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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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子犬のしつけにクリッカー!夫との協力と芸の教え方のコツ

#クリッカートレーニング #夫婦で犬のしつけ #子犬のしつけ
 
夫婦で暮らしていて、生後4ヶ月半の子犬を飼っています。クリッカーを使ったゲームや芸に挑戦したいのですが、クリッカーを使うとクリッカー以外で芸を教えるのが難しくなりますか?夫はクリッカーに興味がないので、私と夫で違う方法で芸を教えたり、違う芸を教えたりしても問題ないでしょうか?現在、オスワリ、お手、おかわり、マテ、ハウス、ゴロンなどの芸ができますが、フードやおもちゃが貰えると確信したらしかできません。

生後4ヶ月半の子犬と、クリッカーを使ったしつけに挑戦したい気持ち、よく分かります!新しいことを始めるのはワクワクしますよね。でも、ご主人と意見が合わないこと、そしてクリッカーを使うことで他のしつけ方法が効かなくなるのでは…という不安も、とても共感できます。

クリッカーと従来のしつけ方法の併用は可能?

結論から言うと、クリッカーと従来のしつけ方法を併用することは全く問題ありませんクリッカーはあくまで「良い行動」を明確に伝えるためのツールの一つです。ご主人が従来の方法でしつけを続ける一方で、あなたがクリッカーを使って新しい芸を教えることは、犬にとって混乱を招くどころか、むしろ多様なコミュニケーション方法を学ぶ良い機会になるでしょう。

例えば、ご主人が「お手」を従来の方法で教え、あなたがクリッカーを使って「ハイタッチ」を教えるといった具合です。犬は、状況や指示を出す人によって、適切な反応を柔軟に切り替える能力を持っています。それぞれの方法で、犬が理解しやすいように、シンプルで分かりやすい指示と、明確な報酬(ご褒美)を組み合わせることが大切です。

クリッカーのメリットとデメリット

クリッカートレーニングのメリットは、タイミングを正確に伝えられる点です。犬が良い行動をしたまさにその瞬間に「カチッ」と音を鳴らすことで、何が褒められているのかを明確に理解させられます。これにより、従来の方法よりも効率的に芸を覚えさせることができます。また、ゲーム感覚で楽しくトレーニングを進められるのも大きな魅力です。

一方で、デメリットとして挙げられるのは、クリッカーの音に犬が過度に依存してしまう可能性です。しかし、これは適切なトレーニング方法を理解していれば、防ぐことができます。クリッカーの音はあくまで合図であり、最終的には言葉やジェスチャーによる指示にも反応できるようにトレーニングすることが重要です。

夫との協力体制を築くためのポイント

ご主人とクリッカートレーニングについて意見が合わないとのことですが、まずはご主人の懸念点を丁寧に聞き、理解することから始めましょう。「クリッカーを使うと他の方法が効かなくなるのでは?」という不安は、よくあることです。ご主人にクリッカートレーニングのメリットや、他のしつけ方法との併用について、分かりやすく説明してみましょう。

例えば、一緒にクリッカートレーニングの動画を見たり、本を読んだりするのも良いかもしれません。ご主人も一緒に参加できるような、簡単なゲームから始めるのも効果的です。最初は簡単な「オスワリ」や「マテ」をクリッカーを使って練習し、成功体験を共有することで、ご主人の理解と協力を得られるでしょう。

また、クリッカートレーニングは、犬との絆を深める素晴らしい機会でもあります。ご主人にもその楽しさを分かってもらうことで、協力体制を築きやすくなるでしょう。一緒にトレーニングすることで、犬との時間を共有し、より一層愛着が深まるはずです。

クリッカートレーニングの具体的な手順

クリッカートレーニングを始める前に、クリッカーの音とご褒美を関連付ける「チャージング」というステップが必要です。クリッカーを鳴らした直後に、犬の大好物のおやつを与えることを繰り返すことで、クリッカーの音を「良いことが起こる合図」と犬に認識させます。

その後は、小さな成功体験を積み重ねていくことが重要です。最初は簡単な行動から始め、成功したらすぐにクリッカーを鳴らし、ご褒美を与えます。徐々に難易度を上げていくことで、犬はクリッカーの音と行動の関連性を理解し、積極的に行動するようになります。褒める言葉とクリッカーを併用することで、犬はクリッカーだけでなく、言葉にも反応するようになります。

例えば、「オスワリ」を教える場合、犬が少しだけお尻を下ろしただけでもクリッカーを鳴らし、ご褒美を与えます。そして、徐々に「オスワリ」の姿勢が完璧になるように促していきます。焦らず、犬のペースに合わせてトレーニングを進めることが大切です。

新しい芸に挑戦!クリッカー活用術

既にいくつかの芸を覚えているとのことですが、クリッカーを使って新しい芸に挑戦するのも良いですね。例えば、「お手」や「ハイタッチ」といった、犬が喜びやすい、比較的簡単な芸から始めるのがおすすめです。成功体験を積み重ねることで、犬のモチベーションを高めることができます。

新しい芸を教える際には、明確な指示とご褒美を組み合わせることが重要です。例えば、「ハイタッチ」を教える場合、「ハイタッチ」と言いながら、犬の手を自分の手に近づけ、触れたらすぐにクリッカーを鳴らし、ご褒美を与えます。最初はうまくいかないこともありますが、根気強く、優しくトレーニングを続けることが大切です。

また、トレーニングの時間は短く、複数回に分けて行うのがおすすめです。犬は集中力が持続する時間が限られています。短時間で集中してトレーニングすることで、犬の負担を軽減し、より効果的に学習を進めることができます。大切なのは、犬が楽しくトレーニングに参加できるような雰囲気を作ることです。

まとめ:クリッカーと従来方法の融合で、犬との絆を育もう

クリッカートレーニングは、犬のしつけを効率的に行うためのツールの一つです。しかし、クリッカーだけに頼るのではなく、従来のしつけ方法と併用することで、より効果的なトレーニングを行うことができます。ご主人との協力体制を築き、犬のペースに合わせて、楽しくトレーニングを進めていきましょう。そして、クリッカートレーニングを通じて、犬との絆をさらに深めてください。

クリッカーは万能ではありませんが、適切な使い方をすれば、犬とのコミュニケーションをより豊かにし、より深い信頼関係を築くための強力なツールとなります。ご主人と協力し、犬の個性や性格を理解しながら、楽しくしつけを進めていくことが、一番大切なことでしょう。犬との幸せな生活は、あなたとご主人の愛情と努力によって築き上げられるものです。

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