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ペット禁止の賃貸で隣人が犬を飼育!アレルギー持ちの家族がいる場合の対処法

#ペットトラブル
 
1ヶ月前、ペット禁止の賃貸へ引っ越しましたが、お隣さんが犬を飼っていました。ダックスフンドでした。階段や廊下の壁へペット禁止の住宅です!と貼られているのに平気で散歩しています。日中吠えたり等全く聞こえず、静かです。我が家は喘息+犬、猫アレルギーの旦那と触らなくても発疹が出るほどの犬アレルギーの息子と1歳の子がいます。1歳の子はまだわかりませんが、アレルギーの多い家族なので恐らくアレルギーがある…と思っています。旦那は目が痒くなり、赤く腫れ涙も鼻水も止まらなくなる感じで、息子に至っては触らなくてもなので危ないと思います。今のところ被害はないのですが、早めに管理会社へ連絡すべきか悩んでいます。ハイツでしかも私達とお隣以外には1世帯入居されている方以外おらず最近越してきた家が連絡した事が確実にバレるからです。上記の場合、どのように対処すれば良いでしょうか…

ペット禁止の賃貸物件で、お隣さんがダックスフンドを飼っているという状況、そしてご家族にアレルギー持ちの方がいらっしゃるとなると、大変ご心配ですよね。特に小さなお子様がいらっしゃる場合は、アレルギーの影響が気がかりです。今回は、そのような状況でどのように対処すべきか、具体的なステップと注意点をご紹介します。

結論:まずは管理会社への相談を検討し、慎重な対応を

結論から申し上げますと、まずは管理会社に相談することを検討しましょう。ただし、相談する際には、ご自身の情報が漏れないように配慮し、慎重な対応を心がけることが重要です。

なぜ管理会社への相談が必要なのか?

ペット禁止の物件でペットを飼育することは、契約違反にあたります。放置しておくと、他の入居者にも不公平感が生じ、物件全体のルールが守られなくなる可能性があります。また、アレルギーをお持ちのご家族がいる場合、健康被害のリスクも無視できません。

ケーススタディ:アレルギー持ち家族とペット共存の難しさ

Aさんのご家族は、まさに相談者様と同じような状況に直面しました。Aさんの息子さんは重度の犬アレルギーを持っており、ペット禁止のマンションに引っ越したにもかかわらず、隣の住人が内緒で犬を飼っていたのです。

最初は犬の存在に気づかなかったAさんでしたが、ある日、息子さんが原因不明の発疹に悩まされるようになりました。病院で検査を受けた結果、犬アレルギーが悪化していることが判明。Aさんは、管理会社に相談することを決意しました。

管理会社は、Aさんの訴えを受け、隣人にペットの飼育をやめるよう注意しました。しかし、隣人はなかなか聞き入れず、最終的には法的措置も検討される事態に発展。Aさんは、弁護士に相談し、内容証明を送付するなど、粘り強く交渉を続けました。

最終的に、隣人は犬を手放すことになり、Aさんの息子さんのアレルギー症状も改善に向かいました。Aさんのケースは、ペット禁止のルールを守ることの重要性と、アレルギーを持つ家族の苦悩を浮き彫りにしています。

管理会社への相談前に確認すべきこと

1. 契約書の確認:
まずは賃貸契約書を確認し、ペット飼育に関する条項がどのように記載されているかを把握しましょう。禁止事項が明記されている場合、管理会社への相談がスムーズに進むはずです。

2. 証拠の収集:
可能であれば、犬の存在を示す証拠を集めておきましょう。例えば、犬の鳴き声が聞こえる時間帯や、廊下で犬を見かけた日時などを記録しておくと、管理会社への説明がしやすくなります。ただし、証拠収集に際しては、プライバシー侵害にならないように注意が必要です。

3. 相談方法の検討:
管理会社への相談方法としては、電話、メール、直接訪問などが考えられます。匿名での相談が可能かどうか、事前に確認しておくと良いでしょう。

管理会社への相談時に伝えるべきこと

1. ペット飼育の事実:
隣人がペット(ダックスフンド)を飼育している事実を具体的に伝えましょう。犬種や、見かけた場所(階段、廊下など)を伝えることで、状況がより明確になります。

2. アレルギー症状:
ご家族(特にご主人とお子様)がアレルギーを持っていることを伝え、具体的な症状(目の痒み、発疹など)を説明しましょう。アレルギーが日常生活に与える影響を伝えることで、管理会社も真剣に対応してくれるはずです。

3. 匿名性の希望:
連絡したことが隣人に知られないようにしたい旨を、明確に伝えましょう。管理会社がどのように対応してくれるか、事前に確認しておくことが重要です。

管理会社が対応してくれない場合の対処法

管理会社に相談しても、十分な対応が得られない場合は、以下の方法を検討しましょう。

1. 内容証明郵便の送付:
管理会社に対して、改善を求める内容証明郵便を送付することで、あなたの意思を明確に伝えることができます。内容証明郵便は、法的な証拠としても有効です。

2. 弁護士への相談:
弁護士に相談し、法的なアドバイスを受けることも有効です。弁護士は、あなたの状況に合わせた最適な解決策を提案してくれます。

3. 消費者センターへの相談:
消費者センターに相談することで、専門的なアドバイスを受けることができます。消費者センターは、消費者問題に関する相談窓口として、あなたの権利を守ってくれます。

アレルギー対策:日常生活でできること

管理会社の対応と並行して、ご自身でできるアレルギー対策も行いましょう。

1. 室内清掃の徹底:
室内をこまめに清掃し、アレルゲンとなる物質を取り除きましょう。特に、カーペットやカーテンはアレルゲンが溜まりやすいので、定期的に洗濯することをおすすめします。

2. 空気清浄機の導入:
空気清浄機を導入し、室内の空気を清潔に保ちましょう。HEPAフィルター付きの空気清浄機は、アレルゲンの除去に効果的です。

3. アレルギー対応寝具の使用:
アレルギー対応の寝具を使用することで、睡眠中のアレルゲン exposureを減らすことができます。

4. 医療機関への相談:
アレルギー症状が改善しない場合は、医療機関に相談し、適切な治療を受けましょう。

犬との共存:理解と配慮

今回の問題は、ペットを飼育する人と、アレルギーを持つ人が、互いに理解し、配慮することで解決できる可能性があります。ペットを飼育する人は、ペットが他人に迷惑をかけないように注意し、アレルギーを持つ人は、アレルギー対策を徹底することで、より快適な生活を送ることができるはずです。

まとめ:冷静な対応で、より良い解決を

ペット禁止の賃貸物件で、隣人が犬を飼育しているという状況は、決して珍しいことではありません。しかし、アレルギーを持つご家族がいる場合は、早めの対処が必要です。まずは管理会社に相談し、状況を伝え、適切な対応を求めましょう。

その際、ご自身の情報が漏れないように配慮し、冷静な対応を心がけることが重要です。また、管理会社の対応と並行して、ご自身でできるアレルギー対策も行いましょう。今回の記事が、あなたの悩みを解決する一助となれば幸いです。

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