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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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ペット禁止の賃貸に犬を一時的に連れ込むのは絶対にNG?緊急時の対応策を解説

#犬との暮らし
 
私は一人暮らしをしています。実家には小型犬を1匹飼っていて、母が一人で面倒を見てくれています。だから安心していたのですが、急に母が手術で5日間入院しないといけなくなりました。犬を他に預ける場所もなく、動物病院に預けるのもお金がかかるし、13歳の老犬なので慣れない環境におきたくありません。犬嫌いなので、ストレスがかなりたまると思います。なので仕方ないので、ペット禁止の私の家に5日間連れてこようと思っています。昼間は仕事があり、帰るのは7時くらいになりますがすぐに帰ろうと考えています。このような事情でもやはりしてはいけないことでしょうか?トイレはちゃんとでき、マーキングは絶対しない子です。なので汚れは大丈夫です。いけないとわかっていますが、このような理由で何日か一緒に生活されたかたの意見も聞きたいです。

結論:ペット禁止の賃貸で犬を内緒で飼うのは絶対にやめましょう

ペット禁止の賃貸物件で犬を一時的にでも飼うことは、契約違反にあたる可能性が非常に高いです。今回のケースのように、ご家族の緊急入院という事情は理解できますが、だからといって契約を無視することは許されません。もし発覚した場合、契約解除や損害賠償を請求されるリスクがあります。
今回は、同様の状況に陥った場合の対応策と、ペットと暮らせる賃貸物件探しの重要性について解説します。

ケーススタディ:もしペット禁止の賃貸で犬を飼ってしまったら?

Aさんの体験談をご紹介します。Aさんは一人暮らしで、実家で飼っていた愛犬のBが病気になり、看病のために一時的に自分のアパートに連れてきました。Aさんのアパートはペット禁止でしたが、「数日だけなら大丈夫だろう」と安易に考えてしまったのです。

しかし、数日後、隣の住人から「犬の鳴き声がする」という苦情が管理会社に入りました。管理会社の担当者がAさんの部屋を訪ねてきた際、Bがいることが発覚。Aさんは管理会社から厳重注意を受け、Bをすぐに実家に戻すように言われました。

Aさんは今回の件で、管理会社や他の住人との信頼関係を損ねてしまいました。また、契約違反による違約金が発生する可能性もあり、精神的にも経済的にも大きな負担を抱えることになりました。

Aさんの事例から学ぶ教訓

ペット禁止の物件での無断飼育は、絶対に避けるべき
一時的なつもりでも、必ず管理会社に相談する
ペット可物件への引っ越しを検討する

緊急時の対応策:ペットを預けるための選択肢

どうしても犬を預ける場所がない場合、以下の方法を検討してみましょう。

1. 動物病院の一時預かり
かかりつけの動物病院に相談してみましょう。入院中のペットの預かりサービスを提供している場合があります。獣医さんのいる環境なので、老犬でも安心して預けられます。費用はかかりますが、ペットの健康状態を考慮すると安心です。
2. ペットシッター
自宅に来てペットの世話をしてくれるペットシッターサービスを利用するのも一つの方法です。ペットシッターは、散歩や食事の世話だけでなく、遊び相手にもなってくれるので、ペットも寂しい思いをせずに済みます。ただし、信頼できるシッターを選ぶために、事前に面談を行うことをおすすめします。
3. 知人や友人に相談
ペットを飼っている友人や知人に、一時的に預かってもらえないか相談してみましょう。もし預かってもらえる場合は、ペットの性格や особенности、注意点などを詳しく伝えて、お互いに安心して預けられるようにしましょう。
4. 地域の愛護団体
地域の動物愛護団体に相談してみるのも一つの手段です。一時預かりのボランティアを紹介してくれる場合があります。ただし、ボランティアの方の自宅環境や経験などを確認し、ペットにとって安全な場所かどうかを見極める必要があります。
5. 民間のペットホテル
犬のホテル代を捻出できないとのことですが、選択肢の一つとして検討してみましょう。最近では、比較的リーズナブルな料金で利用できるペットホテルも増えています。事前に施設の環境やサービス内容を確認し、ペットが快適に過ごせる場所を選びましょう。老犬の場合、介護経験のあるスタッフがいるかどうかも確認しておくと安心です。

ペット可賃貸のメリット・デメリット

ペットとの暮らしを考えるなら、ペット可の賃貸物件への引っ越しがおすすめです。しかし、ペット可物件にもメリット・デメリットがあります。

メリット

堂々とペットと暮らせる
ペット禁止の物件で隠れて飼うストレスから解放されます。
ペットのための設備が充実
ペット専用の足洗い場やドッグランなどが併設されている物件もあります。
同じペット好きの住人との交流
ペットを通じて、新しいコミュニティが生まれることもあります。

デメリット

家賃が高め
ペット可物件は、一般的な賃貸物件に比べて家賃が高めに設定されていることが多いです。
物件数が少ない
ペット可の物件は、まだまだ数が少ないのが現状です。
鳴き声や臭いへの配慮が必要
ペット可物件でも、近隣住民への配慮は欠かせません。

ペット可賃貸を選ぶ際のチェックリスト

ペット可の賃貸物件を選ぶ際には、以下の点をチェックしましょう。
ペットの種類や大きさの制限
飼育できるペットの種類や大きさに制限がないか確認しましょう。
ペット飼育に関する規約
ペットの飼育に関する規約をよく読み、遵守できるか確認しましょう。
周辺環境
散歩コースや動物病院など、ペットにとって快適な環境が整っているか確認しましょう。
物件の設備
ペット専用の設備(足洗い場、ドッグランなど)があるか確認しましょう。
防音対策
犬の鳴き声が近隣に迷惑をかけないよう、防音対策が施されているか確認しましょう。

ペットとの共生:トラブルを避けるために

ペットと賃貸で暮らす上で、トラブルを避けるためには、以下の点に注意しましょう。
鳴き声対策
無駄吠えをさせないように、日頃からしつけを行いましょう。
臭い対策
こまめな掃除や換気を行い、臭いの発生を防ぎましょう。
抜け毛対策
定期的なブラッシングを行い、抜け毛の飛散を防ぎましょう。
共用部分の清潔
共用部分でペットを散歩させる際は、排泄物の処理を徹底しましょう。
近隣住民への配慮
ペットを飼っていることを事前に伝え、理解を得るように努めましょう。

まとめ:ペットとの幸せな暮らしのために

今回は、ペット禁止の賃貸物件で犬を一時的に飼うことの危険性と、緊急時の対応策、ペット可賃貸の選び方について解説しました。ペットとの暮らしは、喜びと癒しを与えてくれますが、同時に責任も伴います。ルールを守り、周囲への配慮を忘れずに、ペットとの幸せな暮らしを実現しましょう。

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