愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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ミニチュアシュナウザーのしつけ:家族との絆を深め、安心安全な暮らしを手に入れる方法

#ミニチュアシュナウザー #家族と犬 #犬のしつけ
 
うちには6歳のミニチュアシュナウザーがいます。ワガママで食いしん坊、よく吠えて臆病なんです。最近、父が亡くなってから全く言うことを聞かなくなってしまいました。前は父の一言で大人しくなったり、おりこうにしていたのに、今はやりたい放題です。母は大好きだけど、自分と同等だと思っているのか言うことを聞きません。姉は怖いので言うことを聞きますが、仕事で夜遅く帰ってくるので一緒にいる時間が少ないです。私は最近実家に戻ってきたばかりで、家族と思っているかさえ危ういです。そして一番の問題は祖母。犬は祖母が大好きなんですが、完全にバカにしています。ソファーで新聞を読んでいる祖母を蹴散らしたり、服を噛みちぎったり、食べているものを奪ったり…。周りが怒っても祖母は「おりこうだね〜可愛いね〜いいこだね〜」そればかり…。祖母は87歳で耳も遠く腰も曲がって歩くのも遅いのですが、犬の散歩は私が行くと毎日朝と夕方に近所を10分ぐらい散歩します。家族はみんな働いているので、帰ってきてから散歩へ行くと言っても祖母は頑固なので夕方散歩に出て、朝もみんなが起きてくる前に散歩に行ってしまいます。近所の人に吠えまくって、子供には飛びつこうとします。いつか噛み付くのではないかと心配です。父がいる頃はそこまで酷くなかったのに…。インターホンが鳴ると凄い剣幕で吠え、祖母が玄関のドアを開けた瞬間飛びついたこともあります。祖母は母に何度も気をつけるように言われているのですが、少しボケが入っているので忘れてしまうそうです。ケージに入れても祖母が出してしまうし、家の中でリードをつけてたこともありましたが、祖母がかわいそうだからとみんなが外出後に外してしまいます。最近はイスを自分で引き出してテーブルの上のお菓子や食べものを食べたりするようになりました。怒られると自分のケージを壊したり、クッションを噛みちぎったりします。しつけようとしても、一番一緒にいる祖母がなんでも褒めてしまうのでどうしたらいいかわかりません。

ご家族の状況、そして愛犬の行動を拝見し、お気持ちがとてもよく分かります。大切な家族の一員である愛犬との生活に不安を感じている、その気持ちは誰にも理解できます。 しかし、ご安心ください。愛犬の行動には必ず理由があり、そして改善できる可能性は十分にあります。一緒に、愛犬とのより良い関係を築いていきましょう。

愛犬の行動の背景を探る

まず、愛犬の行動の背景を理解することが大切です。父様の不在、家族構成の変化、そして祖母の愛情表現…これらが愛犬の行動に影響を与えている可能性が高いです。特に、祖母の「可愛いね」という言葉は、愛犬にとって行動の肯定になっています。愛犬は、自分の行動が祖母を喜ばせると学習しているのです。

さらに、臆病な性格も吠えたり、飛びついたりする行動の原因の一つかもしれません。不安や恐怖からくる行動である可能性も考慮しなければなりません。 近所への吠えは、縄張り意識や警戒心からくる可能性も考えられます。

具体的なしつけ方法と家族との連携

1. 一貫性のあるしつけを

愛犬のしつけにおいて最も重要なのは、家族全員で同じルールを守ることです。祖母には、愛犬への褒め方や接し方を改めて理解していただく必要があります。例えば、「良い行動」と「悪い行動」を具体的に説明し、写真やイラストなどを活用して分かりやすく伝えることが効果的です。 「良い行動」にはきちんと褒めて、ご褒美を与え、「悪い行動」には優しく注意し、決して暴力は使用しないでください

例えば、ソファーに飛び乗ろうとした時などは、優しく「ダメ」と伝え、代わりに犬用のベッドやマットを用意してあげましょう。そして、ベッドで落ち着いていれば必ず褒めてご褒美を与えます。繰り返し行うことで、愛犬は「ベッドで休むと褒められる」と学習します。

2. 祖母の役割を見直す

祖母が散歩に連れて行くのは、現状を変えるのが難しいかもしれませんが、散歩中の吠えや飛びつきについては、リードの使用方法を見直す必要があります。短いリードでしっかりとコントロールし、他の犬や人に近づきすぎないように注意しましょう。また、しつけ教室に参加してみるのも良いかもしれません。プロのトレーナーからアドバイスを受けることで、より効果的なしつけ方法を学ぶことができます。

祖母の負担を軽減するために、家族で散歩の時間を分担するなど、役割分担を明確にすることも重要です。祖母には、愛犬との触れ合い時間を確保しつつ、しつけに協力してもらう方法を考えましょう。例えば、一緒に座ってブラッシングをする時間などを設けることで、愛犬との絆を深めつつ、落ち着いて過ごす時間を与えることができます。

3. 安心できる環境を作る

愛犬が安心して過ごせる環境を作ることも大切です。ケージは、安全な隠れ家として捉えさせることが重要です。ケージの中に、愛犬のお気に入りの玩具やベッドを入れてあげましょう。ケージに入ることをポジティブな経験に転換させることで、愛犬はケージを嫌がらなくなります。

インターホンの音への反応は、慣れさせる訓練が必要です。最初は音量を小さくして、徐々に音量を上げていくことで、愛犬の恐怖心を和らげることができます。 ご褒美を効果的に使うことで、インターホンの音に良い反応を示すように訓練できます。 大切なのは、愛犬が恐怖を感じることなく、徐々に慣れていくようにサポートすることです。

4. 専門家のサポートを活用する

どうしても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家ドッグトレーナーに相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、愛犬の行動の根本原因を特定し、適切な解決策を見つけることができます。 オンライン相談や、近隣の動物病院で紹介してもらうことも可能です。

まとめ:愛犬との幸せな暮らしのために

愛犬のしつけは、一朝一夕でできるものではありません。家族全員で協力し、根気強く、そして愛情を持って取り組むことが大切です。 愛犬の行動の背景を理解し、適切な方法でしつけを行うことで、愛犬とのより良い関係を築き、安心安全な暮らしを実現できるはずです。焦らず、一歩ずつ、愛犬との絆を深めていきましょう。 そして、困ったことがあれば、いつでも専門家のサポートを活用することを忘れないでください。 あなたと愛犬が幸せな日々を送れることを心から願っています。

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