目が見えない子犬が先住犬に遊んで欲しくて、噛みまくります。子犬は本気でないので、先住犬も最初は軽くやり返したりと遊んでいるのですが、子犬の歯が鋭く痛いのでしばらくして先住犬が避けだします。それでも子犬は遊びたいので纏わり付き、仕返しも抵抗もしない先住犬に噛み放題になってしまい、いい加減に先住犬が唸って牙を剥き子犬に襲い掛かります。そこで人間がストップをかけるのですが、今朝、遊び始めた犬達を横目に洗濯機を操作していると、先住犬が子犬の足の付け根あたりをガブリとやってしまいました。すぐに病院に行ったのですが、子犬は足腰が立たず、現在歩行困難になっています。子犬の甘噛みは成犬になればそこそこ直りますか?先住犬は、やってしまったのを悔いてるのか、、子犬に寄り添っています。子犬がまた元気になったら、今回の事を機に甘噛みがマシになったりの期待は出来ますか?この先、怪我をさせず、子犬と先住犬と一緒に暮らすアドバイスください。先住犬は捨て犬だったのですが、本当に優しい子でうちに来てから何年も経ちますが、今まで一時預かりで来たやんちゃな子犬等(近所の赤ちゃんに嫌な事をされても)一度も噛んだ事はありません。夜、人間が寝る時と犬だけの留守番時間は先住犬はフリーで目の見えない子犬はサークルにいます。
多頭飼育は、家族が増える喜びとともに、新たな課題も持ち込みますよね。特に、先住犬と子犬の生活がうまくいくか、心配な方も多いのではないでしょうか?今回のケースのように、子犬の甘噛みが原因で先住犬が我慢の限界を超えてしまう…という事態は、想像以上に深刻です。でも、ご安心ください。適切な対策と理解があれば、犬同士の良好な関係を築き、穏やかな多頭飼育を実現できます。
子犬の甘噛みと先住犬の反応:なぜトラブルが起こるのか?
子犬の甘噛みは、遊びの誘い、興奮、ストレスなど様々な理由で起こります。目が見えない子犬の場合、コミュニケーション手段が限られるため、甘噛みで意思表示をする頻度が高くなる可能性があります。一方、先住犬は、最初は子犬の遊びに付き合ってくれるものの、鋭い歯で痛い思いをすると、次第に嫌がって避けるようになります。しかし、子犬は遊びたい一心で執拗に甘噛みをするため、先住犬の我慢も限界に達し、ついには攻撃に転じてしまうのです。
今回のケースでは、先住犬が普段は非常に穏やかな性格であるにも関わらず、子犬への攻撃に至った点が、飼い主さんの心を痛めていることでしょう。先住犬は、子犬の行動を理解できず、ストレスが限界に達した結果、攻撃に出てしまったと考えるのが自然です。
具体的な解決策:先住犬と子犬のストレス軽減
子犬の甘噛み対策
- 噛むと嫌なことをする:子犬が噛んだ瞬間に、遊びを中断し、静かに別の部屋へ移動するなど、子犬にとって不快な状況を作り出す。遊びの再開は、子犬が落ち着いてからにしましょう。
- 代わりの遊び道具:噛むおもちゃを常に用意し、子犬の注意をそちらへ向けさせる。色々な素材や形状のおもちゃを用意し、子犬の興味を引くものを探してみましょう。
- トレーニング:「噛んではいけない」というコマンドを教え、子犬が噛んだ時にそのコマンドで注意をする。専門のトレーナーに相談するのも有効です。
- 子犬の疲労度を管理:十分な運動と休息を確保することで、子犬の興奮を抑え、甘噛みを減らす効果が期待できます。散歩や室内での遊びを通して、子犬のエネルギーを発散させましょう。
先住犬への配慮
- 安全な空間の確保:先住犬が子犬から離れて休める場所を確保する。クレートやベッドなどを用意し、子犬が入れないように配慮しましょう。
- 先住犬へのご褒美:子犬に構っている間、先住犬にも十分な愛情と関心を示す。おやつを与えたり、一緒に散歩に行ったり、ブラッシングをしてあげたりすることで、先住犬のストレスを軽減できます。
- 先住犬のサインに注意:先住犬がストレスを感じているサイン(唸る、目をそらす、体を硬くするなど)を見逃さないように注意しましょう。サインが出始めたら、すぐに子犬と先住犬を離し、先住犬を落ち着かせましょう。
環境調整
- サークルの活用:子犬をサークルに入れることで、先住犬が休む時間や、子犬が落ち着く時間を確保できます。ただし、長時間閉じ込めるのは避け、適度に解放してあげましょう。
- 生活空間の見直し:子犬と先住犬が常に接触する状況を避けるため、生活空間の見直しが必要かもしれません。食事場所や寝場所を工夫し、それぞれの犬が安心して過ごせるようにしましょう。
今後の展望とアドバイス
子犬の甘噛みは、成長とともに軽減される可能性が高いです。しかし、今回の件のように、先住犬が怪我を負わせる可能性も考慮し、早期からの適切な対策が重要です。 子犬が元気になったら、先住犬との関係改善に積極的に取り組みましょう。 先住犬が子犬に寄り添っているのは、攻撃の後悔や、子犬への愛情の表れかもしれません。この機会に、お互いの信頼関係を築き直す努力をしましょう。
今回の出来事を教訓に、先住犬と子犬が安全に、そして楽しく暮らせる環境づくりに努めましょう。 多頭飼育は大変な面もありますが、犬同士が仲良く暮らす姿は、飼い主さんにとって大きな喜びとなります。 もし、どうしても解決できない問題があれば、動物行動学の専門家や獣医に相談することも検討してみてください。 彼らは、あなたの状況を理解し、適切なアドバイスをくれるでしょう。 大切なのは、焦らず、犬たちのペースに合わせて、一歩ずつ進んでいくことです。
DOG-FRIENDLYでは、多頭飼育に関する様々な情報を提供しています。 他の飼い主さんの体験談や、専門家のアドバイスなども参考にし、あなたに合った解決策を見つけてください。 あなたの家族である犬たちが、幸せな毎日を送れるよう、私たちもサポートさせていただきます。