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妊娠中のトキソプラズマ検査とペットとの暮らし方

#トキソプラズマ #妊娠中のペット #安心安全な妊娠生活
 
妊娠12週目です。初めての妊婦検診で血液検査を受けましたが、トキソプラズマの項目はありませんでした。実家で犬を2匹、自宅ではフェレットを飼っていて、妊娠前は犬と密に接していました。今は濃厚接触は避けていますが、撫でる程度はしています。里帰り出産も予定しているので、トキソプラズマの抗体検査を今からでも申し出た方がいいでしょうか?

妊娠中、愛犬や愛ペットと暮らす中で気になるのが、トキソプラズマ感染症ですよね。 特に、妊娠前にペットと密に接していたというご経験をお持ちの方にとっては、不安も大きいかもしれません。この記事では、妊娠中のトキソプラズマ検査について、そしてペットと安心して暮らすための方法を分かりやすくご紹介します。

トキソプラズマ感染症とは?

トキソプラズマ感染症は、トキソプラズマ・ゴンディという寄生虫によって引き起こされる病気です。猫の糞便に含まれるオオシストを介して感染することが多く知られていますが、犬やフェレットなど他の動物が直接感染源となることはありません。 妊娠中に初めて感染すると、胎児への感染リスクが高まるため、心配される方も多いでしょう。

しかし、ご安心ください。トキソプラズマの感染経路は猫の糞便が主なものであり、犬やフェレットから直接感染する可能性は非常に低いのです。 すでにトキソプラズマの抗体検査を受けておらず、妊娠前に猫と密に接していた、生肉を食べたなどの経験がある場合を除いて、過度に心配する必要はありません。

妊娠中のトキソプラズマ検査について

ご質問にあるように、最初の妊婦検診でトキソプラズマの検査項目がなかったとのことですが、これは必ずしも珍しいことではありません。 多くの場合、妊娠初期の血液検査では、他の重要な項目を優先的に検査するため、トキソプラズマ検査は含まれていないことが多いです。 心配な場合は、担当医にご相談の上、追加検査を依頼することをお勧めします。

もし、検査を受けることを希望される場合、妊娠初期(12週頃)と妊娠後期(30週頃)の2回検査を行うのが一般的です。 これは、妊娠中に感染したかどうかを判断するためです。 初回の検査で陰性だったとしても、妊娠中に感染する可能性はゼロではありませんので、定期的な検査は安心材料になります。

ペットと安全に暮らすためのポイント

妊娠中も、愛犬や愛フェレットと安全に暮らすことは可能です。 いくつか注意点を守ることで、リスクを最小限に抑えられます。

猫との接し方について

猫を飼っているご家庭では、猫のトイレの清掃を必ず手袋をして行い、清掃後は手をしっかり洗いましょう。 猫の糞便にはトキソプラズマのオオシストが含まれている可能性があります。 また、猫と触れ合った後も、必ず手を洗ってください。

犬やフェレットとの接し方について

犬やフェレットはトキソプラズマの直接的な感染源ではありませんが、猫の糞便に触れた可能性があるため、注意が必要です。 犬やフェレットと触れ合った後も、同様に手をしっかり洗いましょう。 特に、屋外で遊ばせた後などは、念入りに手洗いをすることをお勧めします。

その他注意点

まとめ:安心安全な妊娠生活を

妊娠中のトキソプラズマ感染症への不安は、多くの妊婦さんが抱えるものです。 しかし、適切な知識と予防策によって、リスクを軽減することは十分に可能です。 大切なのは、過度な心配をせずに、医師と相談しながら、安心して妊娠生活を送ることです。 愛犬や愛フェレットとの触れ合いも、適度な距離感を保ちながら、工夫することで、楽しい時間を共有できます。 今回の情報が、少しでも皆様の不安解消に繋がれば幸いです。

もし、ご心配なことがあれば、迷わず医師にご相談ください。 そして、ペットとの穏やかな日々を大切に、健やかな妊娠生活をお過ごしください。

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