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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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ボーダーコリーと安心安全な散歩を実現するリーシュ・アグレッション対策

#ボーダーコリー #リーシュアグレッション #犬のしつけ
 
6ヶ月で迎えたボーダーコリーが、10ヶ月頃から散歩中に車や犬、自転車などに反応して唸りながら飛びかかるようになりました。リードをつけているので危険はありませんが、心配です。犬のしつけ教室に通い、吠えるのを叱ったり、おすわりさせてご褒美をあげたりする訓練をしましたが、車や犬への反応は改善したものの、他への攻撃性は残っています。「リーシュ・アグレッション」と診断され、チョークチェーンを使ったトレーニングを始めましたが、効果はゆっくりで、いつまで続けたらいいのか、他のトレーニング方法はないのか悩んでいます。室内では問題なく、人にも犬にも友好的です。

お散歩中の愛犬のリーシュ・アグレッション、本当に心配ですよね。特にボーダーコリーのように活発な犬種の場合、そのエネルギーと知的好奇心が、リードをつけられた状況で過剰に発揮されてしまうことがあります。ご経験のように、愛犬が普段穏やかで優しい子だからこそ、この行動に戸惑い、不安を感じるのは当然です。この記事では、あなたの不安を解消し、愛犬との安全で楽しいお散歩を実現するための具体的な方法をご紹介します。

リーシュ・アグレッションの原因を探る

まず、リーシュ・アグレッションの原因を改めて考えてみましょう。あなたのボーダーコリーは、過去に竜巻災害を経験しています。この経験が、外部刺激への過剰反応、つまりリーシュ・アグレッションにつながっている可能性があります。さらに、ボーダーコリーの活発な性格と、思春期にあたる年齢も影響していると考えられます。大切なのは、愛犬の行動を「悪い」と決めつけるのではなく、その背景にある不安や恐怖を理解することです。

チョークチェーンを使ったトレーニングは、確かに効果がある場合もありますが、愛犬への負担も大きいため、慎重な判断が必要です。愛犬が恐怖心から攻撃的になっている可能性が高い場合、チョークチェーンは逆効果になる可能性があります。 愛犬の反応を見て、必要以上に強く引っ張ったり、痛めつけたりしないよう、注意深くトレーニングを行うことが大切です。

より効果的なトレーニング方法

チョークチェーンに頼らず、よりポジティブなトレーニング方法を試してみましょう。以下に具体的なステップをご紹介します。

1. カウンターコンディショニング

愛犬が怖がる対象(自転車、スケートボードなど)を、遠くに置いて、愛犬がリラックスしている状態で、その対象を少しずつ近づけていきます。同時に、愛犬の大好きなおやつや褒め言葉をたくさん与え、対象への恐怖心を良い経験に上書きしていきます。この方法を繰り返すことで、対象への恐怖心が軽減され、攻撃的な反応が減っていく可能性があります。

2. デセンシタイゼーション

カウンターコンディショニングと併用して行うと効果的です。対象を遠くに置いて、愛犬が反応する前に、おやつや褒め言葉で気を紛らわせます。対象が近づいても、愛犬が落ち着いていられる限り、距離を維持し続けます。愛犬が落ち着いていられなくなったら、対象から離れ、再び落ち着いてから挑戦します。この方法は、愛犬のペースに合わせてゆっくりと進めることが重要です。

3. ルースリーシュウォーキング

リードを緩めて持ち、愛犬が自由に歩き回れるようにします。愛犬が他の犬や人、物に近づこうとしたとき、焦らず、落ち着いてリードを緩め、愛犬が自由に探索できるようにします。この方法で、愛犬の探求心を満たし、リードへの過剰反応を減らすことができます。

4. 専門家への相談

もし、これらの方法を試しても改善が見られない場合は、犬の行動専門家や獣医に相談することをお勧めします。専門家は、愛犬の行動を詳細に分析し、より適切なトレーニング方法を提案してくれます。また、リーシュ・アグレッションの原因となる潜在的な問題(例えば、痛みや病気)がないかを確認することもできます。

安全なお散歩のための環境整備

トレーニングと並行して、安全なお散歩のための環境整備も重要です。人通りの少ない時間帯を選んだり、愛犬が怖がる対象を避けられるルートを選んだりするのも有効です。また、愛犬が落ち着いていられる場所を見つけて、休憩を取り入れることも大切です。

まとめ:愛犬との絆を深めながら、安全なお散歩を

リーシュ・アグレッションは、愛犬の不安や恐怖が原因であることが多いです。解決には時間と忍耐が必要ですが、適切なトレーニングと環境整備、そして専門家のサポートがあれば、必ず改善できます。焦らず、愛犬のペースに合わせて、ポジティブなトレーニングを継続しましょう。愛犬との信頼関係を築き、安全で楽しいお散歩を送りましょう。

この記事が、あなたと愛犬の幸せな毎日を送るための一助となれば幸いです。

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