愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
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たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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保護犬・保護猫の里親希望者に対する対応に疑問…どうすれば良い?

#里親
 
犬や猫の里親活動をしている方について。仕事をしながらのボランティア活動には敬服致しますが、中には上から目線の態度で対応されることもあります。お忙しいのもわかりますし、何よりも猫の命を守るために厳しくされているのでしょうが、これまで、条件・・・高齢者、一人暮らし、同棲、賃貸、お断り・・・とのことで応募すると、「戸建は脱出する可能性が高いからダメ」「マンションはベランダに出る可能性があるからダメ」と条件に載せていなかった内容をあれやこれやでお断りされることが多いです。「お気軽にお訪ねください」とありながら、高い交通費をかけて会いに行くと、「遠方なので譲れない」と言われたこともありました。我が家では先日、18才と19才の兄弟猫が立て続けに老衰で亡くなりました。寂しくなり、また兄弟を飼いたいと探していたら、隣県で保護された兄弟猫がネットの里親掲示板に掲載されていたので、申し込みました。しかし、その申込みが大変で、こちらのプロフィールはもちろんのこと、「あなたの猫に対する愛情を訴えてください」「これまで飼っていた猫のエピソードや学んだことを教えてください」「あなたが猫を飼うにあたって、一番重要視していること、信条を詳しく書いてください」・・・等々の質問が10以上あり、すべて書ききるのに丸一日かかってしまいました。譲っていただきたいので、信頼していただくために、必死で、考えに考えて、亡くなった猫のことを思い出しては辛くなって泣いたりしながら書きました。そしたらなんと、ビックリしたことに、翌日メールで返事が来ました。「遠いのでお断りします」・・・・のひと言。え???ショックです。脱力感が抜けません。今まで、捨て猫やもらい猫、保護猫をたくさん飼ってきましたが、なんだか疲れてしまいました。散々個人情報も書いてしまいましたが、ちゃんと保護されているのだろうか?心配です。ネットの里親はやめて保健所に行ってみようと思います。似たような経験された方、いらっしゃいますか?

里親になりたいという温かい気持ちを持っていらっしゃるのに、つらい思いをされましたね。せっかくのご縁を求めて行動されたのに、そのように対応されてしまうと、本当にがっかりしてしまいますよね。今回は、このような経験をされた方に向けて、考えられる理由や、より良い出会いを見つけるためのヒントをQ&A形式でお届けします。

なぜ里親希望者は厳しい対応を受けることがあるの?

里親募集をしている団体や個人ボランティアの方々は、保護された犬や猫たちが二度とつらい思いをしないように、真剣に新しい家族を探しています。そのため、どうしても審査が厳しくなってしまう傾向があります。特に、以下のような点が重視されることが多いようです。
飼育環境:ペット可の物件であるか、脱走防止対策は万全かなど、安全に暮らせる環境であるか
経済状況:医療費や食費などをきちんと負担できる経済力があるか
家族構成:留守番時間が長すぎないか、家族全員が犬や猫を飼うことに同意しているか
飼育経験:過去の飼育経験から、犬や猫の扱いに慣れているか
終生飼育:最後まで責任を持って飼い続ける覚悟があるか

これらの条件をクリアしているかを確認するために、詳細な質問や面談が行われることがあります。しかし、その伝え方や対応によっては、里親希望者の方を不快にさせてしまうケースがあるようです。

Q1: 高齢者や一人暮らし、賃貸住宅だと里親になるのは難しいの?

一般的に、高齢者のみの世帯、一人暮らし、賃貸住宅は、里親になるためのハードルが上がることがあります。しかし、決して不可能ではありません。それぞれの状況に合わせて、以下の点をアピールすることが大切です。
高齢者
健康状態:健康であり、犬や猫の世話を問題なく行えることを医師の診断書などで証明する
サポート体制:親族や友人など、万が一の時に犬や猫の世話を代わってくれる人がいることを伝える
終生飼育:万が一、飼い主が飼えなくなった場合に、代わりに世話をしてくれる人がいることを伝える
一人暮らし
留守番時間:留守番時間が短く、犬や猫と過ごす時間が多いことをアピールする
生活スタイル:犬や猫中心の生活を送る覚悟があることを伝える
経済状況:犬や猫にかかる費用を十分に負担できることを証明する
賃貸住宅
ペット可物件:ペット可の物件であることを証明する書類を提出する
飼育規約:マンションやアパートの飼育規約を遵守することを誓約する
近隣住民への配慮:鳴き声やにおい対策など、近隣住民に迷惑をかけないための対策を具体的に説明する

これらの点を具体的に示すことで、保護団体やボランティアの方々の不安を解消し、信頼を得やすくなります。

Q2: 面談やアンケートで、どこまで正直に答えるべき?

里親になるためには、面談やアンケートは避けて通れません。正直に答えることはもちろん大切ですが、伝え方によっては誤解を招く可能性もあります。以下の点に注意して、誠実に答えましょう。
長所をアピール:犬や猫を飼う上で、自分の長所となる部分を積極的にアピールする(例:過去の飼育経験、動物好きであること、時間があることなど)
短所をカバー:短所となりうる部分(例:留守番時間が長い、飼育経験がないなど)は、改善策や対策を具体的に説明する
愛情を伝える:犬や猫に対する愛情や、里親になりたいという強い気持ちを言葉で伝える

また、アンケートに答える際は、以下の点に注意しましょう。
具体的に記述:抽象的な表現は避け、具体的なエピソードや数字を用いて説明する
誤字脱字に注意:誤字脱字が多いと、いい加減な印象を与えてしまう可能性があるため、丁寧に確認する
質問の意図を理解:質問の意図を正確に理解し、的を射た回答を心がける

Q3: 「遠方だから」という理由で断られるのは仕方ない?

遠方の場合、犬や猫の輸送にかかる負担や、トライアル期間中のサポートが難しいため、断られるケースがあります。しかし、どうしてもその犬や猫の里親になりたい場合は、以下の方法を検討してみましょう。
交通手段:自分で犬や猫を迎えに行くことを提案する
トライアル期間:トライアル期間を設けなくても良いことを伝える(ただし、犬や猫との相性を慎重に判断する必要がある)
近況報告:定期的に写真や動画を送るなど、近況報告を密に行うことを約束する
交通費:交通費を負担することを申し出る

これらの提案をすることで、保護団体やボランティアの方々の不安を軽減し、里親になれる可能性を高めることができます。

Q4: ネットの里親募集は危ない?個人情報の悪用が心配…

ネットの里親募集サイトの中には、悪質な業者や個人が紛れている可能性も否定できません。個人情報を悪用されたり、犬や猫が虐待されたりするリスクも考えられます。安全な里親募集サイトを選ぶためには、以下の点に注意しましょう。
運営団体の信頼性:運営団体の情報(所在地、連絡先、代表者名など)が明確に記載されているか
審査の有無:里親希望者に対して、一定の審査を行っているか
口コミや評判:インターネット上の口コミや評判を確認する
SSL暗号化:個人情報がSSL暗号化されているか

また、個人情報を送信する際は、以下の点に注意しましょう。
必要最低限の情報:必要最低限の情報のみを伝える
個人情報の利用目的:個人情報の利用目的を確認する
プライバシーポリシー:サイトのプライバシーポリシーを確認する

少しでも不安を感じたら、里親になることを見合わせることも大切です。

Q5: 他にも里親になるための方法はある?

ネット以外にも、里親になるための方法はたくさんあります。
動物愛護センター:各都道府県や市区町村にある動物愛護センターでは、保護された犬や猫の里親を募集しています。
動物保護団体:民間の動物保護団体も、積極的に里親募集を行っています。
動物病院:動物病院によっては、里親募集のポスターを掲示したり、情報を提供したりしています。
譲渡会:動物愛護団体やボランティア団体が主催する譲渡会に参加するのも良いでしょう。実際に犬や猫と触れ合い、相性を確認することができます。

これらの方法を試してみることで、より良い出会いが見つかるかもしれません。

里親になるということ

里親になるということは、犬や猫の命を預かるということです。愛情と責任を持って、最後まで飼い続ける覚悟が必要です。大変なこともありますが、それ以上に得られる喜びや癒しは、かけがえのないものとなるでしょう。今回の情報が、あなたと素敵な犬や猫との出会いにつながることを願っています。

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