マイホーム、夢ですよね!しかも愛犬との暮らしを考えると、さらにこだわりたい部分も出てくるはず。建売りの二階建てか、注文住宅の平屋か…確かに悩ましい選択です。今回は、同じように子なし夫婦で愛犬と暮らす私が、それぞれのメリット・デメリット、そして後悔しないための考え方について、じっくりお話させていただきます。
結論から言うと、どちらが良いかは、あなたのライフスタイルと将来設計によって大きく変わります。
建売り二階建て:初期費用を抑えつつ、一定のクオリティの家を手に入れたい方向け。
注文住宅平屋:費用はかかるが、愛犬との快適な暮らしを最優先に、間取りや設備にこだわりたい方向け。
この記事では、それぞれの選択肢について深掘りし、後悔しないための具体的なアドバイスをお届けします。
まずは、建売り二階建てのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
デメリット
次に、注文住宅平屋のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
デメリット
どちらの選択肢を選ぶにしても、後悔しないためには、以下の点を考慮することが重要です。
1. ライフスタイルの明確化
夫婦二人の生活スタイル
愛犬との暮らし方
将来のライフプラン(仕事、趣味など)
これらの要素を具体的に洗い出すことで、本当に必要な家の形が見えてきます。例えば、共働きで日中はほとんど家にいないのであれば、庭の手入れが不要なコンパクトな家を選ぶ、といった判断ができます。
2. 愛犬のための優先順位
滑りにくい床材
足洗い場
ドッグラン
ペットドア
消臭・換気システム
愛犬が快適に暮らせるように、これらの要素をどの程度優先するかを検討しましょう。例えば、犬種によっては関節に負担がかかりやすいので、滑りにくい床材は必須と言えるでしょう。
3. 将来のメンテナンス費用
外壁塗装
屋根の修理
水回りのリフォーム
マイホームは購入して終わりではありません。将来的なメンテナンス費用も考慮して、資金計画を立てましょう。特に平屋の場合、屋根の面積が広くなるため、メンテナンス費用が高くなる傾向があります。
4. 専門家への相談
不動産会社
建築家
住宅ローンアドバイザー
自分たちだけで判断せずに、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。不動産会社は物件選びのプロ、建築家は間取りやデザインのプロ、住宅ローンアドバイザーは資金計画のプロです。それぞれの専門家の意見を聞くことで、より客観的な判断ができます。
せっかくマイホームを建てるなら、愛犬との暮らしがより豊かになるような工夫を取り入れてみましょう。
リビングに犬専用スペース:クレートやベッドを置くスペースを確保し、愛犬が安心してくつろげる場所を作りましょう。
庭にドッグラン:庭にフェンスを設置して、愛犬が自由に走り回れるドッグランを作ると、運動不足解消になります。
ペットドア:庭に自由に出入りできるように、ペットドアを設置すると、愛犬のストレス軽減になります。
足洗い場:散歩から帰ってきた際に、足を洗えるように、玄関近くに足洗い場を設置すると、家の中を清潔に保てます。
収納:犬用品(フード、おやつ、おもちゃ、リードなど)をまとめて収納できるスペースを確保すると、整理整頓がしやすくなります。
実際に、注文住宅で平屋を建て、愛犬との暮らしを満喫しているM様ご夫婦の事例をご紹介します。
M様ご夫婦は、共働きで小型犬のTプードルと暮らしています。以前はマンションに住んでいましたが、愛犬が自由に走り回れる庭が欲しいと思い、平屋の注文住宅を建てることにしました。
M様邸のこだわりポイントは、以下の通りです。
滑りにくい床材:愛犬の関節に負担がかからないように、滑りにくい床材を使用しました。
ドッグラン:庭に人工芝のドッグランを作り、愛犬が自由に走り回れるようにしました。
ペットドア:リビングから庭に自由に出入りできるように、ペットドアを設置しました。
足洗い場:玄関近くに足洗い場を設置し、散歩から帰ってきた際に足を洗えるようにしました。
M様は、「平屋にして本当に良かった。愛犬がいつもそばにいる安心感があるし、庭で一緒に遊ぶ時間も増えた。マンションに住んでいた頃よりも、愛犬との距離がずっと近くなった」と語っています。
建売り二階建てか、注文住宅平屋か。どちらを選ぶにしても、愛犬との暮らしを第一に考え、後悔のない選択をしてください。今回の記事が、あなたのマイホーム選びの参考になれば幸いです。
家は、ただの箱ではありません。家族と愛犬との思い出を育む、大切な場所です。じっくりと検討し、あなたにとって最高の家を見つけてください。