①今更でも登録はできるのか(譲渡されたのが生後7ヶ月あたりで既に4年以上経過)
②元の飼い主が犬の登録をしているか分からないので聞いた方がいいのか
③登録をしたままなら今どういう状況になっているのか(転居?届けを出していないなら飼い主は親戚側?)
④転居届けを出していたらそのままとどけでればいいのか
⑤本題とは関係ないですが、保険はまた新たに入れるのか
本当に頭がおかしいのですが予防接種も受けていません。叩かれてもいいです。すぐに受けさせに行くつもりです。犬を飼う資格がないのもわかっています。
この記事では、親戚から譲り受けた5歳の犬の登録、予防接種、保険について悩むあなたへ、具体的な解決策とアドバイスをお届けします。今からでも遅くありません。犬の幸せのために、一歩ずつできることから始めましょう。
今回のケースは、よくある「飼い主の無責任」と、それを受け継いだ「新しい飼い主の責任感」という、対照的な状況が組み合わさったものです。親戚の方がペット不可の住宅で犬を飼い、適切な世話をせずに譲渡してしまったことは、残念ながらよく耳にする話です。しかし、あなたは過去の過ちを正し、犬のために最善を尽くそうと決意しています。その気持ちが何よりも大切です。
A1: はい、今からでも登録は可能です。
犬の登録は、狂犬病予防法に基づく飼い主の義務です。登録をしていなかったとしても、気づいた時点で速やかに手続きを行いましょう。登録は各自治体の窓口(保健所や動物愛護センターなど)で行います。必要なものは、犬の登録申請書(窓口で入手可能)、身分証明書、そして登録手数料(自治体によって異なりますが、数千円程度)です。
過去に登録していなかった期間があっても、特に罰則などはありませんのでご安心ください。大切なのは、これからきちんと登録し、犬の健康管理を徹底することです。
A2: 確認することをおすすめします。
もし元の飼い主が登録をしていた場合、登録情報を変更する必要があります。元の飼い主に連絡を取り、登録の有無を確認しましょう。もし登録していた場合は、登録番号や登録年月日などを教えてもらうと、手続きがスムーズに進みます。
もし連絡が取れない場合や、教えてもらえない場合は、自治体の窓口に相談してください。状況を説明すれば、登録状況を調べてもらえる場合があります。
A3: 転居届が出ていない場合、登録上の飼い主は親戚のままになっている可能性があります。
犬の登録は、犬の所在地を把握するためのものです。転居した場合、速やかに転居届を提出する必要があります。もし転居届が出ていない場合、登録上の飼い主は親戚のままになっている可能性があります。
この場合、あなたが新たに登録を行うか、親戚からあなたへの名義変更を行う必要があります。どちらの手続きが必要かは、自治体によって異なる場合がありますので、窓口に相談して確認しましょう。
A4: いいえ、転居届が出ている場合でも、あなた自身が改めて飼い主として登録する必要があります。
転居届は、あくまで犬の所在地が変わったことを知らせるためのものです。飼い主が変わった場合は、改めて飼い主として登録する必要があります。
A5: はい、新たに加入する必要があります。
親戚の方がペット保険に加入していたとしても、名義が親戚のままでは、あなたは保険を利用することができません。新たにペット保険に加入する必要があります。
ペット保険は、犬の病気やケガの治療費を補償してくれるものです。犬の年齢や犬種、加入するプランによって保険料は異なりますが、万が一の事態に備えて加入しておくことをおすすめします。
質問にもあるように、予防接種を受けていないとのことですので、すぐに動物病院を受診し、必要な予防接種を受けさせましょう。犬の予防接種には、狂犬病予防接種と混合ワクチンがあります。
狂犬病予防接種:狂犬病は、犬だけでなく人間にも感染する恐ろしい病気です。日本では、狂犬病予防法によって、年1回の狂犬病予防接種が義務付けられています。
混合ワクチン:混合ワクチンは、犬の伝染病を予防するためのものです。犬の種類や生活環境によって、必要なワクチンの種類や接種回数が異なりますので、獣医さんに相談して決めましょう。
また、フィラリア予防も忘れずに行いましょう。フィラリアは、蚊を媒介して犬の心臓に寄生する寄生虫です。フィラリアに感染すると、心臓や肺に重大な障害を引き起こし、最悪の場合、命を落とすこともあります。フィラリア予防薬は、動物病院で処方してもらえます。
譲渡された犬は、社会化期に十分な経験を積むことができなかったため、吠え癖や臆病な性格があるようです。しかし、根気強くトレーニングを行うことで、改善することができます。
まずは、犬が安心できる環境を整えてあげましょう。犬が落ち着ける場所(クレートやケージなど)を用意し、そこでリラックスできるようにトレーニングします。
次に、少しずつ外に慣らしていくようにしましょう。最初は、家の周りを抱っこして歩いたり、短い時間だけ庭に出したりすることから始めます。徐々に散歩の時間を増やし、他の犬や人に慣れさせていきましょう。
吠え癖を直すためには、吠える原因を特定し、それを取り除くことが大切です。例えば、インターホンに吠える場合は、インターホンの音量を下げたり、インターホンが鳴る前に犬に指示を出したりするなどの対策が考えられます。
もし自分だけでトレーニングを行うのが難しい場合は、ドッグトレーナーに相談することも検討しましょう。専門家の指導を受けることで、より効果的なトレーニングを行うことができます。
犬を飼うということは、その犬の生涯に責任を持つということです。犬は、私たちに無償の愛を与えてくれます。その愛に応えるために、私たちは犬の健康管理、食事、運動、そして心のケアをしっかりと行う必要があります。
今回のケースでは、あなたは過去の飼い主の過ちを受け継ぎましたが、それを乗り越え、犬のために最善を尽くそうと決意しています。その気持ちがあれば、きっと素晴らしい犬との生活を送ることができるでしょう。
この記事では、親戚から譲り受けた犬の登録、予防接種、保険、社会化について解説しました。今からでも遅くありません。犬の幸せのために、一歩ずつできることから始めましょう。
犬の登録は速やかに行う
予防接種とフィラリア予防は必ず行う
社会化トレーニングで吠え癖を克服する
愛情と責任を持って犬と接する
これらのことを実践することで、きっと犬はあなたに心を開き、かけがえのないパートナーとなってくれるでしょう。