DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか？出版にかかる費用は０円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。
アパートの契約を検討中とのこと、楽しみですね！でも、ちょっと気になるのが「ペットについて何も書かれていないアパートは犬と暮らせるのか？」という点。今回は、そんな疑問を解決するために、アパートの契約前に確認すべきポイントを徹底解説します。
結論から言うと、ペットに関する記載がないからといって、必ずしもペット可とは限りません！ むしろ、何も記載がない場合は、原則ペット不可と考えて慎重に対応する必要があります。
なぜなら、賃貸契約は貸主と借主の合意に基づいて成立するもの。ペット可であれば、契約書や重要事項説明書にその旨が明記されるのが一般的です。記載がないということは、貸主がペットを飼育することを想定していない可能性が高いのです。
ここでは、愛犬との快適な暮らしを実現するために、以下の３つのケースを想定して、具体的な対策と注意点を見ていきましょう。
ケース１：契約書にペットに関する記載が一切ない場合
ケース２：契約書に「ペット禁止」の記載がある場合
ケース３：契約書に「ペット可」の記載がある場合
まず、管理会社や大家さんに直接確認することが最優先です！ 口頭だけでなく、確認した内容を書面で残してもらうようにしましょう。「ペット飼育に関する覚書」のような書類を作成してもらうのが理想的です。
確認する際には、以下の点を具体的に伝えましょう。
飼育したい犬種、サイズ、性格
犬の鳴き声や臭い対策
万が一、部屋を汚したり傷つけたりした場合の対応
これらの情報を伝えることで、管理会社や大家さんも具体的なイメージを持ちやすくなり、交渉がスムーズに進む可能性があります。
【交渉のポイント】
犬を飼うことのメリットをアピールする：
犬を飼うことで、防犯効果が期待できる
犬を飼うことで、近隣住民とのコミュニケーションが生まれる
犬を飼うことで、空室対策になる
具体的な対策を提示する：
防音対策として、防音マットやカーペットを敷く
消臭対策として、空気清浄機や消臭剤を使用する
定期的なしつけ教室への参加
ペット保険への加入を検討する：
万が一、犬が他人を傷つけてしまった場合の賠償責任に備える
犬の病気やケガの治療費をカバーする
【注意点】
無断でペットを飼育した場合、契約違反となる可能性があります。 最悪の場合、強制退去や損害賠償を請求されることもありますので、絶対にやめましょう。
ペット可の許可を得られた場合でも、契約書に「ペット飼育に関する特約」を追加してもらうようにしましょう。 特約には、ペットの種類、サイズ、頭数、飼育に関するルールなどが記載されます。
この場合は、原則としてペットを飼うことはできません。 しかし、諦める前に、管理会社や大家さんに相談してみる価値はあります。
【交渉のポイント】
小型犬であれば許可される可能性がある：
小型犬は、大型犬に比べて鳴き声が小さく、運動量も少ないため、近隣住民への迷惑をかけにくいと考えられます。
犬種によっては、特別に許可される可能性がある：
しつけがしやすい犬種や、吠えにくい犬種であれば、許可される可能性があります。
ペット共生型賃貸物件への引越しを検討する：
ペット可の物件を探すよりも、ペット共生型賃貸物件の方が、犬との暮らしを快適に送れる可能性が高いです。
【注意点】
ペット禁止の物件で無断でペットを飼育した場合、契約違反となるだけでなく、近隣住民とのトラブルの原因にもなります。
交渉がうまくいかなかった場合は、ペットを飼うことを諦めるか、ペット可の物件を探すことを検討しましょう。
この場合は、原則としてペットを飼うことができます。 しかし、油断は禁物です！ 契約書や重要事項説明書に記載されているペットに関するルールをしっかりと確認しましょう。
【確認すべきポイント】
飼育可能なペットの種類、サイズ、頭数
ペット飼育に関する追加の費用（敷金、礼金、家賃など）
ペット飼育に関するルール（共用部分の利用、鳴き声、臭い対策など）
退去時の原状回復に関する特約
【注意点】
ペット可の物件でも、近隣住民への配慮は欠かせません。 鳴き声や臭い対策を徹底し、共用部分を清潔に保つように心がけましょう。
ペットが原因でトラブルが発生した場合、契約解除や損害賠償を請求される可能性があります。
上記以外にも、犬との暮らしを始める前に確認しておきたい重要なポイントがあります。
1. 物件の周辺環境：
近くに動物病院やペットショップがあるか
散歩に適した公園や緑地があるか
犬同伴可能なカフェやレストランがあるか
2. 物件の設備：
ペット用の足洗い場やリードフックがあるか
滑りにくい床材が使用されているか
換気がしやすい構造になっているか
3. 近隣住民への配慮：
事前に挨拶をして、犬を飼うことを伝える
鳴き声や臭い対策を徹底する
共用部分を清潔に保つ
これらのポイントを事前に確認することで、犬との暮らしをより快適に、そして安心して送ることができます。
Aさんは、長年連れ添った愛犬のBと一緒に引っ越しを考えていました。しかし、なかなかペット可の物件が見つからず、途方に暮れていたところ、駅から徒歩10分の好立地にあるアパートを見つけました。
しかし、そのアパートはペットに関する記載が一切ない物件でした。Aさんは、諦めずに管理会社に連絡し、直接交渉することにしました。
Aさんは、Bの写真を持参し、Bがとてもおとなしく、吠えることもほとんどないことを伝えました。また、Aさんは、Bのために徹底的な臭い対策を行うこと、万が一、部屋を汚したり傷つけたりした場合は、速やかに修繕することを約束しました。
さらに、Aさんは、ペット保険に加入していること、近隣住民への挨拶を欠かさないことを伝え、Bとの生活が他の入居者に迷惑をかけることはないと強調しました。
その結果、管理会社はAさんの熱意に打たれ、Bとの同居を特別に許可してくれました。Aさんは、Bと一緒に新しい生活をスタートさせることができ、大変喜んでいます。
「ペットに関するトラブルは、賃貸契約において非常に多い問題です。契約書に記載がない場合でも、安易にペットを飼育することは避けるべきです。必ず管理会社や大家さんに確認し、書面で許可を得るようにしましょう。また、ペット可の物件でも、ペットに関するルールをしっかりと守り、近隣住民への配慮を忘れないようにしましょう。万が一、トラブルが発生した場合は、専門家（弁護士など）に相談することをおすすめします。」
今回は、ペット未記載のアパートで犬と暮らすための注意点について解説しました。
契約書にペットに関する記載がない場合は、必ず管理会社や大家さんに確認する
ペット可の許可を得られた場合でも、契約書に「ペット飼育に関する特約」を追加してもらう
ペットに関するルールをしっかりと守り、近隣住民への配慮を忘れない
これらのポイントをしっかりと守り、愛犬との幸せな賃貸生活を実現してくださいね！
