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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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ペット禁止アパートで隣人が犬を飼育! 解決策を徹底解説

#近隣トラブル
 
ペット禁止の大東建託の賃貸アパートに住んでいますが、隣人がボストンテリアを飼っており、最近仔犬の鳴き声も聞こえるので2匹目を飼っているようです。ウォーキングへ行っている時に散歩している隣人にばったり会いましたし、嘘をついていると言われると嫌なので隣人が犬を連れてコソコソ家に入る所もバッチリムービーとボイスレコーダーに撮ってあります。本当はうちも犬を飼いたいのですがペット禁止だということで当然厳守しておりますが、壁が薄いので隣人の昼夜、真夜中問わず犬の吠える声、走り回る足音と振動、「お手!お座り!噛むな!」などの隣人達の声…こう言った事に日々悩まされ管理事務所へ申し出たのですが、また担当者が頼りない人で問い合わせてから数ヶ月経ちますがこのムービーを見に来ようともせず隣人の事を調べようともせず何も無いまま2匹目を飼われてしまいました。もちろんその隣人もペット禁止の約束で入居されてるんだと言ってました。通常これは違反で強制退去の対象だと思いますが出て行かれると収入が減るので放置してるのでしょうか?迷惑でなりません。一軒家に引っ越そうと探していますが見合う物件がなく至急の引っ越しが難しいです。皆さんでしたらこの問題どう対処されますか?皆さんの御意見下さい!

ペット禁止の賃貸アパートで、隣人が内緒で犬を飼っている。しかも2匹も! 鳴き声や足音で迷惑を被っているのに、管理会社は対応してくれない…。これは本当にお辛い状況ですね。今回は、そのような状況に陥った場合の具体的な対処法を、犬との暮らしをサポートする賃貸アドバイザーの視点から徹底的に解説します。

結論:証拠を揃え、毅然とした態度で管理会社に再交渉を!

まず、結論から申し上げます。
1. 証拠の再確認と整理: 既に収集済みの動画や音声データに加え、具体的な日付や時間、頻度などを記録し、客観的な証拠として整理しましょう。
2. 内容証明郵便の送付: 管理会社に対し、これまでの経緯と改善要求を記載した内容証明郵便を送付し、対応を促します。
3. 第三者機関への相談: 管理会社が対応しない場合は、弁護士や消費者センターなど、第三者機関への相談を検討しましょう。
4. 法的措置の検討: 最終手段として、法的措置も視野に入れる必要があります。

なぜ管理会社は動いてくれないのか?

管理会社が動いてくれない理由はいくつか考えられます。
証拠不十分: 口頭での訴えだけでは、証拠として認められない場合があります。
担当者の怠慢: 担当者が問題を先送りしている可能性があります。
強制退去の難しさ: 強制退去には法的な手続きが必要で、時間と費用がかかります。
他の入居者への影響: 他の入居者からの苦情がない場合、問題が深刻化していないと判断されることがあります。

今すぐできる!具体的な5つの対処ステップ

ステップ1:証拠の再確認と整理

お隣の犬の鳴き声や足音、飼い主の声などを録音・録画したデータは、非常に重要な証拠となります。しかし、それらのデータだけでは、管理会社を動かすには不十分な場合があります。

そこで、以下の情報を追加で記録し、証拠としての精度を高めましょう。
記録日時: いつ、何時頃に録音・録画したのかを記録します。
頻度: 1日に何回くらい、どのくらいの時間、鳴き声や足音が聞こえるのかを記録します。
具体的な状況: 鳴き声の種類(吠える、キャンキャン鳴くなど)、足音の種類(走り回る、飛び跳ねるなど)、飼い主の声の内容(叱る、遊ぶなど)を具体的に記録します。
騒音レベル: 可能であれば、騒音計アプリなどを利用して、騒音レベルを測定し、記録します。

これらの情報を整理することで、騒音問題の深刻さを具体的に伝えることができ、管理会社も対応せざるを得なくなる可能性が高まります。

ステップ2:内容証明郵便を送付する

内容証明郵便とは、「いつ、誰が、誰に、どのような内容の手紙を送ったのか」を証明する郵便です。
内容証明郵便を送ることで、管理会社に対して「問題解決に向けて本気である」という強いメッセージを送ることができます。

内容証明郵便には、以下の内容を記載しましょう。
自身の情報: 氏名、住所、電話番号
管理会社の情報: 会社名、住所、担当者名(わかる範囲で)
件名: 「ペット飼育に関する苦情と改善要求について」など
本文:
ペット禁止の契約であるにも関わらず、隣人が犬を飼育している事実
犬の鳴き声や足音による騒音被害の状況(具体的な日時、頻度、状況などを記載)
これまでの管理会社への申し入れ状況と、その対応への不満
改善要求(ペットの飼育をやめさせる、または退去させるなど)
回答期限(1週間~10日程度)
期限内に回答がない場合、法的措置も検討する旨

内容証明郵便は、郵便局で手続きを行う必要があります。書き方や手続き方法がわからない場合は、郵便局の窓口で相談するか、弁護士などの専門家に依頼することをおすすめします。

ステップ3:第三者機関へ相談する

内容証明郵便を送っても管理会社が対応してくれない場合は、第三者機関への相談を検討しましょう。

相談できる主な機関としては、以下のものがあります。
弁護士: 法的なアドバイスや交渉、訴訟などを依頼することができます。
消費者センター: 消費者問題に関する相談を受け付けており、専門的なアドバイスや情報提供を受けることができます。
国民生活センター: 消費者問題に関する情報提供や相談、紛争解決のサポートを行っています。
不動産相談窓口: 不動産に関する相談を受け付けており、専門的なアドバイスや情報提供を受けることができます。

これらの機関に相談することで、問題解決に向けた具体的なアドバイスやサポートを受けることができます。

ステップ4:法的措置を検討する

第三者機関に相談しても問題が解決しない場合は、最終手段として法的措置を検討する必要があります。

法的措置としては、以下のようなものが考えられます。
民事訴訟: 騒音被害による損害賠償請求や、ペット飼育の差し止め請求などを行うことができます。
調停: 裁判所を介して、管理会社や隣人と話し合い、和解を目指します。

法的措置は、時間や費用がかかるだけでなく、精神的な負担も大きいため、慎重に検討する必要があります。弁護士に相談し、法的措置のメリット・デメリットを十分に理解した上で、判断するようにしましょう。

ステップ5:引っ越しも視野に入れる

様々な対策を講じても騒音問題が解決しない場合は、引っ越しも視野に入れることをおすすめします。

騒音問題は、精神的なストレスを大きくし、日常生活に支障をきたす可能性があります。無理に我慢し続けることは、心身の健康を害する恐れもあります。

引っ越し費用や手続きは大変ですが、快適な生活を取り戻すためには、必要な決断かもしれません。

一軒家への引っ越しを検討する際の注意点

質問者様は、一軒家への引っ越しも検討されているとのことですが、一軒家にも注意点があります。
防音性: 一軒家だからといって、必ずしも防音性が高いとは限りません。物件を選ぶ際には、壁の厚さや窓の材質などを確認し、防音対策が施されているかを確認しましょう。
周辺環境: 周辺に騒音源(交通量の多い道路、工場、学校など)がないかを確認しましょう。
犬の飼育環境: 犬が快適に過ごせるように、庭の広さや日当たり、近隣の公園などを確認しましょう。
費用: 一軒家は、賃貸アパートよりも家賃や初期費用が高くなる傾向があります。予算をしっかりと立て、無理のない範囲で物件を選びましょう。

ケーススタディ:Aさんの場合

Aさんは、ペット可の賃貸マンションに住んでいましたが、隣人が大型犬を複数飼育しており、鳴き声や足音に悩まされていました。管理会社に何度も苦情を申し立てましたが、改善されませんでした。

そこでAさんは、弁護士に相談し、内容証明郵便を送付しました。
しかし、管理会社は相変わらず対応してくれませんでした。

Aさんは、最終的に民事訴訟を起こすことを決意しました。
裁判の結果、Aさんは騒音被害による損害賠償を勝ち取り、隣人は犬の飼育を制限されることになりました。

Aさんのケースは、法的措置が有効な手段であることを示しています。
しかし、法的措置は時間と費用がかかるため、慎重に検討する必要があります。

まとめ

ペット禁止の賃貸アパートで隣人が犬を飼育している場合、まずは証拠を揃え、毅然とした態度で管理会社に再交渉することが重要です。管理会社が対応しない場合は、第三者機関への相談や法的措置も検討しましょう。
また、騒音問題が解決しない場合は、引っ越しも視野に入れることをおすすめします。

今回の情報が、質問者様のお役に立てれば幸いです。
一日も早く、平穏な生活を取り戻せるよう、心から応援しています。

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