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マンションでミニチュアダックスフンドを内緒で飼うのはアリ?犬との賃貸生活、トラブル回避の秘訣

#犬との暮らし
 

マンションでのペット飼育、特に犬との生活は、多くの人にとって憧れです。しかし、賃貸マンションの場合、ペット飼育規約という壁が存在します。今回は、ミニチュアダックスフンドを内緒で飼いたいという切実な悩みに、犬との暮らしをサポートする賃貸アドバイザーがお答えします。

マンションに住んでる方での質問です。ペットは何を飼ってますか?私は犬が欲しいのですが、今日ホームセンターに行ったらなんとミニチュアダックスフンドが39800円で売っていて、私はマンションに住んでいるのですが、ミニチュアダックスフンドはあまり鳴かないと聞いたのですが、秘密で飼ってもいいでしょうか???

結論から言うと、マンションでペットを内緒で飼うことは絶対に避けるべきです。

なぜなら、発覚した場合のリスクが非常に大きいからです。しかし、どうしても犬との生活を諦められないという方もいるでしょう。そこで今回は、ミニチュアダックスフンドとのマンション生活を夢見るあなたのために、以下の3つのステップで、現実的な解決策を探ります。

1. ペット不可マンションで内緒飼育のリスクを徹底解説
2. ミニチュアダックスフンドは本当に鳴かない?
3. 犬との暮らしを諦めない!賢い選択肢とは?

1. ペット不可マンションで内緒飼育のリスクを徹底解説

ペット不可のマンションで内緒で犬を飼うことは、一時的な幸福感をもたらすかもしれませんが、その代償は非常に大きいものです。具体的にどのようなリスクがあるのか、詳しく見ていきましょう。
契約違反による強制退去

賃貸契約書には、ペット飼育に関する条項が必ず記載されています。ペット不可の物件で内緒で飼育した場合、これは明確な契約違反となり、最悪の場合、強制退去を命じられる可能性があります。

退去となれば、新しい住まいを探す必要があり、引越し費用や初期費用が新たに発生します。また、ペット可の物件は数が限られているため、希望通りの条件の物件を見つけるのが難しい場合もあります。
近隣住民とのトラブル

犬の鳴き声や臭いは、近隣住民にとって大きな迷惑となることがあります。特にマンションのような集合住宅では、音が響きやすく、臭いもこもりやすい傾向があります。

内緒で飼育している場合、住民からの苦情が管理会社に寄せられ、トラブルに発展する可能性が高まります。住民間のトラブルは、人間関係を悪化させるだけでなく、精神的なストレスにもつながります。
損害賠償請求

犬がマンションの設備を破損したり、他の住民に危害を加えたりした場合、損害賠償を請求される可能性があります。例えば、犬が共用部分の壁や床を傷つけたり、他の住民に噛み付いたりした場合などが考えられます。

損害賠償の金額は、被害の程度によって大きく異なりますが、高額になることもあります。内緒で飼育している場合、保険に加入することも難しく、全額自己負担となる可能性が高いでしょう。
犬の健康と安全

内緒で飼育している場合、犬の健康管理にも支障をきたす可能性があります。例えば、狂犬病予防接種やフィラリア予防薬の投与など、定期的な獣医の診察が必要ですが、内緒にしている手前、堂々と動物病院に連れて行くことができません。

また、万が一、犬が病気や怪我をした場合でも、適切な治療を受けさせることが遅れる可能性があります。これは、犬の健康を著しく損なうだけでなく、命に関わる事態にもなりかねません。
精神的な負担

内緒で犬を飼うことは、常にバレるかもしれないという不安との戦いです。来客があるたびに犬を隠したり、鳴き声が聞こえないように気を配ったりと、常に神経を張り詰めている必要があります。

このような精神的な負担は、飼い主自身の心身の健康を害するだけでなく、犬との関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。

2. ミニチュアダックスフンドは本当に鳴かない?

「ミニチュアダックスフンドはあまり鳴かない」という情報を耳にしたことがあるかもしれませんが、これは誤解です。

ミニチュアダックスフンドは、もともと猟犬として活躍していた犬種であり、警戒心が強く、よく吠える傾向があります。個体差はありますが、一般的には、以下のような理由で吠えることが多いです。
警戒吠え

見慣れない人や物音に対して、警戒して吠えることがあります。これは、テリトリーを守ろうとする本能的な行動です。
要求吠え

飼い主にかまってほしいときや、お腹が空いたとき、散歩に行きたいときなどに、要求として吠えることがあります。
分離不安

飼い主と離れることに不安を感じ、寂しさから吠えることがあります。これは、特に留守番中に起こりやすいです。
興奮吠え

遊びや運動中に興奮して吠えることがあります。これは、喜びや楽しさを表現する行動です。

マンションのような集合住宅では、犬の鳴き声は非常に響きやすく、近隣住民に迷惑をかける可能性があります。特にミニチュアダックスフンドは、声が大きく、よく響くため、注意が必要です。

「うちの子は特別だから大丈夫」という考えは、非常に危険です。犬の性格は、育つ環境や訓練によって大きく変わります。内緒で飼育している場合、十分な訓練を行うことが難しく、吠え癖が悪化する可能性もあります。

3. 犬との暮らしを諦めない!賢い選択肢とは?

ここまで、ペット不可マンションでの内緒飼育のリスクと、ミニチュアダックスフンドの鳴き声について解説してきました。それでも、犬との生活を諦めたくないという方もいるでしょう。

そこで、最後に、犬との暮らしを諦めずに、かつ、トラブルを回避するための賢い選択肢を3つご紹介します。
ペット可の物件に引っ越す

最も確実で安全な方法は、ペット可の物件に引っ越すことです。ペット可の物件であれば、堂々と犬を飼うことができますし、近隣住民とのトラブルを心配する必要もありません。

ペット可の物件を探す際には、以下の点に注意しましょう。
犬種やサイズ制限:物件によっては、飼育できる犬種やサイズに制限がある場合があります。ミニチュアダックスフンドが飼育可能かどうか、事前に確認しましょう。
共用部分のルール:共用部分での犬の散歩や排泄に関するルールを確認しましょう。ルールを守ることで、他の住民とのトラブルを避けることができます。
ペット関連の設備:ペット専用の足洗い場やドッグランなど、ペット関連の設備が充実している物件を選ぶと、犬との生活がより快適になります。
大家さんや管理会社に相談する

現在住んでいるマンションがペット不可の場合でも、大家さんや管理会社に相談してみる価値はあります。

近年、ペット共生型賃貸住宅のニーズが高まっており、大家さんや管理会社も、ペット飼育に対する考え方が柔軟になっている場合があります。

相談する際には、以下の点を伝えるようにしましょう。
犬種や性格:ミニチュアダックスフンドの性格や、吠え癖がないことなどを具体的に伝えましょう。
飼育方法:犬のしつけや健康管理を徹底し、近隣住民に迷惑をかけないように配慮することを伝えましょう。
ペット保険への加入:万が一の事故やトラブルに備えて、ペット保険に加入していることを伝えましょう。

大家さんや管理会社がペット飼育を許可してくれた場合、書面で合意書を作成してもらうようにしましょう。これにより、後々のトラブルを避けることができます。
犬以外のペットを検討する

どうしても犬との生活が難しい場合は、犬以外のペットを検討するのも一つの選択肢です。

例えば、猫や小動物(ハムスター、ウサギなど)は、犬に比べて鳴き声が小さく、比較的飼育しやすいと言われています。

ただし、猫や小動物も、それぞれに飼育上の注意点があります。事前にしっかりと調べて、自分に合ったペットを選びましょう。

まとめ:犬との幸せな生活のために

今回は、マンションでミニチュアダックスフンドを内緒で飼うことのリスクと、犬との暮らしを諦めないための賢い選択肢について解説しました。

犬との生活は、私たちに癒しと喜びを与えてくれます。しかし、そのためには、責任と覚悟が必要です。ルールを守り、周囲に配慮することで、犬も人も幸せに暮らせる社会を目指しましょう。

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