愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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多頭飼いのストレス軽減!先輩犬と後輩犬の円満同居を実現するヒント

#トイプードル #多頭飼い #犬のしつけ
 
うちの子(2歳オスのトイプードル)が、3日前に保護犬として迎えた後輩犬(6歳メスのトイプードル)に吠えます。先輩犬は遊びたいのに、後輩犬は怖がって逃げ回るんです。先輩犬を叱っていいか、留守番や就寝時は後輩犬をケージに入れるべきか悩んでいます。

新しい家族が増えて、嬉しい反面、先輩犬と後輩犬の仲がうまくいかずお困りですね。多頭飼いは楽しい反面、それぞれの性格や歴史を理解し、うまく調整していくことが大切です。犬同士のコミュニケーションは、私たち人間が想像する以上に繊細で複雑です。この記事では、先輩犬と後輩犬の穏やかな同居を実現するための具体的な方法をご紹介していきます。

先輩犬の行動の理解:遊びの誘い方とストレス

先輩犬が後輩犬に「フセ」のような姿勢で尻尾を振って近づき、それでも相手にされないと吠える…これは、先輩犬なりの「遊びの誘い」であり、それが通じないことへのフラストレーションが吠えという行動に繋がっている可能性が高いです。後輩犬は、過去の経験から犬との積極的な交流に慣れていないのかもしれません。高齢の一人暮らしの方のもとで過ごしていたとのことですから、犬同士の遊び方を知らない、あるいは怖いと感じている可能性があります。

先輩犬は、やんちゃで人にも犬にもフレンドリーな性格とのことですが、自宅ではクールな面もあるとありますね。これは、家庭環境に適応した結果とも考えられます。つまり、常にハイテンションではない、落ち着きのある一面も持っているということです。このことを踏まえると、後輩犬へのアプローチも、先輩犬なりに「優しく」誘っているのかもしれません。

吠える行動は、決して「悪意」からではないことを理解することが大切です。先輩犬を叱ることは、かえって関係悪化を招く可能性があります。叱るよりも、まずは先輩犬の気持ちを理解し、適切な対応をすることが重要です。

後輩犬の安心感を高める:ゆっくりとしたペースで

後輩犬は、新しい環境にまだ慣れていない状態です。保護犬という経歴も考慮すると、過去のトラウマや不安を抱えている可能性も高いでしょう。そのため、急な変化や強い刺激は避けることが大切です。

まずは、後輩犬に安全で落ち着ける場所を作ってあげましょう。ケージは、一時的な避難場所としてだけでなく、後輩犬にとって安心できる「自分の部屋」として捉えるように工夫してみましょう。お気に入りのベッドや玩具を入れてあげたり、ケージの近くに飼い主さんがいることを認識させたりすることで、ケージへの抵抗感を減らすことができます。

先輩犬と後輩犬の接触は、最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていくのが良いでしょう。常に飼い主さんがそばにいて、両方の犬の様子を注意深く観察することが重要です。もし、先輩犬が後輩犬に近づきすぎたり、威嚇したりしたら、優しく声をかけて落ち着かせましょう。後輩犬が怖がっている様子が見られたら、すぐに先輩犬を別の場所に移動させて、後輩犬を安心させましょう。

具体的な対処法:段階的なアプローチ

先輩犬への対応

後輩犬への対応

留守番と就寝時の対策

留守番と就寝時は、後輩犬をケージに入れることは、現状では有効な手段と言えます。しかし、長時間ケージに入れるのは避けてください。ケージは安心できる場所として捉えさせることが重要です。ケージの中で快適に過ごせるように、お気に入りのベッドや玩具、そして十分な水とフードを用意しましょう。就寝時は、ケージを寝室に置くことで、後輩犬の安心感を高めることができます。

ケージに入れる時間を徐々に短くしていき、最終的にはフリーで過ごせるようにするのが理想です。その過程で、先輩犬と後輩犬が一緒に過ごせる時間を少しずつ増やしていきましょう。常に様子を観察し、問題が発生したら、すぐに対応することが大切です。

専門家のサポートも検討してみましょう

もし、上記の対策を試みても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や動物病院に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対応策を見つけることができるでしょう。

多頭飼いは、多くの喜びをもたらしてくれますが、同時に課題も多くあります。しかし、飼い主さんの愛情と適切な対応によって、必ず幸せな多頭生活を実現できます。焦らず、ゆっくりと時間をかけて、先輩犬と後輩犬が仲良くなれるよう、根気強くサポートしていきましょう。

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