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ペット禁止の賃貸で亀を飼育…バレたら即退去?【犬と暮らす賃貸アドバイザー解説】

#犬との暮らし
 
ペット禁止の賃貸アパートに住んでいます。以前住んでいた仲介業者の管理物件では亀の飼育が許可されていましたが、現在の物件は仲介業者の案内で引っ越したものの、契約書にはペット禁止の記載がありました。仲介業者からは「亀は大丈夫だと思うが、魚は水槽の重さで床が浸水する可能性があるから管理会社による」と言われています。

現在、子亀を飼育しており、子供が生まれたため、将来的に亀の存在が発覚するのではないかと心配です。契約違反であることは承知していますが、昔から飼っている亀を手放したくありません。もしバレてしまった場合、即退去となるのでしょうか?

幼稚園に入園する頃には引っ越しや管理会社の分譲住宅への住み替えも検討していますが、ファミリー向けの賃貸であるため、鳴かない動物を通報するような人はいないと考えています。以前の仲介業者も「鳴かない、走り回らない動物は問題ない」と言っていました。

魚などの飼育も禁止されているため、亀も即退去の対象となるのでしょうか? 現在は内緒で飼育しています。

結論:契約内容と管理会社の判断が重要。発覚時のリスクと対策を解説

ペット禁止の賃貸物件で内緒で亀を飼育している場合、発覚すれば契約違反となる可能性が高いです。しかし、即退去となるかどうかは、契約内容や管理会社の判断によって異なります。

この記事では、ペット禁止物件で亀を飼育するリスクと、発覚した場合の対応策、そして今後の対策について、犬と暮らす賃貸アドバイザーの視点から詳しく解説します。

ケーススタディ:もし亀の飼育がバレてしまったら?

Aさんの事例:Aさんは、ペット禁止の賃貸マンションで長年、内緒で小型の熱帯魚を飼育していました。ある日、水槽の掃除中に誤って水を溢れさせてしまい、階下の住人に漏水被害を与えてしまいました。管理会社が調査に入った結果、熱帯魚の飼育が発覚し、Aさんは契約違反を指摘されました。

Aさんの場合、幸いにも管理会社との話し合いで、熱帯魚を手放すことを条件に退去は免れましたが、始末書を提出し、厳重注意を受けることとなりました。

この事例からわかるように、ペット禁止物件での隠れての飼育は、発覚した場合に大きなトラブルに発展する可能性があります。特に、水漏れや騒音など、他の住人に迷惑をかける行為は、契約解除につながる可能性が高くなります。

契約内容の確認:ペット禁止の範囲をチェック

まずは、賃貸契約書を再度確認し、ペット禁止の範囲がどこまで及んでいるのかを確認しましょう。
ペットの種類:契約書に「犬、猫などの哺乳類」と具体的に記載されている場合もあれば、「愛玩動物」や「動物全般」と抽象的に記載されている場合もあります。
禁止行為:飼育だけでなく、一時的な預かりや持ち込みも禁止されている場合があります。
違反時の措置:契約解除や違約金の支払いなど、違反した場合の措置が明記されているはずです。

契約書の内容によっては、亀の飼育が明確に禁止されている場合もあれば、解釈の余地がある場合もあります。

管理会社への相談:正直に状況を説明する

契約書を確認した上で、管理会社に正直に状況を説明し、相談してみるのも一つの方法です。
事情の説明:以前の物件で亀の飼育が許可されていたこと、子供が生まれたことなどを丁寧に説明しましょう。
誠意を示す:亀が鳴かない、臭いがないなど、他の住人に迷惑をかける可能性が低いことをアピールしましょう。
代替案の提示:万が一、飼育が認められない場合は、里親を探すなど、代替案を提示することも検討しましょう。

管理会社によっては、事情を考慮して、飼育を黙認してくれる場合や、条件付きで許可してくれる場合があります。ただし、許可を得られたとしても、必ず書面で合意を得ておくようにしましょう。

発覚した場合の対応:冷静に状況を判断する

万が一、亀の飼育が発覚してしまった場合は、冷静に状況を判断し、適切な対応を取りましょう。

1. 事実の確認:管理会社から指摘された内容をよく確認し、事実関係を把握しましょう。
2. 謝罪と反省:契約違反を認め、管理会社に謝罪しましょう。
3. 改善策の提示:今後、同様のことがないように、改善策を提示しましょう。(例:亀を手放す、適切な飼育環境を整えるなど)
4. 交渉:退去を求められた場合は、事情を説明し、退去以外の解決策を交渉してみましょう。(例:違約金を支払う、家賃を増額するなど)

今後の対策:ペット可物件への引っ越しを検討する

今回の件を教訓に、今後、ペット可物件への引っ越しを検討することも視野に入れましょう。
ペット可物件の探し方:不動産サイトやアプリで「ペット可」の条件で検索するだけでなく、犬種や飼育条件などを細かく指定して検索できるサイトもあります。
物件選びの注意点:ペットの種類や数、大きさなどが制限されている場合があるので、事前に確認しましょう。また、ペット専用の設備やサービスがあるかどうかも確認しましょう。(例:ペット足洗い場、ドッグランなど)
引っ越し費用の準備:ペット可物件は、敷金や礼金が高めに設定されている場合があるので、事前に費用を準備しておきましょう。

専門家の視点:弁護士に相談することも検討

もし、管理会社との交渉が難航する場合は、弁護士に相談することも検討しましょう。弁護士は、法律の専門家として、あなたの権利を守り、適切なアドバイスをしてくれます。
相談内容:契約解除の有効性、違約金の金額、退去期限など、法律的な問題について相談しましょう。
費用:相談料や弁護士費用は、事務所によって異なりますので、事前に確認しましょう。

まとめ:ペットとの暮らしはルールを守って

ペットとの暮らしは、私たちに癒しと喜びを与えてくれます。しかし、賃貸物件でペットを飼育する場合は、契約内容を遵守し、他の住人に迷惑をかけないように注意する必要があります。

今回のケースでは、契約違反の状態での飼育は、発覚した場合に大きなリスクを伴います。まずは、管理会社に相談し、今後の対応を検討することをおすすめします。

そして、将来的にペットとの暮らしを安心して楽しむために、ペット可物件への引っ越しを検討することも視野に入れましょう。

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