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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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マンションの犬の鳴き声問題、どうすれば解決できる?【犬との共存アドバイス】

#犬の鳴き声
 

マンションでの犬の鳴き声問題、本当に困りますよね。特に、ペット不可のマンションで犬を飼っている人がいる場合、余計にストレスを感じてしまうかもしれません。今回は、そんな状況を打破するために、具体的な解決策を一緒に考えていきましょう。

実家住まいの女子大生です。以前より、上の階の住民が飼う犬に悩まされています。このマンションは元々、ペットを飼うのは禁止らしいんですが、何軒か犬を飼っているようです。(我が家は飼っていません。)なんとなくですが、躾が出来て周囲に迷惑をかけなければOKといった雰囲気があるようで、ペットに関することは今まで一度もマンションの管理組合の会議でも取り上げられたことがありません。しかし、真上の階(我が家を101号室とすると201号室)の犬が本当にひどいです。昼夜構わず吠え、下の我が家に聞こえてきます。寝ようとベッドに入ると「ワンワン」なんてのも数知れず…。更に、家族以外の人に対して、威嚇・うなる・吠えるのも当たり前で、一台しかないエレベーターで一緒になってしまうと最悪です。(飼い主は、犬の視界に私達が入らないよう抱きかかえ背を向けますが、唸り声が聞こえます…)いつから飼い始めたかは忘れましたが(2〜3年前?もっと?)、躾をし直そうというのはないようで、最初から上記のようなひどい状態が続いています。犬もバカなら、飼い主(中年夫婦、20代娘2人)も評判が悪く、愛想がない、挨拶しない、偉そう(母の推測ではこのマンションが立つ前にこの土地に住んでいたから?)、昼夜構わず物音・足音がひどい(高校時代、勉強の迷惑だったので棒で天井を叩いたことがあります。効果ないです)、おじさんはロビーで自転車に乗っていたのを注意されたら逆ギレしたことがあるらしいという感じです。犬の鳴き声、飼い主による物音・足音、もういい加減にして欲しいです。エレベーターで一緒になった時、何度怒ろうと思ったことか…(でもおじさんに逆ギレされたら怖かったので出来ませんでした)飼い主の物音・足音は我が家だけとして、犬はおそらくみんな迷惑してると思います。バカ犬とバカ飼い主、どうしたらいいでしょうか?

今回は、集合住宅での犬の鳴き声問題について、解決策を一緒に考えていきましょう。
まずは状況を整理します。
マンションはペット飼育禁止だが、黙認されている雰囲気がある。
上の階の犬が昼夜問わず吠え、特に夜間の鳴き声は睡眠を妨げるほど。
犬は他人に対して威嚇や唸り声をあげ、飼い主も周囲への配慮に欠ける。
飼い主との直接対決は避けたい。

このような状況を踏まえ、以下のステップで解決を目指しましょう。
現状の把握と証拠収集
管理組合への相談
専門家への相談
法的手段の検討

現状の把握と証拠収集:客観的な証拠が交渉の第一歩

まずは、犬の鳴き声がどれくらいひどいのか、客観的な証拠を集めることから始めましょう。
騒音問題は、主観的な意見だけではなかなか解決しません。客観的な証拠があれば、管理組合や専門家への相談もスムーズに進みます。
騒音レベルの測定:騒音計アプリなどを活用し、犬の鳴き声の大きさを記録しましょう。時間帯や頻度も記録しておくと、より具体的な状況を伝えられます。
日記や記録:鳴き声が聞こえた日時、時間帯、状況などを詳細に記録しましょう。例えば、「〇月〇日 午前3時~4時、断続的に吠える声が聞こえる。原因不明」といった具体的な記録が有効です。
録音・録画:可能であれば、犬の鳴き声を録音・録画しましょう。ただし、プライバシー侵害にならないよう、注意が必要です。

これらの証拠を集めることで、問題の深刻さを客観的に示すことができます。

管理組合への相談:まずはマンションのルールを確認

次に、マンションの管理組合に相談してみましょう。
管理規約を確認し、ペット飼育に関するルールがどうなっているのかを確認します。
もし規約でペットが禁止されているにも関わらず飼育されているのであれば、管理組合には注意義務があります。
管理規約の確認:ペット飼育に関する条項を再度確認しましょう。禁止されている場合、その旨を管理組合に伝え、対応を求めます。
相談内容の明確化:集めた証拠を基に、具体的な被害状況を伝えましょう。騒音レベルの記録や日記などを提示すると、より効果的です。
他の住民への聞き取り:可能であれば、他の住民にも同様の被害がないか確認してみましょう。複数の住民が困っている場合、管理組合も対応せざるを得なくなる可能性が高まります。

管理組合への相談は、問題解決の第一歩です。しかし、管理組合が対応してくれない場合もあります。その場合は、次のステップに進みましょう。

専門家への相談:第三者の意見を聞く

管理組合が動いてくれない場合や、騒音問題が深刻な場合は、専門家に相談することも検討しましょう。
弁護士や騒音測定業者など、専門的な知識を持つ人に相談することで、解決の糸口が見つかるかもしれません。
弁護士への相談:騒音問題に詳しい弁護士に相談し、法的なアドバイスをもらいましょう。内容証明の作成や、訴訟の可能性など、具体的な対応策を検討できます。
騒音測定業者への依頼:専門の業者に騒音測定を依頼し、客観的なデータを得ましょう。測定結果は、管理組合や裁判所への提出資料として活用できます。
不動産管理会社への相談:マンションの管理会社に相談し、仲介に入ってもらうのも一つの方法です。管理会社は、住民間のトラブル解決に慣れているため、スムーズな解決が期待できます。

専門家への相談は費用がかかる場合がありますが、問題解決のためには必要な投資かもしれません。

法的手段の検討:最終手段としての訴訟

上記の手段を尽くしても問題が解決しない場合は、最終手段として法的手段を検討しましょう。
ただし、訴訟は時間も費用もかかるため、慎重に検討する必要があります。
内容証明の送付:弁護士に依頼し、内容証明を送付することで、相手にプレッシャーをかけることができます。内容証明には、具体的な被害状況や改善要求を明記しましょう。
民事訴訟:騒音被害による損害賠償を請求する訴訟を起こすことができます。ただし、訴訟には時間と費用がかかるため、弁護士とよく相談し、慎重に判断しましょう。
調停:裁判所を介して、相手と話し合いによる解決を目指す方法です。訴訟よりも費用が安く、時間もかからないため、まずは調停を検討するのも良いでしょう。

法的手段は、あくまで最終手段です。できる限り、他の方法で解決できるよう努めましょう。

犬との共存のために:犬の気持ちも理解する

犬の鳴き声問題は、飼い主だけの責任ではありません。犬も何らかの理由があって吠えているのかもしれません。犬の気持ちを理解し、共存できる方法を探ることも大切です。
犬のストレス軽減:犬がストレスを感じている場合、吠える原因となることがあります。飼い主に、犬の散歩時間を増やしたり、遊び相手を増やしたりするようアドバイスしてみましょう。
防音対策:飼い主に、防音カーテンや防音マットなどを設置するよう促してみましょう。これらの対策は、犬の鳴き声を軽減する効果があります。
専門家によるアドバイス:ドッグトレーナーや獣医など、犬の専門家に相談し、吠え癖を改善する方法をアドバイスしてもらうのも良いでしょう。

犬との共存は、飼い主だけでなく、周囲の住民の協力も必要です。お互いを理解し、尊重し合うことで、より良い共存関係を築けるはずです。

ケーススタディ:成功事例から学ぶ

実際に、犬の鳴き声問題を解決した事例を参考にしてみましょう。

事例1:Aさんの場合

Aさんは、マンションの隣人が飼う犬の鳴き声に悩んでいました。Aさんは、まず管理組合に相談しましたが、具体的な対応はしてもらえませんでした。そこで、Aさんは弁護士に相談し、内容証明を送付しました。すると、隣人は防音対策を施し、犬の散歩時間を増やすなど、改善に努めるようになりました。その結果、犬の鳴き声は大幅に減少し、Aさんは快適な生活を取り戻すことができました。

事例2:Bさんの場合

Bさんは、マンションの上の階の犬の鳴き声に悩んでいました。Bさんは、まず上の階の住人に直接話をし、犬の鳴き声について伝えました。すると、上の階の住人は、犬の訓練士に相談し、吠え癖を改善するためのトレーニングを始めました。その結果、犬の鳴き声は徐々に減少し、Bさんは騒音から解放されました。

これらの事例からわかるように、問題解決のためには、様々なアプローチが必要です。
諦めずに、自分に合った方法を探し続けましょう。

まとめ:諦めずに解決を目指そう

マンションの犬の鳴き声問題は、解決が難しい場合もありますが、諦めずに様々な方法を試すことで、必ず解決の糸口が見つかるはずです。
まずは、現状を把握し、証拠を集めることから始めましょう。そして、管理組合や専門家への相談、法的手段の検討など、段階的に対策を進めていきましょう。
犬との共存のためには、犬の気持ちを理解し、飼い主との協力も不可欠です。お互いを尊重し、より良い共存関係を築けるよう、努力しましょう。

今回の記事が、あなたの悩みを解決する一助となれば幸いです。

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