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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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ボーダーコリーとの夢の生活、家族の反対を乗り越えるには?猫との共存も考えて

#多頭飼育
 
現在2年交際し、婚約している彼と同棲中です。実家では私が保護した猫2匹が居ます。同棲している場所で幼い頃から夢だったボーダーコリーを飼おうと思いますが家族からの目が怖いです。私が保護した猫2匹を捨てるのか、と。私は猫2匹も大切です。でもずっと夢だったボーダーコリーを飼いたいとも思います。飼ってる猫も大事にしてるのに、なぜ「捨てた」など言われるのでしょうか。新しく犬を飼い始めることってそんなに悪い事ですか?どうして家族を増やしちゃダメなのでしょうか。もちろんボーダーコリーを飼い始めても猫は大事にします。今まで実家には週一行き、猫を可愛がってはおもちゃをプレゼントしています。ボーダーコリーを飼っても実家には週一で行く予定です。これでも普通の人は、猫への愛がないと思うのですか?

【結論】家族の誤解を解き、猫とボーダーコリー、みんなが幸せになれる方法を探しましょう

ご家族の反対、つらいですよね。長年夢見てきたボーダーコリーとの生活、そして大切な猫ちゃんたちへの愛情。どちらも大切にしたい気持ち、すごくよく分かります。今回は、ご家族の誤解を解き、猫ちゃんとボーダーコリー、そしてあなた自身も幸せになれる方法を一緒に考えていきましょう。

ケーススタディ:Mさんの場合

Mさんは、長年猫を飼っているご家庭で育ち、自身も猫が大好き。しかし、念願だった犬(柴犬)を飼うことに。当初、ご両親からは「猫がいるのに犬を飼うなんて!」と猛反対されました。しかし、Mさんは諦めずに、犬を迎えるにあたっての具体的な計画をご両親に説明しました。
犬を迎える前に、猫が安全に過ごせるスペースを確保すること
犬と猫が無理なく慣れていけるように、専門家(ドッグトレーナー、獣医)に相談すること
犬の世話は全て自分で行い、猫の世話がおろそかにならないようにすること

Mさんの熱意と具体的な計画が伝わり、ご両親も最終的には犬を飼うことを承諾。現在では、猫と犬は程よい距離感を保ちながら、仲良く暮らしているそうです。

STEP1:ご家族の不安を理解する

まず、ご家族がなぜ反対しているのか、その理由を深く理解することが大切です。「猫を捨てるのか」という言葉には、
猫への愛情が薄れてしまうのではないか
猫の世話がおろそかになるのではないか
犬を飼うことで、猫の生活環境が悪化するのではないか

といった不安が隠されている可能性があります。これらの不安を解消するために、具体的な対策を提示していくことが重要になります。

STEP2:具体的な計画を立て、伝える

ご家族の不安を解消するために、具体的な計画を立てましょう。

猫への愛情は変わらないことを伝える

ボーダーコリーを飼っても、今まで通り週に一度実家に帰り、猫と触れ合う時間を作ることを約束する。
猫のために、定期的におもちゃや好物をプレゼントすることを伝える。
猫の健康状態を常に気にかけていることをアピールする(動物病院への定期健診など)。

猫の生活環境を守ることを約束する

同棲先では、猫が安心して過ごせる専用のスペース(猫用ケージ、高い場所など)を確保する。
ボーダーコリーが猫を追いかけたり、ちょっかいを出したりしないように、しつけを徹底することを約束する。
猫がストレスを感じないように、犬との接触は徐々に慣らしていく。

犬の世話は全て自分で行うことを明確にする

散歩、食事、トイレの世話、しつけなど、犬に関する全ての世話は自分で行うことを約束する。
猫の世話がおろそかにならないように、時間配分をしっかり行うことを説明する。
もし、どうしても手が回らない場合は、ペットシッターやドッグトレーナーなどの専門家の協力を得ることも検討していることを伝える。

これらの計画を、口頭だけでなく、書面にまとめてご家族に提示すると、より説得力が増します。

STEP3:専門家の意見を取り入れる

ご家族を説得するために、第三者の意見を取り入れるのも有効な手段です。

獣医さんに相談する

猫と犬の同居について、獣医さんに相談してみましょう。獣医さんの立場から、猫の健康管理や注意点などをアドバイスしてもらい、その内容をご家族に伝えることで、安心感を与えることができます。

ドッグトレーナーに相談する

ボーダーコリーのしつけについて、ドッグトレーナーに相談してみましょう。犬種の特徴や、猫との共生に必要なトレーニング方法などを教えてもらい、ご家族に伝えることで、犬の飼育に対する不安を軽減することができます。

STEP4:猫の気持ちを第一に考える

ご家族への説得と並行して、猫の気持ちを第一に考えることも大切です。猫は環境の変化に敏感な動物です。新しい犬との生活は、猫にとって大きなストレスになる可能性があります。

猫のストレスサインに注意する

食欲不振
過剰なグルーミング
排泄の失敗
隠れる場所から出てこない

これらのサインが見られた場合は、無理に犬と慣れさせようとせず、猫が安心して過ごせる環境を整えることを優先しましょう。

猫との時間を大切にする

犬を迎えても、猫との触れ合いの時間を減らさないようにしましょう。猫が安心して甘えられる時間を作ることで、ストレスを軽減することができます。

STEP5:根気強く話し合う

ご家族の理解を得るには、根気強く話し合うことが大切です。一度反対されたからといって諦めずに、時間をかけて丁寧に説明していくことで、徐々に理解を得られる可能性はあります。

感謝の気持ちを伝える

ご家族が猫を大切に思ってくれていることに感謝の気持ちを伝えましょう。「猫のことを心配してくれてありがとう」という言葉は、ご家族の心を和らげる効果があります。

焦らない

犬を飼うことを急かすのではなく、ご家族のペースに合わせてゆっくりと話し合いを進めていきましょう。焦りは禁物です。

ボーダーコリーとの生活を始める前に

ご家族の理解を得られたら、いよいよボーダーコリーとの生活が始まります。しかし、その前に、いくつか準備しておくことがあります。
犬を迎えるための準備:犬用ケージ、トイレ、食器、ベッドなど、必要なものを揃えましょう。
犬の登録:犬を飼い始めたら、市区町村に登録する必要があります。
狂犬病予防注射:狂犬病予防法に基づき、犬には狂犬病予防注射を受けさせることが義務付けられています。
混合ワクチン:犬の健康を守るために、混合ワクチンを接種しましょう。
フィラリア予防:蚊によって媒介されるフィラリア症を予防するために、定期的に予防薬を投与しましょう。

まとめ

ボーダーコリーとの生活は、きっとあなたの人生を豊かなものにしてくれるでしょう。しかし、そのためには、ご家族の理解と協力が不可欠です。今回ご紹介した方法を参考に、ご家族とよく話し合い、猫ちゃん、ボーダーコリー、そしてあなた自身も、みんなが幸せになれる方法を見つけてくださいね。応援しています!

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