛んだり興奮したりするとサークルに戻します。リビングに行きたいから吠えているのかなと思うのですが、自室で大人しく過ごすにはどうすればいいでしょうか?長時間静かに待てる時もあるのですが、トイレに立っただけでも吠える時があります。散歩は朝15分、夜30分です。他にすぐに学習する良い子なので、要求吠えを何とか治したいです。

5ヶ月の子犬の要求吠え、お困りなんですね。でもご安心ください!多くの飼い主さんが同じ悩みを抱えています。そして、適切な方法でトレーニングすれば、必ず改善できます

子犬の要求吠えの原因を探る

まず、子犬が吠える原因を詳しく見ていきましょう。単なる「要求吠え」だけでなく、分離不安の可能性も考えられます。 質問文からは、飼い主さんがそばにいる時は吠えない、サークル内での生活に慣れている、といった点が読み取れます。これは、子犬が飼い主さんを求めている、もしくは一人になることに不安を感じている可能性を示唆しています。

吠える状況を整理すると、

などが挙げられます。これらの状況を分析することで、子犬の不安のポイントが見えてきます。例えば、特定の場所への恐怖や、飼い主さんとの分離への不安など、様々な要因が考えられます。

効果的な要求吠え対策:段階的なトレーニング

要求吠えの改善には、段階的なトレーニングが効果的です。いきなり長時間留守番をさせるのではなく、徐々に時間を延ばしていくことが大切です。以下に具体的なステップをご紹介します。

ステップ1:短い時間から始める

まずは、数秒間だけ部屋を出て、すぐに戻ってくることから始めましょう。子犬が吠え始めたら、無視するのではなく、静かになったらすぐに褒めてご褒美を与えます。これを繰り返すことで、「静かに待っていれば良いことがある」ということを学習させます。この時、ご褒美は子犬の大好物を選びましょう。そして、ご褒美を与えるタイミングは、子犬が静かになった瞬間です。吠えている最中に与えてしまうと、吠えることがご褒美と結びついてしまい、逆効果になります。

ステップ2:時間を徐々に延長する

数秒間が問題なくできるようになったら、徐々に時間を延長していきます。例えば、最初は1分、次に2分、5分と、子犬の反応を見ながら少しずつ長くしていきましょう。吠え始めたら、すぐに戻らず、静かになるまで待ちます。静かになったら、必ず褒めてご褒美を与えましょう。このステップでは、子犬の頑張りをしっかり褒めることが重要です。焦らず、子犬のペースに合わせて進めていきましょう。

ステップ3:場所を変えてみる

自室でうまくいくようになったら、リビングなど、他の場所でも同じトレーニングを繰り返してみましょう。最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。場所を変えることで、子犬の不安を軽減し、様々な場所で静かに待てるようにトレーニングできます。この段階では、子犬がリラックスできる環境を作ることも重要です。お気に入りのオモチャを用意したり、落ち着ける場所を作ってあげましょう。

ステップ4:留守番トレーニング

最終的には、留守番のトレーニングを行います。最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。留守番中は、子犬が安心できる環境を整えてあげることが大切です。サークルの中に、お気に入りのオモチャや、落ち着ける場所を用意してあげましょう。また、ラジオなどを流して、周りの音を消すのも効果的です。

その他、生活環境の見直し

トレーニングと並行して、生活環境の見直しも重要です。以下のような点をチェックしてみましょう。

十分な運動と休息

子犬は、十分な運動と休息が必要です。散歩の時間を増やす、または、室内で遊ばせる時間を増やすなど、子犬が十分に運動できる時間を確保しましょう。疲れている子犬は、比較的落ち着いて過ごせることが多いです。また、質の高い睡眠も重要です。快適な寝床を用意してあげましょう。

安心できる空間の確保

子犬にとって、安心できる空間を確保することが大切です。サークルの中を、子犬にとって快適な空間にしましょう。お気に入りのオモチャや、落ち着ける場所を用意してあげましょう。また、サークルを置く場所も重要です。あまりに人通りの多い場所や、騒がしい場所だと、子犬が落ち着いて過ごせない可能性があります。

環境エンリッチメント

子犬が退屈しないように、環境エンリッチメントを心がけましょう。様々な種類のオモチャを用意したり、新しいオモチャを与えたりすることで、子犬の好奇心を刺激し、退屈感を軽減できます。また、嗅覚を使うおもちゃも効果的です。これにより、子犬は精神的に満たされ、要求吠えが減る可能性があります。環境エンリッチメントは、子犬のストレス軽減に非常に効果的です。

専門家への相談も検討

もし、上記の対策を試しても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や獣医師に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、子犬の吠えの原因を特定し、適切な対策を立てることができます。また、分離不安が原因の場合、薬物療法が必要になるケースもあります。専門家の力を借りることで、より効果的な解決策が見つかるでしょう。

まとめ:根気と愛情で解決へ

子犬の要求吠えは、根気と愛情で必ず解決できます。焦らず、子犬のペースに合わせてトレーニングを進めていきましょう。そして、常に子犬の気持ちに寄り添い、安心できる環境を整えてあげることが大切です。 このトレーニングを通して、あなたと子犬の絆がさらに深まることでしょう。 一緒に頑張りましょう!

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