犬と暮らしているみなさん、最近の「褒めて育てる」しつけってどう思いますか?褒めるだけじゃ理想通りにならないですよね。知恵袋とか見てると、犬を人間と同じように扱う飼い主さんがいて、違和感を感じることがあります。叩くのはもちろんダメですけど、昔は親父が犬を殴って育ててたのに、うちの子は親父が大好きでした。躾として、少し手をあげるのもアリなんじゃないかと思うんです。夜泣きも、一度「ダメ!」って叩いたら治まりました。叩くのは反対という意見も分かりますが、プロのトレーナーじゃない私たちが、完璧な躾だけしていればいいわけじゃないですよね。昔、学校で先生が叩かなくなったせいで、子供たちが限度を知らないようになったのと同じような気がします。ペットショップに行くと、犬用の変なグッズがいっぱいあって、カートに乗った犬が服を着てる光景も普通になってますよね。20年前には考えられなかったです。絶対叩かない、怒らない躾ってどうなんでしょう?うちも初めての室内犬なので、世間の風潮に合わせるべきか迷っています。本当の訓練は分かりませんし、普通の会社員です。叩けば全てよしとは言いませんが、犬中心の生活スタイルが当たり前になってるような気がして、違和感を感じています。
初めて室内犬を飼うと、しつけの方法に迷うこと、たくさんありますよね。特に最近は「褒めて育てる」という考え方が主流で、体罰は絶対にダメという風潮が強いです。でも、質問者さんのように、本当にそれでいいのか?と疑問に思う方も少なくないのではないでしょうか。 この疑問は、決してあなただけのものではありません。 多くの飼い主さんが同じような悩みを抱えています。
「褒めて育てる」しつけのメリットと限界
「褒めて育てる」しつけは、犬のモチベーションを高め、良い行動を積極的に促す効果があります。犬との信頼関係を築く上でも非常に有効な方法です。 しかし、すべての状況で効果があるわけではありません。特に、犬が興奮状態にある時や、理解できない行動をしている時は、褒めるだけでは効果が薄い場合があります。 犬の気持ちや状況を理解した上で、適切な方法を選択することが重要です。
褒めるしつけの効果的な実践方法
- タイミングを大切にする:良い行動をした直後に褒めることが重要です。少し時間差があると、犬はなぜ褒められているのか理解できません。
- 具体的な褒め方:「良い子!」だけでなく、「おすわりが上手だったね!」など、具体的に褒めると効果的です。 犬が何を褒められているのかを明確に理解させることがポイントです。
- ご褒美を活用する:おやつや玩具など、犬が好きなご褒美を使うと、より効果的に学習を促せます。
- 言葉だけでなく、態度でも褒める:優しく撫でたり、笑顔で接したりすることで、犬は褒められていると理解します。
しつけにおける「叱る」ことの役割
「叱る」ことは、必ずしも体罰を意味するものではありません。犬にとって危険な行動や、困らせる行動をさせないようにするためには、適切な叱り方は必要です。 ただし、叱る際には、以下の点を注意しましょう。
効果的な叱り方のポイント
- 厳しく、しかし優しく:怒鳴ったり、叩いたりするのではなく、低い声で「ダメ!」と伝えることが大切です。 体罰は犬との信頼関係を壊す可能性があります。
- 具体的な指示を出す:「ダメ!」だけでなく、「おすわり」や「待て」など、犬にしてほしい行動を指示することで、犬は混乱せずに理解できます。
- タイミングを大切にする:悪い行動をした直後に叱る必要があります。時間が経つと、犬はなぜ叱られているのか理解できません。
- 叱りすぎに注意:叱りすぎると、犬は恐怖心を感じ、人間を避けるようになります。 叱る回数は、必要最低限に抑えましょう。
犬との幸せな暮らしのためのバランス
犬との生活は、飼い主と犬がお互いを理解し、尊重し合うことで成り立ちます。 「褒める」と「叱る」のバランスを適切に取ることで、犬は飼い主の期待を理解し、より良い行動をとるようになります。 一方的に自分の都合の良いように犬を扱うのではなく、犬の気持ちや行動をよく観察し、それに合わせた対応をすることが大切です。
犬の気持ちを知る努力
犬の行動には、必ず理由があります。 吠える、噛む、夜泣きするなど、問題行動と思える行動も、犬なりのコミュニケーションです。 その理由を理解しようと努力することで、より効果的なしつけができます。 例えば、夜泣きが続く場合は、犬が不安を感じている、もしくは何かを欲しがっている可能性があります。 原因を探り、適切な対応をすることが重要です。
プロの力を借りることも検討する
しつけに悩んだ時は、一人で抱え込まずに、動物病院や訓練士などのプロに相談することをおすすめします。 プロのアドバイスを受けることで、犬の性格や状況に合わせた適切なしつけ方法を見つけることができます。 また、他の飼い主さんとの交流を通して、情報交換や悩み相談をすることも有効です。
まとめ:犬との幸せな共存を目指して
犬との生活は、喜びと苦労の両方があります。 しかし、犬との信頼関係を築き、お互いを尊重し合うことで、かけがえのない幸せを手に入れることができます。 「褒めて育てる」という考え方は大切ですが、状況に応じて「叱る」ことも必要です。 大切なのは、犬の気持ちに寄り添い、適切なバランスでしつけを行うことです。 そして、困ったことがあれば、一人で悩まず、周りの人に相談しましょう。 あなたと愛犬が、いつまでも幸せに暮らせることを願っています。