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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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大家さんが震えた!?ペット可賃貸、どこまでOK?【犬との暮らし編】

#犬との生活
 

大家さん、それはそれは、さぞかし驚かれたことでしょうね…!「ちょっと無理そうです」の一言に、想像力を掻き立てられます。今回は、そんな大家さんの体験談を元に、ペット可賃貸の境界線について、犬との暮らしに焦点を当てて掘り下げていきましょう。

大家です。田舎の物件でジモティーに賃貸募集しています。そこに、「ペットは飼えますか?」と問合せがあったので、下記のように返答しました。

「ご連絡遅くなりまして申し訳ありません。間取などの詳細はアットホームで売家としても出していますので、御覧頂ければと思います。ペットは犬、猫、羊、ヤギ、豚、兎、ポニー程度でしたら大丈夫ですが、牛や大きな馬、大蛇など危険な動物、近隣環境に悪影響をあたえるおそれのあるものはご遠慮下さい。水道料金が使い放題ですが、商用の設備、池等を作って養殖などする場合は水利組合との話し合いが必要です。普通の水槽で飼う鑑賞魚は大丈夫です。」

すると、「そうですか。ありがとうございます。ちょっと無理そうです。」と返信を受けました。どんな生物を飼う気だったのか、ガクブルです。やっぱり馬や牛はオッケーにすべきだったのでしょうか?

ペット可賃貸、どこまで許容範囲?犬を飼う視点から考える

まず、結論から言えば、馬や牛を許可する必要は全くありません!むしろ、今回の大家さんの対応は、非常に現実的かつ良心的だと言えるでしょう。

なぜなら、ペット可賃貸で最も重要なのは、「近隣住民への配慮」「物件の維持管理」だからです。

犬を飼う場合でも、この2つの視点は非常に重要になってきます。

ケーススタディ:もしも大型動物OKだったら…

想像してみてください。もし、この物件で馬や牛が飼育されていたら…。
騒音問題: 馬や牛の鳴き声、蹄の音は、想像以上に響きます。特に早朝や夜間は、近隣住民にとって大きなストレスになるでしょう。
臭い問題: 排泄物の臭いは強烈です。適切な処理をしなければ、近隣住民からの苦情は避けられません。
衛生問題: ハエや害虫が発生しやすくなり、衛生環境が悪化する可能性があります。
物件の損傷: 大型動物は、庭や建物を傷つける可能性があります。修繕費用は誰が負担するのでしょうか?
安全性の問題: 脱走した場合、人や他の動物に危害を加える可能性があります。

これらのリスクを考えると、馬や牛の飼育を許可するのは、現実的ではありません。

犬との暮らし:許可する前に確認すべきこと【チェックリスト】

犬を飼育する場合は、馬や牛ほどのリスクはありませんが、それでも確認すべきことはたくさんあります。

そこで、犬との暮らしを許可する前に確認すべきチェックリストをご用意しました。

犬との暮らし 許可前チェックリスト

  • 犬種:小型犬、中型犬、大型犬のどれに該当するか。
  • 飼育頭数:何匹まで許可するか。
  • 予防接種:狂犬病予防接種、混合ワクチン接種の証明書の提出を義務付ける。
  • しつけ:無駄吠え、噛み癖がないか。
  • 散歩:散歩コース、排泄物の処理方法についてルールを定める。
  • 騒音対策:防音対策について、入居者と話し合う。
  • ペット保険:加入を義務付けるか検討する。
  • 緊急連絡先:飼い主不在時の緊急連絡先を確認する。
  • 契約書:ペット飼育に関する特約を盛り込む。

これらの項目をクリアすることで、犬との暮らしによるトラブルを未然に防ぐことができます。

成功事例:犬と人が快適に暮らすための工夫

実際に、犬と人が快適に暮らすための工夫をしている賃貸物件も存在します。
ドッグランの設置: 敷地内にドッグランを設置することで、犬の運動不足を解消し、ストレスを軽減することができます。
ペット専用の足洗い場: 散歩帰りの犬の足を洗うための専用スペースを設けることで、室内を清潔に保つことができます。
消臭・抗菌効果のある壁材: 壁材に消臭・抗菌効果のあるものを使用することで、臭い対策になります。
トリミングサロンとの提携: 近隣のトリミングサロンと提携することで、入居者の利便性を高めることができます。

これらの工夫は、入居者にとって大きな魅力となり、物件の価値を高めることにも繋がります。

専門家からのアドバイス:トラブルを避けるために

ペット可賃貸を運営する上で、トラブルは避けられないものです。しかし、適切な対策を講じることで、トラブルを最小限に抑えることができます。

不動産コンサルタントのAさんは、こう語ります。

「ペット可賃貸で最も重要なのは、入居者とのコミュニケーションです。入居前に、ペット飼育に関するルールをしっかりと説明し、理解を得ることが大切です。また、入居後も定期的にコミュニケーションを取り、問題点があれば早めに対処することが重要です。」

Aさんのアドバイスにもあるように、入居者との信頼関係を築くことが、ペット可賃貸を成功させるための鍵となります。

まとめ:犬との共生を目指して

今回の大家さんのように、ペット可賃貸を運営する上で、様々な不安や疑問があると思います。しかし、犬との暮らしを理解し、適切な対策を講じることで、犬と人が快適に暮らせる賃貸物件を実現することができます。

今回の記事が、ペット可賃貸を検討している大家さんにとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

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