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外飼いの愛犬、寒さ対策どうすれば?毛布を噛んでしまう場合の解決策

#犬の健康
 
雑種推定10才の犬の寒さ対策について質問です。寒いだろうと思って、犬小屋に毛布やセーター等をいれても数分、もって半日でかみちぎりおもちゃにしてしまいます。誤飲が怖くて与えられません。外飼いで毛布等を噛んでしまう犬にはどんな寒さ対策をしていますか?賃貸なので犬を家の中に入れることができません。隣の隣が大家なので、すぐにばれます。(台風・大雨のときは大家の許可もらって玄関に入れてます。年に数回だといいけど年中はダメとのこと)

外飼いの愛犬の寒さ対策、本当に悩みますよね。特に、せっかく用意した毛布やセーターをすぐに噛みちぎってしまうとなると、誤飲の心配もあって、途方に暮れてしまう気持ち、すごくよく分かります。今回は、賃貸住宅にお住まいで、愛犬を室内に入れることが難しい状況でもできる、安全で効果的な寒さ対策を、様々な角度からご紹介します。

結論:犬小屋の断熱化と安全な暖房器具の導入が鍵

結論から言うと、外飼いの犬の寒さ対策は、犬小屋自体の断熱性を高めることと、安全に使える暖房器具を導入することが重要です。犬が噛んでしまうことを考慮し、安全性を最優先に考えた対策を講じましょう。

なぜ犬は寒さ対策グッズを噛んでしまうのか?

まず、なぜ犬は寒さ対策として用意した毛布やセーターを噛んでしまうのでしょうか?これにはいくつかの理由が考えられます。
退屈しのぎ: 特に外飼いの犬は、刺激が少ない環境にいることが多いため、手近にあるものを噛んで遊び、退屈を紛らわせようとします。
ストレス: 環境の変化や寒さに対する不快感からストレスを感じ、その発散として物を噛むことがあります。
遊び: 毛布やセーターが動いたり、独特の感触がしたりすることで、遊び道具として認識してしまうことがあります。
注意を引くため: 飼い主さんの気を引きたい、かまってほしいという気持ちから、わざと物を噛むことがあります。

これらの理由を踏まえた上で、対策を考えることが大切です。

ケーススタディ:寒さ対策成功例と失敗例

Aさんの場合:

Aさんは、柴犬のハナちゃん(8歳)を庭で飼っています。冬になると、ハナちゃんのために犬小屋に毛布を入れていましたが、すぐに噛みちぎられてしまい、困っていました。そこでAさんは、犬小屋の床に断熱シートを敷き、壁にも厚手の断熱材を取り付けました。さらに、犬が噛んでも安全な湯たんぽをタオルで包んで犬小屋に入れました。すると、ハナちゃんは湯たんぽを暖かく気持ちよさそうに使い、毛布を噛むこともなくなりました。

Bさんの場合:

Bさんは、ミックス犬のレオくん(5歳)をベランダで飼っています。レオくんのために電気毛布を用意しましたが、コードを噛んでしまい、危うく感電するところでした。Bさんは慌てて電気毛布の使用を中止し、代わりに犬用のヒーターを設置しましたが、今度はヒーターにいたずらをしてしまい、火傷をしてしまいました。Bさんは、安全対策が不十分だったことを反省し、獣医さんに相談した上で、安全性の高い暖房器具を選ぶことにしました。

具体的な寒さ対策:5つのステップ

1. 犬小屋の断熱性を高める
床の断熱: 犬小屋の床に、断熱シートや厚手のマットを敷きましょう。これにより、地面からの冷えを遮断することができます。
壁の断熱: 犬小屋の壁に、断熱材(スタイロフォームなど)を取り付けましょう。外側だけでなく、内側にも取り付けることで、より効果が高まります。ただし、犬が噛んでしまう可能性がある場合は、金属製のカバーなどで保護しましょう。
隙間を埋める: 犬小屋の隙間を、テープやコーキング材などで埋めましょう。これにより、冷たい風の侵入を防ぐことができます。
風よけを作る: 犬小屋の入り口に、ビニールシートや厚手の布などを取り付けて、風よけを作りましょう。ただし、犬が出入りしやすいように、ある程度の隙間は残しておきましょう。
2. 安全な暖房器具を導入する
湯たんぽ: 犬が噛んでも安全な湯たんぽを選び、タオルやフリースなどで包んで犬小屋に入れましょう。低温やけどを防ぐために、必ず温度を確認してから使用してください。
犬用ヒーター: 犬用のヒーターは、安全対策が施されているものが多く、安心して使用できます。ただし、犬がコードを噛まないように、コードカバーを取り付けるなどの対策が必要です。
ペット用あんか: 電気で暖めるタイプのあんかは、温度調整ができるものが多く、便利です。犬が噛まないように、カバーをかけるなどの対策が必要です。
3. 犬が噛んでも安全な素材を選ぶ
フリース素材: 毛布の代わりに、フリース素材のブランケットやマットを使用しましょう。フリース素材は、暖かく、洗濯もしやすく、犬が噛んでも比較的安全です。
タオル: 古くなったタオルを何枚か重ねて、犬小屋に敷いてあげましょう。タオルは、洗濯もしやすく、犬が噛んでも比較的安全です。
段ボール: 犬小屋の中に、段ボールを敷き詰めてあげましょう。段ボールは、断熱効果が高く、犬が噛んでも比較的安全です。
4. 犬の様子をこまめに観察する
寒がっていないか: 犬が震えていたり、丸まって寝ていたりする場合は、寒がっている可能性があります。暖房器具の温度を上げるか、毛布などを追加してあげましょう。
暑がっていないか: 犬がハアハアと息を切らしていたり、ぐったりしていたりする場合は、暑がっている可能性があります。暖房器具の温度を下げるか、風通しを良くしてあげましょう。
体調が悪くないか: 犬の食欲がない、元気がないなどの場合は、体調が悪い可能性があります。早めに獣医さんに診てもらいましょう。
5. 獣医さんに相談する
犬種や年齢に合った対策: 犬種や年齢によって、寒さに対する抵抗力は異なります。獣医さんに相談して、愛犬に合った寒さ対策をアドバイスしてもらいましょう。
持病がある場合: 持病がある犬は、寒さによって症状が悪化する可能性があります。獣医さんに相談して、適切な対策を講じましょう。

専門家からのアドバイス:獣医 Dr.K の見解

「犬の寒さ対策で最も重要なのは、犬種、年齢、健康状態を考慮することです。特に、子犬や老犬、持病のある犬は、寒さに弱いため、十分な対策が必要です。また、犬小屋の環境を整えるだけでなく、犬自身の体調管理も重要です。バランスの取れた食事を与え、適度な運動をさせることで、寒さに負けない体を作りましょう。」

犬種別の寒さ対策のポイント

寒さに強い犬種: 秋田犬、シベリアンハスキー、シェパードなどは、寒さに強い犬種です。しかし、これらの犬種でも、子犬や老犬は寒さに弱いため、注意が必要です。
寒さに弱い犬種: チワワ、ミニチュアピンシャー、イタリアングレーハウンドなどは、寒さに弱い犬種です。これらの犬種は、特に寒さ対策をしっかりと行う必要があります。

賃貸住宅での寒さ対策の注意点

大家さんに相談する: 犬小屋を設置する場所や、暖房器具の使用について、事前に大家さんに相談しましょう。
近隣住民への配慮: 犬の鳴き声や臭いなどで、近隣住民に迷惑をかけないように注意しましょう。
火災予防: 暖房器具を使用する際は、火災予防に十分注意しましょう。

まとめ:愛犬と快適な冬を過ごすために

外飼いの犬の寒さ対策は、犬小屋の断熱性を高め、安全な暖房器具を導入することが重要です。犬が噛んでしまうことを考慮し、安全性を最優先に考えた対策を講じましょう。また、犬の様子をこまめに観察し、体調が悪そうな場合は、早めに獣医さんに診てもらいましょう。これらの対策をしっかりと行い、愛犬と快適な冬を過ごしてください。

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