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古い賃貸の水道から茶色の水…老犬もいるし、どうすればいい?【原因究明と対策】

#犬の健康
 
古い賃貸の一軒家に引っ越してきて一ヶ月。台所の水道が二口タイプで、お湯と水が別々になっています。お湯が出る方の蛇口は問題ないのですが、水が出る方の蛇口から、最初茶色の水が出ているような気がします。家族も飲むし、老犬に水道水を与えているのでとても気になります。これは私の気のせいなのでしょうか?茶色かどうか調べる方法はありますか?また、仲介業者を挟んでいない大家さんが個人で貸している物件なのですが、この件について大家さんに相談しても良いものでしょうか?ちなみに、お湯は灯油で沸かして出てくるタイプです。今までの賃貸ではこんなことがなかったので、どうしたら良いか分からず、とてもストレスを感じています。

引っ越して間もないのに、水道から茶色の水が出てくるなんて、本当に心配になりますよね。特に、ご家族や老犬の健康を考えると、一刻も早く解決したい問題です。まず、落ち着いて原因を特定し、適切な対応を取りましょう。

この記事では、茶色の水の原因を特定する方法から、大家さんへの相談の仕方、そして日々の対策まで、具体的なステップを解説します。安心して新しい生活を送れるよう、一緒に解決していきましょう。

原因を特定するために:まずは徹底的なチェックを!

まず、本当に茶色い水が出ているのか、客観的に確認してみましょう。以下の方法を試してみてください。
透明な容器で確認:コップやペットボトルなど、透明な容器に水を汲み、白い紙や布を背景にして色を確認します。
時間帯を変えて確認:朝一番や、しばらく水道を使っていなかった後など、時間帯を変えて水を汲んでみます。
他の蛇口も確認:台所以外の蛇口(お風呂、洗面所など)からも水を出してみて、同じように茶色い水が出るか確認します。
写真や動画を記録:茶色い水が出ている様子を写真や動画で記録しておくと、大家さんに説明する際に役立ちます。

もし、他の蛇口からも茶色い水が出る場合は、給水管全体の問題かもしれません。しかし、台所の蛇口だけの場合は、その蛇口や配管に原因がある可能性が高いです。

茶色の水の原因として考えられること

茶色の水の原因はいくつか考えられます。主な原因と、その可能性について見ていきましょう。

1. 配管の錆

古い配管を使用している場合、内部に錆が発生し、それが剥がれて水に混ざることがあります。特に、長期間使用していなかった配管を使い始めると、最初に錆が大量に出てくることがあります。
2. 貯水槽の汚れ

マンションやアパートなど、貯水槽がある建物の場合、貯水槽の清掃が不十分だと、内部の汚れが水に混ざることがあります。
3. 給水管の工事

近隣で給水管の工事が行われた場合、一時的に水が濁ったり、茶色くなることがあります。
4. 鉄管の使用

古い建物では、給水管に鉄管が使われていることがあります。鉄管は錆びやすく、水が茶色くなる原因となります。
5. 井戸水の使用

井戸水を使用している場合、鉄分やマンガンなどのミネラルが水に溶け込み、茶色くなることがあります。

今回の場合、古い一軒家で、台所の水道が二口タイプであること、お湯が灯油で沸かされていることから、配管の老朽化による錆が原因である可能性が高いと考えられます。

大家さんへの相談:スムーズな問題解決のために

原因を特定したら、次は大家さんに相談です。しかし、個人で貸している大家さんに、どのように伝えれば良いか悩む方もいるかもしれません。

ここでは、スムーズに相談するためのポイントをご紹介します。
状況を具体的に伝える:いつから、どの蛇口から、どのような状態の水が出るのか、具体的な状況を伝えましょう。写真や動画を見せるのも効果的です。
健康への影響を懸念していることを伝える:家族や老犬が水道水を利用しているため、健康への影響を心配していることを伝えましょう。
解決策を提案する:原因として考えられること(配管の老朽化など)を伝え、修理や交換などの解決策を提案してみましょう。
書面で記録を残す:口頭での相談だけでなく、日付、相談内容、大家さんの返答などを書面に残しておきましょう。後々のトラブルを防ぐことができます。

大家さんに相談する際は、感情的にならず、冷静に、そして丁寧に伝えることが大切です。また、修理費用や責任の所在についても、事前に確認しておきましょう。

もし大家さんが対応してくれない場合は?

大家さんに相談しても、なかなか対応してくれない場合もあります。そんな時は、以下の機関に相談してみましょう。
地域の消費生活センター:消費生活に関する相談窓口です。専門の相談員が、問題解決のためのアドバイスや情報提供をしてくれます。
弁護士:法律の専門家です。大家さんとの交渉や、法的手段を検討する場合に相談しましょう。
住宅紛争審査会:国土交通大臣が指定する住宅紛争処理機関です。専門家が中立的な立場で紛争解決を支援してくれます。

これらの機関に相談する際は、これまでの経緯や証拠(写真、動画、書面など)を整理して持参しましょう。

日々の対策:安全な水を確保するために

大家さんに対応してもらうまでの間、または、根本的な解決が難しい場合でも、安全な水を確保するために、以下のような対策を講じましょう。

1. 浄水器の設置

蛇口直結型や据え置き型など、様々なタイプの浄水器があります。水道水に含まれる不純物や錆を除去し、安全な水を確保できます。
2. ミネラルウォーターの利用

飲料水や料理には、ミネラルウォーターを利用しましょう。ペットボトル入りのものだけでなく、ウォーターサーバーも便利です。
3. 煮沸消毒

水道水を沸騰させることで、ある程度の殺菌効果は期待できます。ただし、錆などの不純物は除去できません。
4. 残留塩素の除去

ビタミンCには、残留塩素を中和する効果があります。入浴剤やシャワーヘッドなど、ビタミンC配合の商品を利用するのも良いでしょう。
5. こまめな排水

朝一番や、しばらく水道を使っていなかった後は、しばらく水を流してから使用しましょう。配管内に溜まった錆や不純物を排出することができます。

これらの対策を講じることで、一時的にでも、安全な水を確保することができます。

老犬のために:特に気をつけたいこと

老犬は、人間よりも体の機能が低下しているため、水質の影響を受けやすいです。特に、以下の点に注意して、安全な水を与えるようにしましょう。
浄水器を通した水を与える:水道水に含まれる不純物や塩素は、老犬の体に負担をかける可能性があります。必ず浄水器を通した水を与えるようにしましょう。
ミネラルウォーターを与える:硬度の高いミネラルウォーターは、老犬の体に負担をかけることがあります。軟水または中硬水を選びましょう。
こまめに水を交換する:犬は、人間よりも嗅覚が優れています。水が古くなると、匂いを敏感に感じ取り、飲まなくなることがあります。こまめに水を交換し、新鮮な状態を保ちましょう。
水分補給を促す:老犬は、喉の渇きを感じにくくなることがあります。定期的に水を飲ませるように促しましょう。

老犬にとって、水は健康を維持するために欠かせないものです。安全な水を十分に与え、健康状態を常に観察するようにしましょう。

専門家からのアドバイス

「古い賃貸物件の水道水問題は、決して珍しいことではありません。特に、築年数が古い物件では、配管の老朽化による水質汚染が起こりやすいです。しかし、適切な対策を講じることで、安心して生活することができます。

まずは、大家さんに状況を伝え、専門業者による調査を依頼することをおすすめします。調査の結果、配管の交換が必要になった場合は、費用負担について、大家さんとしっかりと話し合いましょう。

また、日々の対策として、浄水器の設置は非常に有効です。最近では、高性能な浄水器が手頃な価格で手に入るようになりました。ぜひ検討してみてください。

そして、最も大切なことは、ご自身の健康と、愛犬の健康を守ることです。不安な場合は、専門機関に相談し、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。」(水質検査技師 A.Bさん)

まとめ:安心して暮らせる住まいを目指して

今回の記事では、古い賃貸物件の水道から茶色の水が出るという問題について、原因の特定方法、大家さんへの相談の仕方、そして日々の対策について解説しました。

今回のケースでは、配管の老朽化が原因である可能性が高いと考えられます。まずは、大家さんに状況を伝え、専門業者による調査を依頼しましょう。そして、浄水器の設置やミネラルウォーターの利用など、日々の対策を講じることで、安全な水を確保することができます。

今回の問題が一日も早く解決し、ご家族と愛犬が安心して新しい生活を送れるよう、心から願っています。

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